わたしのこだわりブログ(仮)

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2010年04月08日
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カテゴリ: 駅と鉄道


チュニジア鉄道、レザー・ルージュ  2 (ぶらり途中下車)

チュニジア(Tunisia)共和国
セルジャ峡谷(Gorges de Selja)
チュニジア鉄道、レザー・ルージュ(Le Lezard Rouge)
途中下車の峡谷見学
リン鉱床の生成3つの要因


まあ、岩場ばかりであきるかもしれませんが・・・ スマイル 地層をみてね。
観光列車レザー・ルージュ 14

リン鉱床の生成3つの要因
実はこの当たりは太古海だったと言う話を何度かしていますが、それが、リン鉱石の鉱床を作る要因になったのです。
リン鉱床の作られ型は3パターンに分かれています。

化石質鉱床 ・・・・・・ 動植物や微生物が起源となった化石による物で、大規模なリン鉱石鉱床を形成。

グアノ(糞)鉱床・ ・・ナウル共和国で知られる。鳥の糞による鉱床が国の大きな収入源とされている。

火成鉱床 ・・・・・・・・地殻変動によって生じたリン鉱石鉱床。

ここは、「化石質鉱床」のようですね。
観光列車レザー・ルージュ 3

途中下車して峡谷を見学
観光列車レザー・ルージュ 15
地殻変動の後のクネクネした地層が見られる峡谷です。

先頭に近い車両は、窓も少なく、一番安っぽい車両。
後から乗り込んだ人は、他がいっぱいなので仕方なくこちらに座る・・・しょんぼり
観光列車レザー・ルージュ 17

岩山は・・魔法が解けたように、サラサラと砂となって崩れ落ちています。
岩のハマダがこうして崩れて小石・・そして砂の砂漠に変わっていくのかもしれない。
だとしたら。この山は100年後には消えているかも・・。

それにしても、その真下を列車は走っているのです・・。
観光列車レザー・ルージュ 16

リン鉱石の発見
セルジャ近辺でリン鉱石の鉱脈を発見(1866年)したのは、フランス軍の獣医フィリップ・トマス だったそうです。
鉱脈の採掘は1896年に始まり、3年後にメトラウイからスファックスへの鉄道が建設。
1904年には、このレザー・ルージュの鉄道路線ラディエフとムラレス間が建設。

メトラウイの街はこうして、リン鉱山の街として出来、そして発展。
現在も チュニジアのリン鉱石の採掘は量は世界第4位 で、そのほとんどがメトラウイ周辺の山岳地帯から採掘されているのだそうです。

観光列車レザー・ルージュ 13

ここも途中下車
観光列車レザー・ルージュ 21
途中下車しても往復1時間半の行程である。ちょっとしたテーマパークみたいな乗り物かも。

レザー・ルージュ  1

観光列車レザー・ルージュ 18

次回折り返しの鉱山でおわりです。
リンク ​ チュニジア鉄道、レザー・ルージュ 3 (リン鉱山)






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Last updated  2020年11月14日 17時44分59秒
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