わたしのこだわりブログ(仮)

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2009年07月02日
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カプリ(Capri)の街からアナカプリ(Anacapuri)の街へ

市バス

カプリ島 市バス 2
アナカプリまで15分くらいです。バスに数種の車種があり、珍しいミニバスを発見しました。
カプリ島 市バス 1 ベンツ
なんとベンツのミニバスです。ちょっと嬉しい当たりのバスですね。車に詳しくないので型は判りません。
スリー・ポインテッド・スター
メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1886年にドイツの技術者、カール・ベンツによって創設された世界最古の自動車メーカです。カプリ島で市バスに導入された理由は何でしょうね・・。

タクシー
市バス乗り場の横にタクシーの乗り場もあります。
カブリ島のタクシー
どうやら上の写真も下の写真もオープンカーです。写真上はシートの上に日除け?
タクシーのオープンカーなんて初めて見ました・・。
カプリ島のタクシー 1
またまたカワイイカラーリングですね。日除けもカワイイ、ミルキー・ブルー。
なぜ ? オープンカーなのか ? オシャレだから ?
いえいえ、ここの車は全て冷房無しなのです。だからとても車内は暑い。(hot !  hot !)
バスも当然冷房無しですからたまりません。オープンカーにしたくなる理由解ります。
でも日焼けしてしまうからちょっとね・・。


アナカプリ(Anacapuri)
カプリに続いて島、第2の街です。ソラーロ山の斜面、海抜275m付近にあります。
岩の多い大地にあって、オリーブやブドウの畑が広がっています。緑の濃い土地で、優雅な邸宅(セレブの別邸)のある避暑地の中心となっています。
アナカプリ近くの見所は サン・ミケーレ教会 サンミケーレ邸 ソラーロ山 の展望です。

初代ローマ皇帝アウグストゥスが気に入り、別荘地として島全体と対岸の土地を購入したようです。アウグストゥス帝の時代にいろいろ整備されているようですが、彼自身は利用の機会があまりなかったのではないかと思われています。
2代ローマ皇帝ティベリウスが在位中の26年からこの島で隠遁生活していた話は以前しましたが、彼はこの島に12の邸宅を建てたとも言われており、その一つがアナカプリに近い島の西側にある ダメクータ(Damecuta) です。(皇帝の館ダメクータはポンペイのベスビオ火山の噴火で灰におおわれその後放置されたとも言われています。)
青の洞窟もアナカプリから陸路のアクセスは近いです。ダメクータから近いので、ティベリウス帝の毎日のお散歩コースだったかもしれません。

フェニキア人の階段
下は、写真がないので、参考の為にパンフレットをデジ撮りしました。本当に画像悪いですが、イメージしやすいので・・。
フェニキア人の石階段 (資料)
当然ですが、海からアナカプリの街方面に続いています。当時の港は、マリーナ・グランテよりももう少し西だったようです。

下は、最初に掲載した地図ですが、島の上の中程右の赤いヒトデ? から左に続く黄色の点がSCALA FENICIA(フェニキア人の階段)です。
アナカプリの街は島の左(西)側中より少し上です。
カプリ島地図
BC1200年頃渡来したフェニキア人が造ったといわれています。断崖絶壁に道を造るのは至難だったでしょう。BC800年頃この島の住人となったギリシャ人が石段に仕上げ、アウグストゥス帝の時代に改修されてロバの通れる道になったのではないか? と言うのが最近の学説だそうです。
島に現在のような道ができたのは、1874年で、ダイナマイトで岩盤を爆破して今の道を作ったようです。それまでは、アナカプリの街はフェニキア人の石階段が唯一だったようです。元は800段の階段(今は500段程)があったそうです。
登るのは大変な事だったでしょうが、もともとフェニキア人の軍事用、海軍基地ですし、トルコの海賊に襲撃された際には逆に防衛しやすかったと思われます。


次回、ソラーロ山頂へ・・つづく。






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Last updated  2009年07月05日 00時48分21秒
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