ひっっっさしぶりに 成人向けゲーム
を購入しました。 『眠れぬ羊と孤独な狼』(CLOCKUP)
です。
ちなみに最後に買った成人向けゲームは 『ランス9 ヘルマン革命』(アリスソフト)
で2014年。
徹夜でぶっ通しで攻略しようとしたのが思い出深い。
私、ゲームを一度始めるとずっとストップできなくて
食事も風呂も睡眠もできなくなるので、ゲームをなるべく買わないよう遊ばないように気をつけてるのです。
今回はお盆休みで家に一人で残ることができるので遊んだ次第です。
舞台は新宿歌舞伎町。
主人公は殺し屋の俺さん。不眠症。
ヒロインは殺人衝動を秘めるあざみちゃん。
サブキャラは暴力団や元マフィア、刑事さんたち。
俺さんとあざみちゃん中心に繰り広げられる「愛とは」「殺人」を問う物語。
3ルート全てコンプリートまで 9時間
。
濡れ場が長くて鬱陶しかったからその辺は飛ばし読みです。
プレイ前は
裏社会で繰り広げられる殺伐でハードボイルドな話だと思ってた。
コンプリート後は
人間の生きることへの執着、なぜ人を殺してはいけないか、殺していい人悪い人の境界線とは、
に一貫していると感じた。
また、余談だが、あざみちゃんは風俗嬢のキャラクターとして紹介されてるのに
ゲーム冒頭ですぐデリヘルを辞めます。
その辺を購入前の方は期待したり勘違いしてはいけない。
8割くらいは俺さんとあざみちゃんのノーマルプレイで、
あざみちゃんが一方的に熱いラブラブな気持ちになってるのに対して
俺さんがほぼ惚れてないという対比に笑った。
一部、四肢切断や集団暴行、死姦など アブノーマル
なものがあります。
以下、ネタバレ注意。
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美玲ちゃん暴行シーンがかわいそうだった。
彼女って上部は早熟だけど、根本的にはファザコンでお子ちゃまです。
夢見るおませな少女という言葉がしっくりくる。
だから個人的にはサブヒロインというより子供としてしか見てなかったんですよね。
それだけに暴行→死亡シーンは見ていられなくて飛ばし読みした。
最終的には俺さんとあざみちゃんは南国の無人島に島流しされたけど、
そのうちいつかはあざみちゃんの殺人衝動が抑えられなくて
ルートC(後述)と同じような結末を辿るのでしょうか。
あざみちゃん過去回想が辛いルートだった。
もし、おでこに銃弾を受けただけで性犯罪者に遭わなければ、
彼女の殺人衝動はどのような形で現れていたのか気になる。
ルートCの最終選択肢で「撃たない」を選ぶと
俺さんの命をかけて「なぜ人を殺してはいけないか」の答えの一つが示されました。
購入当初はそういう作品だと思ってなかったから意外でびっくり。
まあでも、あざみちゃんの殺人衝動は本能みたいなものなので、これで衝動は消えないし、
あざみちゃんは生き残っても幸せになれないだろうな。
ババアさんと李さん。深みのある素敵なご老人キャラが2人もいる作品は貴重。
濡れ場CGは豊富だけど
作品内容の本質としてはあくまでも「エロ」ではなく「成人向け」です。成人向けだからこそ可能な表現や問いがここにあります。
小説としてゆっくり読みたいです。文庫本にしてほしい。
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