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Duty Free Shop(船の免税品店)
所で、フィンランド(ヘルシンキ)とスウェーデン(ストックホルム)を結び、バルト海を運行する豪華客船タリンク・シリヤライン(Talink Silja Line)とヴァイキングライン(Viking Line)はフィンランド自治領のオーランド島を経由しています。(他の船も寄港)
しかし、停泊はするのですが、接岸する事はなく、乗客やクルーが船を乗り降りする事はありません。(昔は寄らずにスルーしていた。)
Why ?
それは 両国のEUの加盟から始まりました。
EU加盟国内同士では、「免税制度」の適用が無くなります。
今まで免税によって安く購入していた免税商品が無税で買えなくなったのです。
いわゆる消費税(付加価値税)を払わずに購入できたお酒、タパコ、香水等の免税品が国内と同じ税金をとられるのですから、(国で買っても一緒)、船での売れ行きも落ちるし、乗客としてもガッカリな事態になったのです。
そこで編み出されたのが、 「
EU加盟以外の国を通過すれば「免税制度」が適用できる。」と言う裏技です。
フィンランド自治区(EU外)をちょこっと立ち寄れば、第3国を介した事になり、、「免税制度」が復活できたのです。
かくして、ほとんどの船が特別の用は無いけれど、その為だけに30分程寄港して行く立ち寄り所となっています。
もちろん生活している人もいるので、連絡船もありますが・・。
オーランド諸島(Aland Landskapet)
バルト海、ボスニア湾の入り口に点在するオーランド諸島。その中の最大の島がオーランド島。フィンランドの自治領の島々で、住民のほとんどはスウェーデン系で、公用語はスウェーデン語。
かつてスウェーデン領(地理的にはスウェーデンに近い)19世紀初頭にフィンランドがロシアに侵略されたおりに共にロシア領域に入り、フィンランド独立と共にオーランドはフィンランドの特別な自治権を持つ領土に・・。(1922年)
当時、住人はスウェーデンへの帰属を願ったが・・・。現在フィンランド政府によって、スウェーデンへの復帰を認めらたにもかかわらず今度は住人が反対。
フィンランドのもとでは大幅な住民自治を認められ、海洋地域であるオーランドにとって非常に自由が効くから現状維持の方が得策らしい。
タリンク・シリヤライン(Talink Silja Line) 2008年運行スケジュールより
だいたい夕刻にヘルシンキを出港して、明け方オーランド諸島に入り、30分程寄港してからストックホルムに到着します。(逆コースの場合はマリエハムン到着は23:55 )
美しい怪しい朝明け。
オーランド島 マリエハムン(Mariehamn)港 
寄港するだけで接岸はしないが、あちこちから色々な船が集まって来るので面白い。
船の休憩所みたい・・・。
時間帯が明け方の為に空が美しい。
タリンクの名は,エストニア共和国のタリンから来ているようです。
オーランド諸島を抜けるとほぼスウェーデン領です。
バルト海クルーズ、シリヤライン
フィンランド(ヘルシンキ)←→スウェーデン(ストックフォルム)
後は特に見るべき所もないので 終わり。
ネットフリマあれこれ 2020年08月03日 コメント(2)
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