わたしのこだわりブログ(仮)

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2009年07月12日
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たまには料理ネタでも・・・。

ケバブ(kebabu) はもともとバルカン半島の国々とその周辺(中東地域)地域で食べられているトルコが本場の料理で肉類をローストして調理する料理の総称です。
串焼きケバブは「シシケバブ」と呼ばれ、「シシ」は金串(かなぐし)、「ケバブ」は焼肉という意味だそうで、羊肉の食べ方として一般的な食べ方として存在していたようです。

ドネルケバブ  

「ドネル」は「回転」と「回転する」で間違いないようです。やはり「回転焼肉」です。

下は、ロードス島の旧市街Symis広場にあるお店で撮影したドネルケバブです。
ドネルケバブ 1
ドネルケバブは垂直の串にスライスした羊肉、鶏肉を上から刺して積みあげた肉の柱を回転させて電熱器で焼きながら焼けた外側の肉から薄く削り取るようにそぎ落として食べるお肉料理の調理と食べ方です。
この写真では電熱器(ケバブロースター)は右壁の後ろです。
以前は炭で焼かれていたといいますが、今は縦型の電熱コンロです。
ドネルケバブ 2
トルコとギリシアもとは一つ国(オスマントルコ帝国)を形成していたので、同じ食文化が根付いています。この食文化は近隣の中東にも及んでいます。もと、オスマントルコの帝国のあった地域に伝わっているのかもしれません。呼び方はそれぞれです。
中身のお肉は、現在はバラエティーがありますが、基本はイスラム教国の場合、豚肉がタブーなので、羊肉、牛肉、鶏肉が使われています。
そいで食べると言う事は、もともとお肉が硬いから薄くそいだものと思われます。元来は最初に記したように大人の羊肉が硬かったからかもしれません。
ドネルケバブ 3
おじさんがニコニコしているのはカメラを向けているからです。
そぎ落とした物は薄いパン類に挟まれて、色々なトッピングが施されて提供されます。パンも、同じギリシャやトルコでも色々なタイプがあるので、これはオーナーの好みでセレクトされているようです。「何処の国はこの形のパン」とかは今はないようです。
因みにこの店はPITA(ピタバン)があります。

トッピングもタマネギ、トマト等の野菜からドレッシングをかけてくれる店もあり、(i肉にはすでに味がついている。)味のバラエティーも豊富です。
レストランでは皿に盛られて出る場合もありますが、もともとは街のファーストフード店の、テイクアウト・メニューです。
野菜が案外たくさん入っていて、ボリュームはあり、3ユーロくらい? 500円位いで、マクドナルドの「ビッグマック」より大きいので、男性でも一つで食べ応え十分です。味もGoodです。但し、店の当たり、ハズレは、やはりあります・・・。

下は、別のお店の写真です。楽屋裏が見えました。
ドネルケバブ 4
奥のドネルカバブはまだお肉を積んでいる最中ですね。色々な端肉も混ぜているのでしよう。2本は、上から下味のソースのようなものをかけられています。全体に塗るのではなく、下にしたたり落ちるのを待つ方式なのでしようか?
合理的、かつ経済的な方法です。

最近は日本にも多いそうです。でも日本で販売されているほとんどが鶏肉か牛肉を使用
したもののようです。
「ギリシア料理ではギロと呼ばれる。」とありましたが、聞いた事がない(気にしていない)のでわかりません。








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Last updated  2021年02月22日 15時56分19秒
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