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ディンケルスビュール(Dinkelsbuhl)は世界大戦の被害もなく、中世からの城壁の残るめずらしい街です。その街を取り囲む城壁も見物となっていますが今回はクリスマスネタから。
ところで、クリスマス・ツリーはドイツが元祖だったそうです
ディンケルスビュール 2 (巨大ツリーと消防はしご車)
ドイツ連邦共和国(Federal Republic of Germany)
バイエルン( Bayern)ディンケルスビュール(Dinkelsbuhl)
巨大ツリーと消防はご車と聖ゲオルグ教会
クリスマス・ツリーを初めて飾ったのは、南ドイツの
バーデン=ヴュルテンベルク州、 フライブルク(Freiburg)の街だ
そうです。
(このディンケルスビュールのあるバイエルン州のお隣です。)
1419年に、フライブルクのパン職人の信心会が聖霊救貧院にツリーを飾ったのが始め
と言われ、 降誕祭の序幕に行われる寸劇で、「アダムとエヴァの堕罪」で舞台使用するリンゴの木の代用で置いた? という説
があります。
以降ドイツ各地に伝わり、16世紀にはドイツ全土に広がったそうです。
因みにアメリカに伝えたのはやはりドイツ移民で、アメリカ独立の30年以上前には伝わっていたようです。
ドイツと仲良しだった日本へは、案外早く、明治7年(1874年)に最初のツリーがパーティーで飾られたとされています。
はしご車の先には巨大なもみの木が・・・。
マルクト広場に建てられたのはクリスマスのツリーでした。
ツリーは、モミの木に限らず常緑の針葉樹が使用され、ドイツではマツ科の針葉樹であるドイツトウヒがよく使われるようです。(ここのはモミの木です。)
常緑樹が使われるのは、冬の間も緑を保つため強い生命力の象徴
とされると同時に、アダムとエバの住む楽園にあった「知恵の樹(リンゴ)の代用だから・・葉が付いていたほうが良かった?
広場の管理は市、当局が行っているので、このもみの木は市が建てたもののようです。
そして、これから市の職員と消防士で、これから彼らがイルミネーションの取り付けをするようです。
木の下で打ち合わせしている職員と消防士。
ツリーの先端に取り付けるのはベツレヘムの星
枝に飾るのは、知恵の樹のリンゴの実。
ガラスの球体は、リンゴを模して象徴とした物だったようです。
ロウソクは今豆電球に。
ライトを取り付ける消防士。
それにしても長い梯子は教会の尖塔あたりまで届くように考案されたのかな?
塔に描かれている絵は、日時計です。
聖ゲオルク教会・・1499年に完成。
ツリーを建てていない時の写真です。
聖堂玄関から
歴史は次回
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