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ネーデルランドで見つけた珍しい物です。
何で渋滞してるの? こんな所で・・。
A
ゲゲッ・・・?????
B
道路が垂直だー。
これはオランダの郊外で遭遇した道路です。道路は向側も同じようになっています。
残念ながらここの写真はこれで終わりですが、ベルギーのブルージュで同じような物を見つけたので理由がわかると思います。
下はベルギーのブルージュ郊外で撮影。オランダの物よりかなり小さめですが・・。
C
下は運河でした。
D
船が通行する時のみ道路? でなく橋桁が開閉(上がる)ようになっている可動橋です。
可動橋にはタイプがいろいろあるようで、このタイプは跳開橋(ちょうかいきょう)と呼ばれる物だそうです。
通路は狭く見えますが、車を積んでいるので、そこそこ船も大きいのです。橋の長さも結構あるのでは?
E
一応管理棟で監視して開閉を行っているようです。意外に時間はかからず、普通に道路の信号待ち程度です。橋の開閉時間に時間がかからなくなったからなのでしょう。
日本にもこうした橋は存在するようですが、一生お目にかかる事もないような稀少な橋です。(近所にある人は別だけど・・。)
オランダもブルージュも運河だらけなので、橋の下をたいていの船はこぐって行きます。だから船の高さも割と低めにできています。
海抜が低く水運の盛んなオランダには、多くの可動橋が存在すると言われていますが、
案外見つからないものです。
それにしても太鼓橋のように橋桁を上げて川を渡せばいちいち開閉の必要はないと思うのですが・・。こちらの方がコストが安いのかな? 何にせよ、こちらでは昔からあったようですね。(ゴッホの跳ね橋が有名です。)
道路側の交通が遮断されることや、可動部の保守点検などのマイナス点に加え、架橋技術の進歩で、やはり新規の架橋はもうあまり無いようです。
Bのパターンはロンドンのタワーブリッジと同じ両方開く跳開橋(ちょうかいきょう)です。
他に、ニューオリンズのように橋桁が水平方向に回転する旋回橋(せんかいきょう)や、
橋桁がそのまま上昇する橋昇開橋(しょうかいきょう)、引込橋(ひきこみはし)、運搬橋(うんぱんきょう)等があるようです。
また、変わり種として、橋桁を水面下に沈めることで船の通行を可能とする降開橋(こうかいきょう)とか言うタイプもあるようです。
橋も案外奥が深いのですね。
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