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時計は午前2時に1時間進められ、調整の為に3月8日は理論上、一日23時間になります。
(逆に終了の時は午前2時に1時間戻して25時間となる。)
これは日が長くなる夏場の明るい時間を有効に活用する為に導入された制度なので アメリカではそのまま(Daylight Saving Time)。欧州では夏に導入する制度として夏時間(サマータイム・summer time
) と呼んでいます。
アメリカでは
一部アリゾナ州とハワイ州を除く、ほぼ全ての州で実施されています。
3月の第2日曜日~11月の第1日曜日
。(今年2015年は3月8日2時~11月1日2時まで。)
一方
欧州では
3月最終日曜日~10月最終日曜。( 今年
2015年は3月29日1時~10月25日1時まで。)
因みに南半球であるオーストラリアやニュージーランドは季節が逆になるので、4月に時計の針を戻して、9月or10月に針を進める形となります。
たまたま現在甥がニューヨークに遊びに行っていて、サマータイムの時計の調整の話をしたら、「iPhoneが勝手に時間修正してくれるから大丈夫だよ。」と言われました。
便利になったものです。![]()
それにしても時間を計測する地球の自転そのものは不規則で、一定ではない。
自転一周で一日24時間とするのは暫定的な解釈で、実際の一日の時間には伸び縮みがあるそうです。
(つまり、地球はいつも同じ速度で回ってはいない。)
その帳尻あわせが4年に1度来る閏年(うるうどし・Leap year)だそうです。
ザルツブルグ(Salzburg) 4 (ザンクト・ペーター修道院)
ザンクト・ペーター修道院(Erzabtei St.Peter ・ stiftskirche Sankt Peter )
ザンクト・ペーター 教会( Peterskirche
)
今回紹介するのは、ホーエンザルツブルク城(Festung Hohensalzburg)の足下にあるザンクト・ペーター修道院(Sankt Peter stiftskirche)です。
以前写真だけチラッと紹介した事がありましたが、今回は映画「サウンド・オブ・ミュージック」でも撮影された墓地の方も紹介しようと思います
(全2回)
ところで呼び名ですが「stiftskirche Sankt Peter 」と書かれているのもありますが、 本家の看板には「Erzabtei St.Peter」と書かれていました
。
前回紹介したホーエンザルツブルグ城からの写真です。(直下なの全部見えていません。)
第1回目に紹介したように初代ザルツブルグ司教となったルーペルト(Rupert)(650年頃~718年)司教が布教の足がかりにする為に建立した教会です。
案内図・・・図面上がメンヒスベルの丘
下の写真で位置確認してください。
D
・
・ザンクト・ペーター教会(Peterskirche)
E
・・ザンクト・ペーター墓地
F
・・カタコンベ
R
・・ザンクト・ペーター修道 院付属のレストラン「St.Peter」

写真Aの後ろの建物が祝祭劇場です。
写真はAから入った中庭。像は聖ルーペルト(ルーペルト司教)
696年、バイエルン大公テオド2世(Theodo II)は、 ザルツブルグの土地をルーペルト(Rupert)司教に寄進。彼に南東部アルプス圏のキリスト教布教を要請。
ゲート上の壁のキリスト磔刑図はよく見ると・・。
何だかどさくさにまぎれたようにキリストの十字をささえる司教の姿が描かれている。
頭の上には精霊の鳩も・・。フレスコ画のような感じです。
前に紹介したように、 サンクトペーター修道院は東部アルプス一帯の布教活動の拠点として 696年に創建されました。
修道院は書写の学校でもありましたが、このベネディクト会系の修道院は後に正式に大学となります(1623年)
パリス・ロドロン大司教の時代だそうです。
Bのゲート

スクエアの中庭を囲む修道院の建物には、それぞれの方面に抜けるトンネルがある。
今や近所の住人や観光客が通り抜けできるのだ。
このスクエアには聖ペテロの像が据えられた水飲み場がある。
かつては、ここで修道僧達が顔を洗ったり、水を飲みに来たりしたのであろう。
聖ペテロの泉(1670年)
12使徒の一人。聖ペテロはヴァチカンのサンピエトロ寺院で祀られている聖人と同じです。
上の写真と撮影日が異なり、雨のこんな写真しかありませんでした
全景です。
聖ペテロは教会の方に祈りを捧げています。
建 物がひっついているし、修復されているので解りにくいですが、正面にある入り口が修道院の教会(ザンクト・ペーター教会)です。

教会入り口の真上に鐘楼が付いているのはちょっと珍しいかも・・。
次回改めて紹介しますが、建物右のコーナーにある入り口右が、ザンクト・ペーター修道院付属のレストランで 、「St.Peter」です。
教会入り口を入るとさらにアイアン・ワークの豪奢なゲートがある。たぶんこの位置が鐘楼の真下。
身廊
17~18世紀に改築され、さらに近年修復されてますが、バロック様式の教会堂です。
実はモーツァルト(Mozart)が1769年、13歳の時にここで初ミサ曲を上演しているそうです。
モーツァルトはザルツブルグ出身で、この近辺を何度か引っ越ししていますが、1789年(27歳)の時はミサ曲ハ短調 K.427を上演し、結婚したばかりの妻コンスタンツェ・ヴェーバーがソプラノをひろうしているそうです。
側廊
側廊にはどこも祭壇が置かれている。それは歴代の司教の墓と祭壇であったり、地元の名士のプライベート祭壇であったりする。
主祭壇(左)
主祭壇前から入り口を撮影
墓地の紹介は次回に・・![]()
リンク ザルツブルグ(Salzburg) 5 (ザンクト・ペーター墓地・カール大帝の文教政策)
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