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さあ、上の写真は何でしょうか? まあお米ということはわかりますよね。 このお米は、スーパーライス計画という農林水産省の研究事業で生まれたそうです。スーパーライス計画で生まれたというと、なんか悪者から救ってくれるヒーロー誕生!みたいですね これは「ミルキークイーン」という品種で、低アミロースで粘りが強く、その粘りはコシヒカリを超えるそうです。確かに食べると、もち米に近い食感。これに慣れるとコシヒカリの粘りが中途半端に感じちゃうかもしれないくらい、かなりインパクトのあるお米です。 好き嫌いが分かれそうですが、「おこわ」が好きな人はきっと気に入ると思いますよ。 写真のミルキークイーンは茨城産。 ちなみに私はここで買いました さて、話はちょっと変わりますが、コシヒカリの生誕50周年を記念して、今度の土曜日に福井県がな~んと、六本木ヒルズの屋上庭園でヒルズ族らを相手にコシヒカリの田植え体験を開くそうです。 何で福井県が? って思われるかもしれませんね? 実はあまり知られていませんがコシヒカリは、1956年に福井県農業試験場で誕生したのが始まりなんです。 よく、コシヒカリの「コシ」は越後からとったと思われがちですが、実は「越の国」(つまり、越後も越中も越前も含めた国)の「コシ」で、その光り輝く米というのが由来だとか。 福井は、そんなコシヒカリという名門ブランドの発祥地であり、ついでに全国2位の「長寿県」でもあります。「お米食べて長生きの福井県」を六本木ヒルズという人気ブランドの力を借りてどど~んとアピールしようというのが狙い。 さすが、全国一社長が多い福井県、商才に長けたPRですよね。 でも、「生みの親より育ての親」という言葉もありますから、「元祖」アピールもほどほどにした方がいいんじゃないかな。 というのも、最近は若い人を中心に淡白な食感のお米がもてはやされるようになり、「コシヒカリ」人気も安泰ではなくなってきたそうです。 最高級ブランドの魚沼産コシヒカリも、ヒルズ族同様、人気にかげりが出てくる日が案外近いかもしれませんよ。 それにさっきのミルキークイーンや、この間食べてあまりの美味しさにファンになった熊本県産のヒノヒカリなど、新進気鋭のライバルたちも次から次へと登場しています。 第一、同じ「コシヒカリ」でも産地によってかなり食味が違うんですね。つまり、これからはコシヒカリとか品種じゃなくて、「神子原米」、「菊池米」といった地域ブランドでお米は語られるようになるハズ。 だったら元祖とか言ってないで、さらに皆から「美味しい~!」って言ってもらえる越前ブランドの米を作らないとダメじゃないっすか。 ※福井県の名誉のために、福井県産のお米はかなり美味しいレベルだとは思います。
2006.05.31
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美しい景観を創る会という日本を代表するその道の第一人者12名が集まった会があるそうな。 で、朝日新聞によれば、その会が日本の悪い景観100選のうち70をを発表したといいます。朝日新聞の記事ではネガティブなイメージだけがセンセーショナルに捉えられて、しかもそれが一人歩きしている気がします。それで実際の会のHPも見ましたが、こんなものを発表してどうなるのか? って気がして仕方ありません。 例えば首都高が上を走る日本橋の景観。これを悪景の代表みたいに取り上げていますが(小泉首相もそんなこと言ってましたっけ?)、子どものころからこの景色に馴染みがある私には、むしろ「上に首都高がないと日本橋らしくない」とさえ思います。いいか悪いかは別に、その風景にずっと馴染んできた人にとっては思いでもあるし、今さら「悪い景観」などといわれても迷惑なだけでしょう。 中には「線路わきの貧相な団地」みたいなコメントで洗濯物がベランダにいっぱい干してある団地の写真が載っています。これこそまさし、余計なお世話です。洗濯物くらい自由に干させてあげましょうよ。 自然景観とは別に、人が造った景観には良いか悪いか以前に「そこに至る経緯」とかその景観の歴史などを考えると、単純に結論つけちゃっていいの?って思います。会の人たちが普段接している風景にいちゃもんをつけるならいざ知らず、一度か二度くらいしか見たことないであろう旅先の風景まで入っているのは、その土地に住んでいる人に失礼じゃないでしょうか? 実際コメントの見ると多くは都会に住む人間の視点が見え見えです。 洗濯物や電線、ネオンサインなど、この会の人たちの美的センスに適わないものはすべて排除しちゃおうというのかしら。 これからの景観はどうしたらいいのか、どうしたらもっと良いかってもっと前向きに考えるのは大賛成です。でも、とてもネガティブな発想で、面白さがありません。 まあこの会はボランティアでやっているらしいから好きにするがよろし。 ちょっとした話題づくりでしょ。でも、それを大きく扱う朝日新聞には、なんかちょっとねぇ~って感じ。
2006.05.29
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ゴールデンウィーク、埼玉に帰ったときに以前(詳しくはここをクリック!)このブログで紹介しました埼玉のニューフェイス「彩のかがやき」という、地元でしか買えないらしいレアなお米をゲットしました。 でも、パッケージがとっても貧相 お世辞にも購買意欲をそそってくれるとは言い難い……。だって、ビニール袋にただシールが貼ってあるだけなんですもの。 シールには「特別栽培農産物」とあり、「このお米は化学合成農薬及び化学肥料を慣行の5割以下に減らして栽培された農産物です」とすごく小さな文字で書いてあります。 これ読んでも、普通チンプンカンプンですよね。もっと判りやすくならんかねぇ。それに埼玉米の将来を背負って立つ期待の星の割には主張が足りなさ過ぎ。萌え系の意味不明の女の子イラストなんかは必要ないけど、それにしてもこれじゃああんまり。しかもちょっと待って、表示はこのシールのみ。産地の表示やその%とか等級、さらには精米日とか表示しなくても良いんだっけ? 「大丈夫なのかぁ~」って心配になりますね でも、食べてみたらまあまあの味。値段も食味も石川産の普通のコシヒカリと同じくらい。しかも冷めても粘りともちもち感が強いのは感心できます。おにぎりとかお弁当にも適した米。 ちなみにサイボクの農産物直売所ではこの米売ってませんでした。聞くと生産者が特定できない米はおかない主義だそうです。 ↓ これがウワサのシールです
2006.05.26
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先週の日曜日、福井県勝山市にある取立山という山に登ってきました。この山は北陸では水芭蕉の群落があるところとして有名なんです。 標高は1307メートルとそんなに高い山ではありませんが、日ごろ運動不足の私にはそれでも十分きつい山。でも、先日買った高いトレッキングシューズのおかげで比較的快適に登れました(笑)。 さて、上の写真は山頂から眺めた白山の主峰群。富士山、立山とともに日本三名山に挙げられる山だけにその姿は麗しいです。向かって右の端のピークが最高峰の御前峰で標高は2702メートル。そのうち登ってみたいな~って思っていますけど、この取立山山頂からまだ1400メートルも登らないといけないと思うとちょっと不安。まあ、ぼちぼちやりますわ。 それにくらべて、熟年層は元気ですね~。バテバテの私の横でビールを飲みながら鍋パーティや焼き肉をはじめる人々が……。携帯用とはいえ、そんな道具や材料をこの山頂まで担ぎ上げてくるなんて……。恐るべし、熟年パワー。 さて、肝心の水芭蕉ですが、今年はホント雪が多かったみたいで、例年ではすでにピークを過ぎている時期なのにようやく咲きはじめたところでした。 ずっと前、尾瀬沼で生まれてはじめて水芭蕉を見たとき、想像していたよりも遥かに大きいその姿にちょっとひるみました。水芭蕉は富栄養化で時として巨大化するみたいですが、ここのは可憐で小さく、かつて私が想像していた清楚な水芭蕉そのもの。まあ、咲きはじめということもあるかもしれませんが、よくやく憧れの水芭蕉に出会えたような気がします(笑)。
2006.05.24
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新緑が気持ちいい季節ですね……。 仕事なんかホッポリだして、空を見ながら昼寝がしたくなります。 あんまりあくせくせず、たまにはのんびりしましょうか。
2006.05.18
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碁石ガ峰山頂から能登島方面を眺めました。 風力発電のプロペラが気持ちよさそうに回ってました~~。 風力発電といえば太陽光発電とか潮力発電などとともに、次世代を担う人に優しく環境負荷も少ない新エネルギーの代名詞的な存在ですね。 でも、これの設置で今、物議を醸しているそうです。 「バードストライク」っていい、空港とかで離着陸する飛行機のエンジンに鳥が入り込み、エンジンが壊れるといった問題がありますが、それと同じことが風力発電でも起こっているそうです。 トンビや鷹、鷲などの猛禽類といわれる鳥類を中心に、風力発電のプロペラにぶつかって命を落としているものが増えているそうです。 これを理由に風力発電のこれ以上の建設を反対している団体や関係機関へ質問状を送りつける人もいます。 宣伝塔的な存在として自治体や電力会社がじゃんじゃん風力発電を作っていること自体、問題はあります。 でも、私個人的には建設に反対している人たちの話もイマイチよく理解できません。鳥がかわいそうという問題なんでしょうか? それとも絶滅危惧の鳥が減ることで生態系のバランスが壊れて様々な懸念が生じる可能性があるというのでしょうか? 鳥の命だって守られるべきです。ましてや生き物の種類が減ることは生態系を脆弱化させる危険がありますので由々しき問題です。 ただ、風力発電だって全否定するのはいかがなものでしょうか。もうちょっと同じテーブルについて、たとえば「鳥にやさしい風力発電のあり方」を議論するとか、道はないものかと思います。 この問題に詳しい方がいらっしゃいましたらご意見をお聞かせください。
2006.05.17
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昨日お話しした棚田からさらにクルマで山を登ったところから見た里山の春景色です。 木や花がまるでパッチワークの模様みたいです。 ところで、昨日もテレビのニュースに出たという話を書きましたが、なんと新聞にも出ちゃいました~~ 朝日新聞なんですが石川版というローカル面で、天下の朝日新聞ですが、石川県では読んでいる人はとっても少ないらしい……。 でも、いろんな新聞をチェックしましたが(なんだかんだいって「出てないかなぁ~」って探してたりして)、一番写真の出来がよかったのが朝日新聞でした。 ちなみにこの写真、今ならアサヒコムのネットでもご覧になれます。よろしかったらどうぞ。朝日新聞石川版 地元のおばあちゃん連中にはやし立てられているのが米スタア一家でございます~~。どうぞお見知りおきを。
2006.05.15
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心配していた天気にも恵まれて、今年棚田オーナーになった石川県羽咋市の神子原米の田植えをしてきました。 田植えは昨年以来、2回目ですが、やっぱ難しい。なんか昨年の方がまだ上手かったような気も……。 でも、棚田は眺めがよくて気持ちいいですね。山から湧出したての水と昼夜の寒暖の差が美味しいお米を作るそうで、ここで幻の神子原米が採れるんだ~て思うと感慨深いものがあります。早、収穫が待ち遠しい。 指導係のおっちゃんがうちの娘に「どや、農作業は楽しいか? そおか楽しいか! だったらわしの孫んところに嫁に来んか!」と新手のナンパをしてました(笑)。 棚田オーナーは最近では知られるようになりましたがまだまだ珍しいのか、テレビや新聞が大勢取材に来てました。さっきもニュースを見ていたら、我が一家の田植え風景が放送されていましたよ。↑棚田の上、碁石ガ峰山頂で。手にするはいただいた神子原米で作ったおにぎり。おいしかったです!
2006.05.14
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せっかくならば、なるべく美味しいものを食べたいっ! これは誰もが願うこと。 同じ料理でも素材がよければ、味はぐ~んとよくなります(まぁ、素材の良さでは救えない場合もありますけど)。 でも、いい素材はやっぱり高い!。 北陸に住んでいると「越前がに」とか「氷見の寒ぶり」といった美味しい魚をしょっちゅう食べられると思われることがありますが、いくら産地でもやっぱり高いし、だいたい本当にいい物は築地とかに直行してしまいます。 まあ、せめて調味料くらいはと、我が家では味噌、塩、醤油あたりにはかなりこだわっています。ささやかですけど。 味噌は別に高級品というわけではありませんが、気に入った味噌が能登半島でしか買えないので、わざわざ買い出しに行きます。 塩は昔ながらの揚げ浜塩田で作った能登半島は珠洲の塩。 醤油は金沢の大野というところで作られるもの。 もともと、味噌は山梨県のもの、醤油は島根県松江産のものを使っていましたが、最近、地元産の美味しいものを見つけたので切り替えました。 醤油は今まで720ミリリットルで1000円ほどものを使っていました。一般的なものの2倍から3倍の値段でしょうか。 なんと贅沢な! といっても醤油はそんなに消費しませんから、これでエンゲル係数が跳ね上がることはありません(笑)。 でも、調味料が違うと料理の味はまったく違います。素材の悪さもカバーしてくれます。 だから、せめて調味料くらいは贅沢しましょう。 ところで、この間見つけた醤油は720ミリリットルで1500円! 調味料贅沢推進派(ってどんな派?)の私は、迷わず買ってしまいました。 まだ、空けていませんが、封印され金具のついた昔風のビンが大いなる期待をさせてくれます。 楽しみだなぁ。
2006.05.13
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「江戸料理」っていう言葉があります。 でも、関西料理、京料理、上方料理……。京都を中心とした食文化に全国は席巻されてしまったかのように見られ、東の雄であるべき江戸(東京)は元気がないような気がします。 東京というと食文化とはイメージがあまり結びつきませんが、江戸時代には参勤交代をはじめ全国各地の食が集約され、そして一大文化に昇華していたことは想像に難くありません。 実際、にぎり寿司や天ぷら、そばは江戸が発祥、もしくは江戸で人気となり、今や海外でもポピュラーな日本を代表する料理になったもの。 しかし「江戸前」という言葉に僅かにその片鱗が残るだけで、江戸(東京)との関係が希薄になってしまった気もします。 「江戸料理」が今では絶滅の危機に瀕しているといわれる専門家もいらっしゃいます。 そもそも江戸料理って何でしょうか? かつては新鮮な魚介が天然のいけすといわれた「江戸前」(東京湾のこと)で採れた。だから素材の持ち味を活かすのが江戸料理の真骨頂でした。 当然、江戸時代とは比べものにならないほど東京湾は汚れてしまい、そこに生息する生きものの数も激減しています。 私の故郷の川、多摩川は、私が子どもの頃に比べると水質も改善され、アユや鮭も遡上し、モズクガニも帰ってきたといいますが、それでも江戸時代とは比べものになりません。 でも、素材の問題が江戸料理の衰退した原因かと思えば、実は違います。 それは、関東大震災により東京の飲食店は壊滅的な被害を受け、その代わりに関西の店が進出してきたことが大きな理由だといいます(逆に関東から関西へ逃れて定着したものもあるそうですが)。 これにより、レストランや料理屋といった飲食業界の世界では、江戸料理は衰退への道を歩むようになったといいますが、果たしでどうなのでしょうか? 飲食業界は別にして、庶民の世界にはその後もずっと江戸の食文化は伝承されてきたはず……。ところが、それすらも徐々に上品なイメージのある関西風に席巻されつつあるようです。 江戸料理は、京料理に比べるとはるかに歴史は短く、例えば、濃いといわれる味付けも、もともと尾張や三河からやってきた武士が定着させたものだとか。つまり、武士がベースを作り、それを商人が形作っていったもので、そこには、参勤交代で全国から人が集まっていたので、さまざまな要素も取り込まれているのではないかと想像でき、要するに全国の良い所を取り入れて発展してきた料理と考えられないでしょうか。 他の文化の料理を受け入れやすいのが江戸料理の特徴で、そうやって進化してきたのが江戸料理といえる気がします。 であれば今の状況も理解できます。 一時期、「無国籍料理」なるものが東京でもてはやされたことがありますが、あれなんか、まさしく江戸料理の伝統だったのかもしれません。 「京風」とはいっても、どっこい実はしっかりとベースに江戸が生きている、いや生きていて欲しいって、江戸庶民の端くれの系統の私は願っちゃいます。 さて、江戸料理というとどんなものがあるでしょうか。 うなぎ、天ぷら、駒形のどぜう、佃島の佃煮、月島のもんじゃ、深川めし、おでん、築地が発祥の吉野家の牛丼をはじめ、丼ものの多くは江戸のイメージが強い気がしますね 江戸の魚といえば鮪と鰹のイメージがありますが、でも実際は白身の魚が多かったらしい。 江戸のだしは鰹。昆布の関西に対して鰹節の関東といわれますが、北前舟の昆布を牛耳っていたのが大阪で、関東の庶民には昆布に手を出すことが出来なかったという止むにやまれない(?)背景があったそうな。 鰹節の由来には諸説ありますが、江戸時代に鰹節が作られていた紀洲・土佐・薩摩などから江戸に海路で運搬される途中に生えたかびのなかに、鰹節の風味を良くするものが発見されたためだとか。 関東で濃口醤油が使われるのは、味の濃い、脂肪分の多い魚や、保存した野菜などが使われたために、醤油の味で食べる必要があったもいわれています。 東京のそばつゆを辛くてしょっぱくて……という人が多いのですが、あの辛汁こそが江戸の味の真骨頂だと私は思います。長野や福井、石川にも美味しいそばを食わせる名店がたくさんありますが、つゆの味がイマイチでせっかくの美味しいそばが台無しなんてのも良くあります。 あの辛い汁をちょこっとつけて、『ズズッ』って音を立てながら食うのが江戸の粋ってもんでぃ!! Part2では東京の銘菓とお米の話をします(しばらくお待ちください)。
2006.05.10
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連休で帰省した際、いつものサイボクへ行ってきました。 この間までは、盆と正月の贅沢とばかり、ソーセージやSPGポークのお肉、ベーコンなどをしこたま買い込んで来ましたが、最近、カミさんが通販を使ってご近所さんと一緒に共同購入するようになりまして、サイボクのソーセージやベーコンがわが家の冷蔵庫にいつもいらっしゃるようになったんです。 お蔭で前ほどありがたみがなくなったような気もします。 通販って便利ですが、反面、現地を訪ねて買う楽しみが減っちゃいますよね。 まあ、今回はそんな気分もさっぱり洗い流すべく、敷地内に湧く温泉施設「まきばの湯」も訪ねることとしました。 要するに、いわゆる日帰り温泉施設です。 オープンしてからしばらく経ちますが、入浴料1500円にビビって、今まで行ったことが無かったんです。 ところが、夕方18時以降に入館すれば1000円になることを知り、「ならば」と出かけてきました。 さすが、1500円も取る施設だけあって、浴槽は実にバリエーション豊かです。普通の内風呂や露天風呂の他、樽やツボ、霧が発生する洞窟風呂、流れが速すぎて中学生以上しか入浴できない流水歩行浴、さらには小さな山の中腹と山頂にも露天風呂が設えてあったりします。サウナに併設された水風呂は秩父山系の伏流水を使って水温が違う2槽を用意する念の入れよう。まさに裸で遊べる温泉テーマパークといえるでしょう。 でも、そんな遊び心満点の風呂よりも、私が感心したのはまったく塩素臭のしないお湯です。 源泉かけ流しという浴槽もありますが、そうじゃないものも含め、あのプールを思わす塩素臭さがまったくありません。 「最近、塩素臭い温泉ばかり入っていたので鼻がバカになったのか?」などとも思いましたが、どうもそうではないらしい。 で、気になって脱衣所に掲示されている各浴槽の状況をみると、「銀イオンによる殺菌」と書いてありました。 あとで調べると、レジオネラ菌や大腸菌の消毒に効果の高いものらしい。「あの塩素臭さからおさらばできる」この銀イオン殺菌がもっと普及してくれればいいのにと思うが、モノゴト、そう単純ではないこともわかりました。 温泉公衆浴場の衛生管理は、どうやら厚生労働省のガイドラインをもとに、都道府県などの条例で決められているようで、大まかにいうと、(1)かけ流しだろうがなんだろうがとにかく塩素で殺菌しなければいけないところ(2)かけ流し以外は全て塩素で殺菌しなければいけないところ(3)水質基準さえ満たしていれば具体的な殺菌方法を定めていないところ の3つに分かれるみたい。 ここで、びっくりしたのは、(1)や(2)のように杓子定規にとにかく塩素を使え!とするところがある、それも結構かなりということ。 衛生上問題なくても塩素で消毒しないと条例違反になってしまうというのです。 そんな、理不尽な~~!って思いますが、それが実態と知って、開いた口が塞がりません……。 自然の恵みである温泉をそんな無意味な条例で台無しにしてしまっていいのでしょうか? つまり、話を元に戻しますが、銀イオンを導入したくても、条例で「塩素」と定めている都道府県では、これを使えないことになるんだって! なんか解せないなぁ。 ただ、まきばの湯は確かに塩素臭はしなかったけど、パンフレットにある「最高クラスの『源泉かけ流し』……」っていうほどには感じなかったです。私の感覚では、そんなにお湯の鮮度がいいようには思えませんでした……。ま、ゴールデンウイークの夕方で500円割引タイムですから、お湯も疲れているのかもしれませんね。 いずれにしても、この温泉に入ったおかげで、温泉の知られざる一面を知るきっかけになったこと、感謝です。 それと、裏を返せば、銀イオンを使える埼玉県は、とりあえず良識的な条例の県ということですね。 ちなみに日帰り入浴ができない旅館の風呂は公衆浴場法ではなく旅館業法の定めになるため、基準も変わるようで、ここでの話はあくまでも公衆浴場に限ります。 で、石川県の条例をネットで探して見てみましたが、どうも難しすぎてよく判りませんでした~~(^^;;
2006.05.09
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皆さま いつも、「全国の名物研究所」という今やほぼ名前倒れのとりとめのないブログにお越しくださり、心より御礼を申し上げます。 本日、おかげさまで10000Hitを達成することが出来ました! 思えば昨年秋に始めたころ、よそ様のカウンターを見るたびに「1万とかどうやったら……」と羨ましく拝見しておりましたが、よもや、そんな自分が半年あまりでこのような栄誉に浴させていただけるとは。これもひとえに、懲りずにお訪ねくださる皆さま方のおかげと感謝しています。 さて、最近、とんと止まってはいますが、「都道府県別美味いもの図鑑」の次回、東京都はただいま取材をしています。それから、今週の日曜日には、棚田オーナー2年目の田植えを予定しています。昨年は富山県氷見市の棚田オーナーでしたが、今年は石川県羽咋市の神子原米のオーナーになりました(何でもこのお米は、某テレビ番組の本日の特選素材になったらしい)。 先日、里帰りしたときに、埼玉でしか買えない、「彩のかがやき」というお米のしっかりゲットしましたので、またお米の話も弾みをつけていきます。 まあ、相変わらずマイペースでやらせていただくつもりですが、どうぞ今後ともよろしくお願いします。 米スタア 拝
2006.05.08
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しばし、ご無沙汰いたしました。 ゴールデンウィークの後半は、私の実家がある神奈川と、カミさんの実家がある埼玉に帰省していました。 いつもは、実家でごろごろして休みは終わってしまうんですが、たまには東京見物に出かけて見ることにしました。 私は下の娘(小学1年生)と二人でお台場へ。上の娘は東急ハンズで買い物があるカミさんについて渋谷へと、二手に分かれての東京見物となりました。 次女と二人っきりであまり出かけたことがない父ちゃんとしては、「娘を退屈させてはいけない」「娘の前であたふたしてはいけない」と、事前にお台場への行き方やスポットなどを下調べして準備万端! なんかまるでデートみたい……。 もともとほとんど電車すら乗ったことがない娘は自動改札の通り方さえ知らず、地下鉄も生まれてはじめて乗るんです。そんな娘にとっては、いい社会勉強となります。 で、お台場では、まずはお目当ての大観覧車に乗りました。ゴールデンウィーク中だというのに午前中は人でも少なく、待ち時間はほとんどなく乗ることができ、ラッキーでした。 それにしても、久しぶりにじっくりと眺める東京の景色は、ここしばらくの間でホント大きく変わりましたね。羽田に離着陸する飛行機も、そして海も前はもっと近くにあったはず。 晴海に見本市会場があった頃、対岸にある高いビルといえば浜松町の貿易センタービルくらいで、東京タワーもよく見えたのに……。 交通網を見ても知らない間にいろいろな鉄道が開通していますよね。東京いる時は気にしてませんでしたが、ちょっと離れてみると、この街のパワーってすごいなぁ~って改めて感心させられます。 でも、「りんかい線」にはじめて乗りましたが、どんなスタイリッシュな電車がやってくるのか楽しみ待っていたら、なんと、むかし慣れ親しんだ埼京線の電車がやってきて、なんかちょっとホッとしたりしましたけど……。 浦島太郎気分の東京見物でしたが、まずはともあれ、娘には喜んでもらえたようで、それが何より、かな。↑東京タワーも低くなりました
2006.05.07
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今日は会社でしたぁ~。なんか連休の合間の出勤って気合入りませんね…… で、今日も小浜も話を続けます。 上の写真、どうだ~って感じでしょ。 小浜市は食文化の伝承に力を入れており、食で地域活性化も図っています。そのキーとなるのが若狭おばま食文化館で、ここは全国のお雑煮が展示(よく出来たサンプルで)されていたり、食のことをちょっとまじめに学ぶには面白いスポット。 その食文化館の隣に最近オープンしたのが濱の四季という食事処で、いわばその食文化館の付帯施設となるレストランです。そこでは小浜の郷土料理をいただくことが出来ます。写真は1日15食限定と書いてあった濱の穴子丼です。近海で取れた鮮度のいい穴子を使い、食文化館のコーディネイトをされた料理研究家の秘伝のたれと地元でとれた有機米を使っているそうです。 さて、お味ですが、これはもう絶品でしたよ。穴子は癖がなく、しかも程よくジューシーでたれもくどくなく、素直に「また食べたい」って気になります。これで980円は安いですよね。 もうひとつ、おまけ。食文化館の隣にはもうひとつ、焼さば鮨を製造。直売している店があり、ここの焼さば鮨も美味しいです(↓)。焼さば鮨が人気になったきっかけといわれる空弁のものも食べましたが(羽田からわざわざ買ってきた)、やっぱりここの店のものが一番安くて美味しいです。小浜ってほんとにいいところですよね さて、GW後半ですが、結局、中国大陸から舞い降りた黄砂に辟易してキャンプは見送りまして、関東の実家に帰省することにしました。ちょっとおのぼりさん感覚で東京見物でもして来ようかと思っております。 残念ながらモバイル環境が整っておりませんので、よって6日までこのブログはお休みさせていただきます。 また、7日から更新予定です。では、また。
2006.05.02
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今日は、いただいたチケットがあったので石川県立歴史博物館へ行ってきました。 展示物もさることながら、なんと言ってもここは建物がすごいですね。元は陸軍の施設としてて建てられたものというきな臭い歴史をはらんでおりますが、レンガ造りの三棟は迫力満点、不思議な空間にさまよう混んだような錯覚を覚えます。 一時期、美大の校舎としても使われてたそうで、そのせいか、館内はレトロな中にもモダニズムな空間があって、これまた面白いです。金沢には他にも近代文学館や市民芸術村など絵になるレンガ建築物が点在しています。観光客には馴染みがあまりないでしょうが、これもまた金沢の歴史を物語る建造物なのです。 さて、久しぶりに名物の話をしましょう。といってもまた若狭ですが 若狭湾に面した小浜市。ここはかつて鯖漁で栄えた町です。「京は遠ても十八里」と、江戸時代にここで水揚げされた鯖を京都へ鯖を運んだ「鯖街道」の起点としても知られます。浜でひとしおされた鯖は十八里の道のりを経て今日へ着くころちょうどいい塩加減になっていたとか。 でも面白いことに、実はこの鯖街道を使って京へ運ばれていたのは鯖よりもカレイの方が歴史も古く量も多かったそうです。若狭ガレイといえば今も昔も高級ブランド品だったようですが、一方鯖は京の庶民に人気があったようです。そんな若狭の鯖も今は水揚げ量が激減してしまい、すっかり高級魚となりました。 小浜名物に浜焼き鯖というのがあります。下の写真がそれですが、簡単に言ってしまえば、鯖を串刺しにして焼いたもの。スーパーの惣菜コーナーなどで売っている焼き魚を想像していましたが、まず大きさがだいたい30センチ以上はある大きな鯖で、脂がのって身はジューシー。しかも焼き方に特徴があるのか、青魚特有の癖もなく美味しい。小浜では盆暮れの挨拶や慶事にはこの浜焼き鯖を贈る風習があるとか。 そのまま食べても、しょうが醤油でいただいても、身をほぐして散らし寿司や汁物に入れてもいいといいます。 これを使って押し寿司にしたのが、空弁で大人気となった焼鯖寿司です。これについては、また機会を改めますね。 前、冬時期に訪ねたときは、店先に焼きたての鯖が山積みになっていましたが、主に聞くと今の時期でも1日100本は焼くといいます。全国発想もしていますが、それでもこれだけの量がさばけるなんてすごい消費量だと思いませんか。
2006.05.01
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