わたしのこだわりブログ(仮)

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2009年05月07日
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モッツァレッラ・チーズ(Mozzarella di Bufala)
モッツァレッラ・チーズはイタリア南西部のカンパニア州(ナポリ、ソレント、カプリのある州)が原産の水牛で作られたチーズです。

下はお店で売られて行く時の姿。
モッツァレッラ・チーズ 1

乳が凝集した状態に湯を注いで練り、お餅のような粘りがでてきたところで、引きちぎって丸く成型して作られます。くせのない、淡泊な味で、食感は時間とともに堅くなりますが、出来たては木綿豆腐にわずかに弾力があり、軽くもちっとした感じです。

通常水につかった形で売られていますが、鮮度が命なので日本への輸出はあまりできないようです。
おいしく食べるには2日くらいで、どんどん味が落ちて行きます。

水牛の乳のこのチーズは高いでいすが、牛の乳で作られた類似品は安く出回っています。
水牛で作られた物をモッツァレッラ・ディ・ブーファラ(Mossarella di Bufala) 
牛で作られた物をフィオル・ディ・ラッテ(Fior di Latte) 

 と呼ばれています。市中では店により値段はピンキリですし、グラム売りなので値段の比較は難しいですが、高級店のものは一般品より2~3倍値が違ってきます。(もちろん味も質も違いますが・・。)

下が成型されたチーズの形ですが大きさはまちまちです。今回のは600グラムと特大です。(今回のは1500円くらいですが、イタリアの所得では高いです。)
モッツァレッラ・チーズ 2

下は半分に割った断面ですが、チーズを巻いて作っている様子がわかります。
モッツァレッラ・チーズ 3
もし、半分残したりする時は、タッパに水を入れて竹の子のように保存して下さい。但し、鮮度が命ですから翌日には食べた方が良いです。切ってからだと味は落ちます。

カンパニア州では前菜の定番料理のサラダとして出されています。

インサラータ・カプレーゼ(Insalata Caprese)は、トマトをスライスしたものと「チーズを挟んでオリーブ・オイルをかけて食べる。」のが一般的です。(鮮度の良いうちはこの食べ方がベスト)
グラタンやピザにトッピングしても使われますが、鮮度が落ちてからで良いと思います。

アメリカでもモッツァレッラ・チーズはありますが、アメリカン・バッファローの乳が使われているので、全く別物です。乳によって味が左右されるので、安いのと高いのがあるようです。
写真の関係で盛りつけ例だけ載せます。
モッツァレッラ・チーズ 3
チーズの上にトマトを乗せてオリーブオイルをかけて食べるのが一般的ですが、私は好みでさらにビネガーをかけて胡椒をふってサラダ仕立て風にして食べるのが好きです。
だからハーブサラダを盛りつけてありますが、一般の店ではチーズとトマトとオリーブオイルだけです。(ピッツァ・マルゲリータをまねてバジルを添える所もあるようですが・・)

このチーズは昨日イタリアで購入して今朝日本に到着したものですが、トマトも鮮度がよく、味の良い品でないと美味しくないです。
今日は贅沢な日になりましたぺろり






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Last updated  2009年11月13日 18時53分54秒
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