わたしのこだわりブログ(仮)

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2009年08月30日
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カテゴリ: 生物


で、写真を拡大して見ていたら、アイドル君はアシカorオットセイらしい事が判明しました。

毎度の事ですが、よくばって、観光と生態紹介を両立させようとしています。ですから、まず地勢をもう一度紹介して入ります。

鰭脚類(ききゃくるい)のコロニー
ナミビア共和国(Republic of Namibia)
1990年に独立したアフリカ南西部に位置する共和制国家です。(南アフリカの左上)
スワコムンド(Swakomund)北岸の大西洋に面するロック湾(Rock Bay)、Walvis Bayからクルーズ船で30~40分の所にコロニーはあります。
そこは、南極からの海流にのってきたプランクトンが豊富な事から魚が沢山いるのだそうです。
アザラシのコロニー 1

海流とプランクトンとエサ
南極環流(Antarctic Circumpolar Current)は、地球の自転に起因して発生する海流の事で、南極大陸周辺から西→東に向かって動く潮流 です。
南極環流の厚さは3000m以上。海流、環流or南極周極海流、環南極海流と呼ばれる。

寒流は比較的水温が低いため栄養に富んでおりプランクトンが豊富 である為、魚類の多数生息する暖流が流れ込む海域は好漁場となるようです。
その南極寒流に合流する形でアフリカ西岸を北上するベンゲラ(寒流)が南極のプランクトンを運んでくるのかも・・。
彼らは、それを漁場として生息しています。

アザラシと聞いていましたが、アザラシじゃないんじゃない?  混じっているのかな?
アザラシで調べたので載せておきますが・・。

アザラシ(earless seal) 学名Phocidae
鰭脚類(ききゃくるい)は、海生哺乳類のグループ
北極圏から熱帯、南極まで幅広い海域に生息し、アザラシ科は10属19種。

界  動物界 (Animalia)
門   脊索動物門 (Chordata)
亜門   脊椎動物亜門 (Vertebrata)
綱     哺乳綱 (Mammalia)
目      ネコ目(食肉目) (Carnivora)
亜目     イヌ亜目 (Caniformia)
下目       鰭脚下目 (Pinnipedia)
科         アザラシ科 (Phocidae)

アザラシ科は後ろのひれ(後肢)を前に向けることができず、陸上では体をうねらせて前進するしかなく腹ばいに伏した状態で前進。
アザラシは後脚が発達しており、左右の後脚を交互に左右に煽って、あたかも魚類の尾びれのように用いて推進
流線型の体型で、四肢が鰭(ひれ)状に変化
四肢には5本指があり指の間には水かきが付き、ヒレに変化していて水中生活に適応した形態であり、より効率的に長い距離を泳ぐことができるそうです。

アザラシの夫婦形式は一雄一雌型(ゴマフアザラシ)
一夫多妻型、ハーレムを作る種(ミナミゾウアザラシ)もあるようです。

ここの夫婦形態は解りませんが、みんなが固まって転がっていますね。
アザラシのコロニー 2

陸上or海氷上で出産。一産一仔で妊娠期間はほとんどの種で一年。
海氷上で出産する種(ゴマフアザラシ・ワモンアザラシなど)は白色の産毛(新生児の産毛は保護色)になっている。
アザラシのコロニー 3

クルーザーでもかなり接近しますが、もっと接近したい型にはカヌーのツアーもあります。
アザラシのコロニー 4


前回紹介したアイドル君はどうもアシカorオットセイのようでした。
よくよく写真を見ていて耳がある事に気がつきました。
アシカには耳たぶがあるが、アザラシの耳は穴しかないらしいので・・。

アイドル君はとがった耳のようなものあり。前足もしっつかりフィンが付いているし・・。
アイドル・アシカ 8

アシカ(sea lion) 学名 Otariinae
アシカ科にはオットセイ、トド、オタリアも含まれるそうですが、その定義には揺らぎがありはっきりしていないようです。
アザラシとの分類も微妙ですし、アシカとオットセイの違いはもっと微妙です。
アシカ科は7属16種

界  動物界 (Animalia)
門   脊索動物門 (Chordata)
亜門   脊椎動物亜門 (Vertebrata)
綱     哺乳綱 (Mammalia)
目      ネコ目(食肉目) (Carnivora)
亜目     イヌ亜目 (Caniformia)
下目       鰭脚下目 (Pinnipedia)
科         アシカ科 (Otariidae)    ここからアザラシと異なる
亜科        アシカ亜科 (Otariinae)

知能は高く、飼い慣らすと人間に非常に懐き簡単な芸を覚える事が出来て、ショーによく出演していますが、確かにアイドル君の知能は犬並みです。
アシカ科は前脚が発達しており、左右の前脚を同調させて鳥が羽ばたくような動作で推進力を得ていて、アシカ類の遊泳方法は、ペンギンやウミガメなどと基本的に同じそうです。

アイドル君の後ろ足  よく見ると指と長い爪が解ります。
フィンを付けているような形ですね。
アザラシの後ろ足

勉強しているうちにあれ?  と思ってしまい、あやふやになりましたが、アイドル君は間違いなくアシカのようです。






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Last updated  2009年08月30日 20時23分11秒
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