わたしのこだわりブログ(仮)

わたしのこだわりブログ(仮)

2009年09月04日
XML
カテゴリ: 生物

ボツワナ共和国
チョベ国立公園(Chobe National Park) から  哺乳類偶蹄目カバ科カバ属を紹介。

何だかうつろな目のカバが一頭水辺でたたずんでいます。うつろなの目はどうやら地のようですが、なぜ彼だけ水に入らないのか?  まるでプールで水泳監視をしている先生のようにも見えます。
ボツワナのカバ 3

カバ・河馬・Hippopotamus
学名 Hippopotamus amphibius

DNA分析の結果、カバは豚・イノシシよりも 牛と近縁 で、陸上動物の中では クジラにもっとも近い遺伝 的関係だそうです。
( 水生依存の強い 祖先を同じくすることによる共通派生形質 のようです。)

アフリカ大陸の赤道付近に生息し、通常10~20頭程度の群れで生活。
本来草食性であり、夜間に陸上に上がり、草を食すようですが、たまに肉食しているようです。(前回紹介したインパラを捕食していた事例あり。)


界 動物界 Animalia
門  脊索動物門 Chordata
亜門  脊椎動物亜門 Vertebrata
綱    哺乳綱 Mammalia
目      偶蹄目 Cetartiodactyla
科       カバ科 Hippopotamidae
属        カバ属 Hippopotamus
種        カバ H.amphibius

ギリシャ語で馬を意味するhipposと、川を意味するpotamosを語源
ボツワナのカバ 1
彼は何をためらっているのでしょう?
交尾や出産も水中で、1日のほとんどが水の中で暮らす彼らにしては、めずらしい・・。水に飽きたのかな?
でも、彼らは水がなくては生きられません。
カバの皮膚は乾燥に弱く、水や泥などで絶えず湿らせていないと、表面がひび割れを起こしてしまうからだそうです。

顔の側面上方に目、鼻孔、耳が一直線に並んで突き出しているのが特徴で、 主に水中で生活 するそうです。その方が体が重いので楽のようです。水中にいる時は目、鼻孔、耳を外に出してたたずみ、もちろん潜水が得意で、4~5分程度水中に潜ることができるそうです。
鼻孔は開閉でき、水中での水の流入を防ぐことができる仕組みらしい。

一見鈍くさそうですが、、 陸上では時速40キロ以上 で走る能力があルそうです。
また、、ムーミンのように、穏やかそうですが、実は 野生のカバは獰猛 で、縄張りに入るものには襲いかかるそうです。
動物に襲われる・・と言うパターンでは、カバによる死傷率が意外と多いそうです。

彼はこの群れのボスかな?
ボツワナのカバ 2
カバにだって、いろいろ思う所があるのかもしれない・・・。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年09月04日 18時15分20秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: