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新しい所に行く時は、写真の仕分けなどを行う為に結構見えない所で時間をかけているのです・・。今回は用事も重なったのでまだ仕分け途中なので休みたい所ですが、せっかくのぞきに来て下さる人もいるので、変わった物を紹介しておきます。
日本では一般にはあまり? お目にかからないものを紹介です。
吊されたもの・・・所変われば・・・
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最初はスペインの街から、ショーウィンドに飾られているオブジェから・・・。
外の景色が写り込んで見にくいですが・・何だと思いますか?
多分このサイズは牛だと思いますが・・・。
ケーシング(Casing)
と言われる 動物由来の腸等内臓の袋で、ソーセージ等の原料肉を詰めたりする料理の素材
に使われるものです。
今は人工ケーシング(Artificial Casing)もあるようですが、天然ケーシング(Natural Casing)には下のようなものがあります。私たちはせいぜい羊腸や豚腸のソーセージくらいしか見ませんよね。(フランクフルトは豚腸らしいです。)
羊腸ケーシング・・羊腸・羊盲腸
豚腸ケーシング・・豚大腸・豚小腸・豚直腸・豚官腸・豚膀胱・豚胃
牛腸ケーシング・・牛大腸・牛小腸・牛直腸・牛官腸・牛膀胱・牛食道
馬腸ケーシング・・馬小腸
さて、スペインと言えば生ハム(ハモン・セラーノ)です。とは言え私はイタリアの生ハム(プロシュット)パルマ産の方が柔らかくて好きですが・・・![]()
よく店内で見かける生ハム吊りです。
生ハムは 燻製するものと、塩漬けと乾燥で燻製しないもの(プロシュット、ハモン・セラーノ)に分かれる
そうです。
プロシュット(Prosciutto)
が
イタリア式の燻製しない生ハム
のことを指し、
ハモン・セラーノ(Jamon Serrano)
は
スペインの生ハム
で、。「ハモン」は熟成したハムで、「セラーノ」は「山の」という意味だそうです。
ショーウィンドに飾られている生ハム
ヘーと思って良く見れば・・・![]()

蹄付きなのね・・・リアルです
いつも切り身しか見ないから・・・痛々しいかも・・・。
見本に・・生ハムスライス。総じてスペインのは固い。
さて、次が今回の超目玉の吊しものです。
チュニジアのチュニスのバザールの肉屋の軒先です。
市場を通り過ぎていて・・・ん? ・・・・え? ![]()
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凄すぎる・・・・![]()
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香辛料まで添えられて・・・・・![]()

このまま買う人って・・・素人じゃないですよね・・・。
怖くて裏側は見られませんが、なぜ血がしたたっていないのか不思議です・・・。
所変われば品変わる・・と言いますが・・・。歴史の長いこちらの国では昔から変わらずこうして売られているのでしょうか・・・。
そう言えば、闘牛士の本を読んでいて・・・ 闘牛が庶民の間に広まったのは、もともと屠殺場で屠殺をする牛を相手に屠殺士が見せ物をしたのが広まったようです
。
(屠殺場の脇にはそう言う所があったようです。)
ですから、 初
期は勇猛な牛ではなく、普通の食用の牛
だったと言う事です。
見せ物が本格化すると、そこそこプロが現れます。 闘牛士の祖と言われるロメロ・ファミリーも、そうした所に呼ばれて闘牛を見せる事もあったようです
。
ペドロ・ロメロは「スペイン・ロンダ 5 (闘牛発祥の地とロメロ・ファミリー) 」で紹介
ではおやすみなさい![]()
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