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スペイン(Espana)
アンダルシア(Andalucía)州、州都
セビーリャ(Sevilla)県、県都セビーリャ(Sevilla)
セビーリャ大聖堂(Catedral Sevilla)
教会正面のバラ窓
バラ窓の中心は四福音書記となっています。
福音書記
簡単に言うと、 新約聖書を書いた人達です。マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネと4人いますが、それぞれ成立時期や、成立場所が異なる上に、キリストの直弟子かどうかも実は定かではない
のです。
内容は、 生前のイエス・キリストの言葉や教えである福音、あるいは奇跡と言われる行為について書き記されたもので、おおかた4人の記した内容は同じ
ですが、それぞれ掲載されています。(例えば、「ルカによる福音書」・・・と言うように。)
極めて 特異なのは「ヨハネによるの福音書」で、彼のにのみ「黙示録」が掲載され、それにより「最後の審判」と言う言葉が生まれ
たのです。
ヨハネの黙示録については、パトモス島と共に、7月に「ヨハネとヨハネの黙示録 in Patmos 」で紹介しています。
四福音書記を象徴するもの
マルコ (獅子)
マタイ (人)
ルカ (雄牛)
ヨハネ(鷲)
因みに、新約聖書には四福音書とは別に使徒言行録と言われるキリストの直弟子たちの入信や活躍などが後世に付け加えられています。
たぶん、北側の壁側のステンドグラス
聖霊の到来の図らしいが・・・。
たぶんマリアとキリストの12使徒だと思います。
大聖堂の天井は他の教会とはかり異なるような・・。これもムデハル様式の活かされた所なのだろうか・・。天井各所にステンドグラスも入れられ、教会の屋根も他の大聖堂とは明らかに違います。度重なる地震で崩落、修復していると言われてていますが・・。
北側の翼廊の外壁は複雑。
この外壁は間違い無くムデハルの技術が活かされた箇所だと思います。
ムデハルとモリスコ
実は イベリア半島出身のイスラム教徒そのものをムデハル(mudejar)
と呼び、 レコンキスタ後に改宗してこの地に残った彼らをモリスコ(Morisco)と呼ぶ
のだそうです。
改宗してモリスコとなった元イスラム教徒の職人達の技術が活かされムデハル様式が生まれたようです。
単純な「文化の融合」ではなく、ムデハル達の技術の上に成り立つ様式
がムデハル様式のようです。
こんな細工は他では見たことがありません。何だかイスラム建築に見られるアイアン・ワークの柄にも見えます。
マルティネス・モンタニュス作 クレメンスのキリスト像
素敵なキリストですが・・・・・どこにあったかがわかりません。
セビーリャ大聖堂おわり
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