PR
Keyword Search
Category
Freepage List
![]()
と言って日本人にはマイナーな場所ゆえ追加の写真の入手は不可能なのです。
設定を変えて部分部分紹介するか悩み中です。
あれこれ考えながら、そろそろボジョレーヌーボーの解禁(11月18日)・・と言う新ワインの時期なので、スイスの畑をちょこっと紹介。
スイス・レマン湖畔のワイン畑
昨年ボルドーを紹介しましたが・・。
スイスは気温も低く、傾斜地がほとんどなので畑も限られ、栽培や収穫が全て手作業となり手間がかかる・・。
もともと
ワインの環境には適している土地と言うわけではない ようです
。(国のほとんどがアルプスだし・・)
しかし、「
と言うことで 収穫は少ないながらも良質なワイン生産
をしているようです。
特にここ レマン湖畔は
良質のワインが出来る産地として有名 で、今回紹介する
ジュネーブ近郊はローザンヌと共に有名な産地
なのだそうです。
レマン湖畔のブドウ畑

レマン湖(Lac Léman)
レマン湖は約2/5がフランス、約3/5がスイス
とまたがっている 淡水湖で、15000年前の氷河が削られて作られてできた氷河湖
なのだそうです。
面積582 km² 最大水深310m
ジュネーブは左の下突端。地図のピンクがスイス領で下のベージュがフランス。
湖にはフランスからスイスとを結ぶ船も運航しています。
英語ではジュネーヴ湖(Lake Geneva)と表記されるそうですが、日本ではフランス式に定着したレマン湖と呼ぶようです。
そもそもレマン湖の名のルーツはカエサル(ジュリアス・シーサー)のガリア戦記の中でラテン語でレマンヌス湖(lacus Lemannus)と最初に記されていたからだそうです。
英、伊、独ではジュネーブ湖が一般のようです。フランス式で呼ぶのに反発があるのかもしれませんね。
湖面のキラキラが反射鏡となって湖畔は暖かい
のだそうです。
スイスでは他にも湖畔にブドウ畑がよく見られるそうです。
先に紹介した 湖面が反射する事による熱エネルギーが得られる
からのようです。
地理的にはジュネーブは3方がフランスに囲まれ、特に近隣にはフランス、サヴォワ地区があるのでワイン的には
サヴォワ・ワインと似た感じのワイン
だそうです。
生き残る為にスイスの生産者は品質にこだわって生産。
AOC法は、ジュネーブ州が初めてでスイスの先駆けて1988年に制定。(スイスでは各州単位)
畑の様子を見ると確かに整然としていて管理を感じますが、ボルドーそれとは違います。
昨年10月から11月にかけてボルドーを紹介しています。
「DIARY」の「一覧」から入って「もっと見る」を選択すると過去月の一覧が出るので見てみてね![]()
「ボルドー 1 (シャトー・マルゴー) 」
「ボルドー 2 (メドックのブドウ畑) 」
「ボルドー 3 (サンテミリオン) 」
「ボルドー 6 (サンテミリオンの街とワインショップ)」
「シャトー・ラフィット・ロートシルトのボトル...」
ジュネーブでは25種類以上ものブドウ品種が栽培。
特に白では、シャルドネやソーヴィニョン・ブラン。赤ではピノ・ノワー、メルローなど。
自国消費がまかないきれないので 自国生産の3倍くらいが輸入
にたよっているそうです。
それも「スイスワインは希少性が高い」と言われる要因のようです。
地元のワイナリーの倉庫
ジュネーブには3つの地域
があるそうです。
マンデュモン地域、ローヌ川・アルヴ川地域、アルヴ川・レマン湖地域
写真の畑はたぶんアルヴ川・レマン湖地域でしょう。ワイナリーの名前がわかりません![]()
樽は一つ一つ絵が描かれていて美しい。
・・と言うより全然カビ気がなくて樽もツヤツヤ。
こういうのも伝統的なものなのでしょう。
おまけ
レマン湖名物の大噴水(Jet d'Eau)
・・・ローヌ川のモンブラン橋の上から撮影
風のない時は140mにも達すると言われる夏の風物詩。
噴水の起源は、水の送水ポンプの余剰能力で、近隣の工場の職人が休日に水道栓を閉めると起きていた物理現象だったようです。
休日も送水ポンプを停止せず、余剰の水を噴水にまわしたのが定着。100年の歴史があるそうです。
おわり
サントリー山崎蒸留所 (天下分け目の天王… 2014年05月30日
ハワイ初の芋焼酎「波花」 2013年12月16日
シャトー・ラフィット・ロートシルトのボ… 2009年11月07日