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ノートル・ダム寺院(Cathédrale Notre-Dame )
大聖堂内、南のバラ窓
東
(内陣)
ピエタ
北 南
(北の翼廊) トランセプト (南の翼廊)
バラ窓 バラ窓
マリアのステンド キリストのステンド
西
(正面門)
南のバラ窓
南の翼廊のバラ窓、内部
黙示録キリストの周囲に新約聖書の使徒や、殉教者や聖人
が描かれています。
なんとなく寂しく感じるのは下の聖人の衣装など華やかさに欠けるせい?
万華鏡を思いおこさせる華やかな色の配置は、ある意味偶然・・。万華鏡も偶然の配置に美しさが潜んでいる。
神の光の世界を表現したステンドグラスはやはり、非現実の世界観で、教会の中は神の宇宙
を示しているのでしょう。
宇宙と言えば・・・。
太古より人は惑星の鼓動に耳を傾けて天空の音を求めたと言います。
それは原始信仰として、「神」と言う者の存在さえ認識していない頃、唯一天界の音と楽とが人々の魂を揺さぶる存在として求められたからかも知れません。
宇宙から感じられる音は魂を揺さぶる不思議な旋律を持って人々の心に入り込み、そこに表現する事はできない、何かよくわからない存在、「神?」 を感じとったのかも知れません。
神が存在するなら、それは宇宙の混沌から人間に語りかけている「何か」
なのかもしれません。
グレゴリオ聖歌
7世紀初頭に教皇グレゴリウス1世は、 遠い昔からローマ・カトリックの修道院で歌われてきた賛美歌と言われる以前の天界の音楽を伝承
させるべく尽力したと言われています。
「グレゴリオ聖歌」
がそれに当たります。
(現在ではカロリング朝時代にローマとガリアの聖歌を統合したものと考えられているそうですが・・・。)
グレゴリオ聖歌(単旋律、無伴奏の宗教音楽)は、「ネウマ」と呼ばれる「暗号潜法」で記録され、(各音の絶対的な音高や、各ネウマ間の相対的な音高の関係は示されていない) 旋律は解明できても、そのリズムは今にいたるまで謎
なのだそうです。
ENIGMAの音楽
ギリシャ語で「謎」を意味するENIGMAと言うグループがいます。
彼らのの音楽は「グレゴリオ聖歌」の中に魂の宿りを見いだし、あらゆる人に太古、宇宙の波動を感じさせてくれる旋律と音を持った音楽になっています。
宇宙からの音を彼らなりの方法と感覚で拾った、グレゴリオ聖歌をルーツとするような楽曲で、新世紀ミュージックに分類されるヒーリング音楽でもあります。
暗がりの中の幻想的なステンドグラスに囲まれた教会の中で、曲によっては(iPodで)聴きながら歩くと向こうの世界に行ってしまいそうです。
Beyond The Invisible(見えないものを越えて)が好きです。
ノートルダム寺院つづく
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