わたしのこだわりブログ(仮)

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2014年02月02日
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カテゴリ: 公園


作者がそれぞれ違うので、統一性は全くありませんし、極めて制作者個人の主観が強く個性的。
観光協会は絶対認めないシロモノではありますが、「なんとなく解る解る」と言う所が受けて笑える? そこが人気なのでしょう。

さて、地図はほどほどにシンプルな方が解りやすい。
目的別に熟考された日本の地図はどれも非常に解りやすくできています。

しかし海外では? 必ずしも解りやすい地図ばかりでは無いのです。
特に今回旅行したベルギーやオランダでは、国単位で疑問に持つほどレベルが低かった。(理解不能で目的地にたどり着けずあきらめた場所もあったのです号泣)

そもそもベルギーは特に街に標識がなさすぎるのが問題でした。
たとえ地図を見つけても目印になる現在位置のポイントも書かれていなければ、通りの目印となる建物の表記も無かったりする・・。
要するに探す人の身になった地図造りになっていないのです。
地図製作のノウハウが無いのかもしれません。

結局役に立ったのは日本のガイドブックについている地図です。
大ざっぱだけど地元の地図よりまだ信頼できた・・と言う事です しょんぼり

ブリュッセル(Brussels) 9 (芸術の丘・ Mont des Arts)

芸術の丘(モン・デ・ザール・Mont des Arts)

ブリュッセル中央駅の南、ランペール大通りにアルベール1世の騎馬像が置かれた公園広場があります。
そこから東方面、 王宮のある丘陵地がクーデンベルク(Koudenberg)の丘 です。

クーデンベルク(Koudenberg)の丘の西斜面が芸術の丘(モン・デ・ザール・Mont des Arts) になります
なぜ芸術の丘と呼ばれるようになったのか?
その界隈に美術館や博物館、コンサートホールが点在しているからです。

今回は芸術の丘からの写真を紹介します。

まずは位置確認でクーデンベルク(Koudenberg)の丘の地図から
pict-ブリュッセル地図 3.jpg
ピンク 星・・・王宮(Palais Roya)(王宮前のブリュッセル公園はかつては王室の庭園)

王宮より西の方(写真左)が芸術の丘(モン・デ・ザール・Mont des Arts)
星・・・アルベール1世の騎馬像
星・・・公園高台の階段
星・・・楽器博物館などのアールヌーボー建築の建物群と奧がコンサートホール
A~B ・・・ラーベンシュテイン・ギャラリー(Galerie Ravenstein)いわゆるショッピングモール

芸術の丘(モン・デ・ザール・Mont des Arts)に絞り込んだ地図
pict-ブリュッセル地図 4.jpg

写真上の 星から 星方面の景色
pict-芸術の丘 1.jpg

写真奧に見える尖塔はグラン・プラスの市役所の尖塔。
pict-芸術の丘 2.jpg
ちょうど西の方面になるので夕日が綺麗らしい。

フランス式庭園の左手がアルベール1世図書館
右手スクエアは2009年オープン
pict-芸術の丘 3.jpg
フランス式の幾何学庭園は造園家ルネ・ブリュール(René Péchère)(1908年~2002年)の作品。1956年から1958年製作。

もともと公園は国王レオポルドIIによ19世紀末から土地の買収がされていたようだ。
ブリュッセルは王の肝いりのせいでとかく博覧会が多く開催されていた。
1897年、1910年、1935年、1958年
そして1910年の万国博覧会の体裁を整える為にロワイヤル広場から緩やかな傾斜を利用して今の位置に公園や記念碑的な階段を建設。

その後都市再生プロジェクトの中心として再び公園の再編が行われ 今の庭園は1958年の博覧会に間に合うように新たに造園されたもの のようです。

公園下のアルベール1世(Albert I)の騎馬像
pict-芸術の丘 4.jpg
公園下から王宮広場(ロワイヤル広場)前の聖ヤコブ教会が見える。

アルベール1世(Albert I)(1875年~1934年 )
第3代ベルギー国王(在位:1909年~1934年 )
第2代ベルギー国王レオポルド2世の甥。
ドイツの領内通過の時、永世中立国である事を押して戦った強い意志のある王は一方で
趣味が登山と車の運転と言う庶民派。家庭的な人柄もあり国民に特に愛された国王なのだそうだ。

ランペール大通りからのアルベール1世の騎馬像
pict-芸術の丘 5.jpg
今や市民の憩いの場となっている。
日本では考えられない・・ただボーっと座っている人が多いです。

騎馬像の下からグラン・プラスの方を臨む。
pict-芸術の丘 6.jpg

pict-芸術の丘 7.jpg

公園前ランペール大通りと写真中央がブリュッセル中央駅舎。
pict-芸術の丘 8.jpg
実は 芸術の丘(モン・デ・ザール・Mont des Arts)の地下はブリュッセル国鉄が走っている。このあたりはちょうど地下にもぐっている区 なのだ。

最初に紹介した地図のA~B・・ラーベンシュテイン・ギャラリー(Galerie Ravenstein)は丘の上から駅に向かう人の最短通り抜けコースでもある。

pict-芸術の丘 10.jpg

pict-芸術の丘 9.jpg

最初の写真はこの大階段のずっと上から撮影
pict-芸術の丘 11.jpg
写真中央にちょっと見切れているのが楽器博物館。
さらに丘を登ると王宮前広場に出る。

次回もクーデンベルク(Koudenberg)の丘の上から
リンク ​ ブリュッセル(Brussels) 10 (ロワイヤル広場界隈)






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Last updated  2020年09月27日 02時38分10秒
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