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サントリーニ島(Santorini)の正教会
下は、望遠で撮影。後ろに見えるのはブドウ畑?
入口は、左から4つめのアーチの下にあります。
何てオシャレな赤い花器、何て素敵な場所に置くのでしょう。
なぜアーケードがこんなに長いのか? と思いましたが、よくよく見るとこの教会は 円蓋式バシリカまたは小型ドーム・バシリカ
と呼ばれる典型的な 東方正教会スタイル
を取り入れた教会のようです。(円蓋のある聖堂の建物自体は、ギリシャ十字になっているようです。)
バシリカはギリシア語で「王の列柱廊」を意味するバシリケーに由来しているそうです
。
小さいながらも身廊部分が ギリシア十字平面に近クロス・ドーム・バシリカ
となっている。
カトリックと違って正教会は、聖所の中が見えないようなフェンスがあります。 至聖所(しせいじょ)と呼ばれ、最も神聖な場所
としてのコーナーです。
正教会では聖書の記述に沿って、聖堂内部に神品とその補助者だけ(男性のみ)が入ることを許される場所が作られ聖体機密が守られているようです。
正教会のミサはどう行われるのか解りません。そもそもギリシャ語、ロシア語圏で聖体礼儀をミサと呼ぶ事は無いそうで、カトリックのミサとは別物なのだそうです。
下中央の壁? (聖障 イコノスタシス)の向こうが、至聖所(しせいじょ)。
身廊天井からつり下げられたシャンデリアの上はキリストの絵が描かれて輝いています。
下は、「双頭のワシ」の紋章。正教会の証。
東ローマ帝国の「双頭のワシ」を受け継ぐ、 コンスタンティノポリス総主教庁の紋章
なのだそうです。
下が本家コンスタンティノポリス総主教庁の紋章。
正教会については、次回紹介。
サントリーニ島もまだイアの街や考古学博物館や、遺跡(まだ調査発掘中で公開されていないようです。)等もありますが、5時間程の滞在なので他は行っていません。
クルーズに行くなら暑くても夏がいいですね。写真がはえます。
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