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マイル数半分は破格である。一週間くらい行って来ようか・・と、いろいろ検討したのだが、やはり寒い時期なので保留する事にした。
すると今度は「マイルが切れちゃうよ・・」と言うお知らせが来たのだ。
かなりのマイル数が残っている。ビジネスで2人楽勝な分のマイルがカットされる。
それはやっぱり残念である。
しかし、今月中に予約を入れないといけないし、ホテルも・・。
さらに航空燃料の差額代金も別途何万かかかる。
マイルがあるからお金がかからない・・と思ったら大間違いなのだ。
さて、どうする? どうする? と考えていたのは昨日の夕方の事。
そして、すでに日程は組まれ、飛行機の予約、ホテルの予約、ついでに現地で落ち合う知り合いと小旅行に出かける手はずまで決まってしまった。
さあ、昨年のベルギー、オランダ早く終わらせなきゃね・・
ところで詳しく載せすぎて長くなっている部分もありますが、他の人は紹介しない些細な部分にこだわっているのでゴメンネ
ブリュッセル(Brussels) 10 (ロワイヤル広場界隈)
楽器博物館 Musée des Instruments de Musique
ゴドフロワ・ド・ブイヨン(Godefroy de Bouillon)
聖ヤコブ・クーデンベルク教会(Saint Jacques op Koudenberg)
引き続きクーデンベルク(Koudenberg)の丘、ロワイヤル広場周辺を紹介。
写真が解りやすいように地図の向きをかえました。
青い星
(芸術の丘)の階段上
ピンクの星
(ゴドフロワ・ド・ブイヨン)の像
水色の星
(聖ヤコブ・クーデンベルク教会)
青い星
(芸術の丘)の階段上から
正面に見える建物が聖ヤコブ・クーデンベルク教会
Ravenstein通り左手にはギルドハウスのような古い家が並ぶ。
(カメラの違いもあるけど撮影した日時の違いもあり空の色が異なります。)
日時計の付いた建物
遠目にはよく解らない。よほど目が良くないと解らない? 後は感かな?
楽器博物館 Musée des Instruments de Musique
1898年完成のアールヌーボー建築。当初は百貨店Old Englandの建物であった。
ベルギーの建築家 Paul Saintenoy(1862年~1952年)制作。
戦後ベルギーのモニュメントや建物など復興の為の王立委員会のメンバーの一人。
収容点数7000を越える世界有数の楽器博物館で各国の様々な楽器が展示され、オーディオガイドで実際の音が視聴できる。
最上階のテラス付カフェレストラン100年前は展望台だったそうだ。
Ravenstein通りつきあたりはロワイヤル(王宮)広場
聖ヤコブ・クーデンベルク教会(Saint Jacques op Koudenberg)
フランス語ではサン・ジャック(Saint Jacques)ですから本来フランス語圏のここでは聖ジャック・クーデンベルク教会ですが・・。
聖ヤコブは2011年05月頃「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼」で紹介したエルサレムで殉教したキリストの12使徒の一人です。
中世ブレイクした聖ヤコブのお墓巡礼は今もバチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地の一つであり、各地に聖ヤコブの教会が建てられたようです。
ロワイヤル広場の騎馬像はゴドフロワ・ド・ブイヨン(Godefroy de Bouillon)。
彼は 第1回十字軍を指揮し、初代エルサレム王国君主になった下ロレーヌ(Lorraine)公である
。(ドイツ語でロートリンゲン(Lothringen))
ゴドフロワ・ド・ブイヨン(Godefroy de
Bouillon)
(1060年頃~1100年)
もともとブローニュ伯爵家次男に生まれた彼は母方の叔父から下ロレーヌの爵位を受ける。
ゴドフロワは十字軍遠征でエルサレムにたどり着いた武将の一人である。
死後に英雄視され、十字軍の騎士として、最高指導者として吟遊詩人により後世、その武勇が語り継がれた。
彼は下ロレーヌ(ブラバント地方は下ロレーヌの一部)の英雄と言うわけだ。
前に紹介したが、中世の貴族の子弟は、長子のみが家督を相続。次男以下は自力で財産を造らなければならなかった。(特に北フランス、イングランド、ドイツでは)
次男のゴドフロワ・ド・ブイヨンに、もし下ロレーヌの爵位がすんなり手に入っていたなら、彼は十字軍に参加しなかった可能性もある。
また、爵位を得なかったなら、ウトラメール(十字軍が征服して領地にした外地)で領地を得た騎士の一人として終わっていたかもしれない。
ゴドフロワ・ド・ブイヨンについては2013年08月09日
「十字軍(The crusade)と聖墳墓教会 2 (キリストの墓)」の中「エルサレム王国」で紹介しているからそちらも見てね
聖ヤコブ・クーデンベルク教会の裏は王宮であり、かつてはハプスブルク家やオランダの知事の公式な教会だったそうです。
現在この教会の裏に王宮は残っているものの王の居城はブリュッセル市ラーケンにある。
そして 現在のベルギー王室の菩提寺はラーケン
にある。
ノートルダム・ド・ラーケン
教会(Église Notre-Dame de Laeken)
がそれにあたるようだ。
1872年レオポルド1世の妻、ルイーズ=マリー・ドルレアンの霊廟の為に建てられた教会は建設以前のベルギー王室の皇族の遺骸も納められ現ベルギー王室の霊廟になっている。
別角度から撮影したこの写真。
左の建物がベルヴュ博物館(Belvue Museum)
そして、あいにく雨で写真が悪いが、ベルヴュ博物館の窓から撮影した広場の写真。
写真右の ピンクの矢印
が、先ほどのRavenstein通り。
写真左上の 青い矢印
が、王立美術館(Musées Royaux des Beaux-Arts)入り口。
(マルグリット・ミュージアムの入り口も同じ)
ベルヴュ博物館(Belvue Museum)入り口側
先ほどの広場は右の建物の向こう側。
ベルヴュ博物館はすでに王宮の一部になっている。
写真左の建物は宮殿の翼の一つ。
因みにこの撮影している背中側がブリュッセル公園(Parc de Bruxelles)になっている。
次回、王宮(Palais Royal)の写真紹介。
リンク ブリュッセル(Brussels) 11 (王宮)
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