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18年後の未来からやって来たと言い張る電波娘が登場して、大いなるマンネリに波紋を投げかける。ちなみに省太は、15年後の未来からタイムスリップしてきた。電波娘の主張が本当ならば、この娘は15年後の省太のさらに3年先の未来を知っていることになるが、これは伏線なのか、それとも、この娘はやはりただの電波娘なのか。伏線ならば、そろそろ広げた風呂敷を畳む作業に入っているのかもしれない。省太がシャセイする場面が激減したのは、あるいは作者の自主規制か。
2014/08/31
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主要登場人物に学生は存在せず、密室もなし。トリックではなく動機を重視して、過渡期の産物だった前作から一歩踏み出し、新たな領域へと入った。以下、ネタばれあり。冬子は初めから怪しかったので犯人の意外性はないが、どんどん読めるおもしろさ。
2014/08/30
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DVD「仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編」DVD「仮面の忍者 赤影 第二部 卍党篇」DVD「仮面の忍者 赤影 第三部 根來篇」DVD「仮面の忍者 赤影 第四部 魔風篇」楽天ブックスでは、13,414円+13,558円+13,924円+13,414円=54,310円。アマゾンでは、10,235円+10,281円+10,235円+10,235円=40,986円。当然、アマゾンで購入。にしても、高い。東映は他の特撮DVDも強気の価格設定で、ぼったくっている。今月はとにかく仕事がクソ忙しくてストレスが溜まっており、思わずクリックしてしまった。
2014/08/28
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「放課後」が女子高、「卒業」が大学、間に「白馬山荘殺人」をはさみ、今作が大学卒業後のモラトリアムで、学生三部作が終了。これまでの三作では執拗に密室トリックに拘り、図説まで施していたが、ここでのエレベーターは密室といえるほどの密室でもなく、図説もなし。古典的な探偵小説から脱する萌芽が認められる。
2014/08/28
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前号では長男、亮一氏への単独インタビューだったが、今号では亮一氏に加えて長女の高松宜子氏へも同時にインタビュー。さらに興味深い話が聞ける。副題にあるとおり、「鬼火」と「真珠郎」、さらに「かいやぐら物語」については詳細に考察されている。しかし、「蔵の中」、「仮面劇場」、「夜光虫」等、まだまだ重要作品が残っている。ぜひとも続篇を求む。
2014/08/25
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閉ざされた空間、密室殺人、マザーグースを使った暗号、タイトルは○○殺人事件。あまりにも古典的すぎて、さすがに引いた。作者は意図的にそうしたのだろうが。
2014/08/24
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TV映画「ハンナ」ジョー・ライト監督11年米。8月22日深夜粗筋はgooより。ハンナ(シアーシャ・ローナン)は、元CIA工作員の父エリック(エリック・バナ)とフィンランドの山奥で人知れず暮らし、並外れた格闘テクニックを叩き込まれた少女。愛らしい外見に反し、痛みを知らず、感情を持たないまま16歳に成長する。いつしか戦闘応力が父を越えるまでになったハンナに、ついに外の世界へ旅立つ日が訪れる。だが、ある任務によってヨーロッパへ旅立った彼女を、かつての父の同僚であるCIA捜査官マリッサ(ケイト・ブランシェット)が執拗に追う。行く手を阻むマリッサの手下との壮絶な戦いの中で、ハンナは自身の卓越した身体能力の秘密を知ることになる……。史上最年少でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『つぐない』の美少女、シアーシャ・ローナンが、初めてのアクション・スリラーに挑戦。殺し屋として育てられた少女が、世界を股にかけた逃亡劇の途中で友情や恋を知り、悩みながらも成長していく姿を繊細に演じる。ケイト・ブランシェットの凄みある悪役ぶりにも注目。「心臓を外した」の台詞でサンドイッチする構成は良い。しかし、穴だらけの脚本には問題あり。10数年もかけて殺人マシーンとして育て上げておきながら、いざ決行の段になるとあまりにも計画が杜撰で、呆れ果てた。シアーシャ・ローナンは生来のミステリアスな雰囲気に加えて、演技、アクションともに素晴らしいの一語だが、父親役のエリック・バナの格闘シーンが意外と緩いので、このへんも興醒め。ケイト・ブランシェットの悪役は存在感あり。素材を活かせなかった、惜しい映画。
2014/08/23
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加賀恭一郎シリーズの第一弾。はじめからシリーズにするつもりであったのかどうかは、わからない。ドラマで加賀を演じた阿部寛が帯に写っているので、読んでいるときも加賀は阿部と一体化していた。高校からの仲良しグループが、大学卒業間際に崩壊する。前作の舞台が私立の女子高で、今作は県立大学。初期の東野は、学園ものを得意としていた。以下、ネタばれあり。形状記憶合金を鍵に使った密室トリックや、茶会の雪月花之式でのカード手品を応用したトリックでは、詳細に図示までしてくれているが、物理トリックには興味がないので余計なお世話だった。仲間をなぜ殺さねばならなかったのか、なぜ仲間に殺されてしまったのか、そちらの方にもっと重点を置いて欲しかった。
2014/08/21
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乱歩賞受賞作にしてデビュー作。今や、一時期の赤川次郎や宮部みゆきをも超えるほどの人気作家となった東野圭吾。まだ知る人ぞ知る存在程度の頃に何冊か虫食いで読んでいるが、これを機会にデビュー作から順に読んでいくことにする。以下、ネタばれあり。洋弓の矢を心張り棒に使う密室トリックは、そもそも物理トリックに興味がないのでどうでもいい。注目すべきは、この密室トリックを第三者にわざと解かせ、アリバイを作るための捨石にする点。これに、仮装したピエロが人違いで殺害されたと思わせて、その実そのピエロが真のターゲットだったというトリックが絡む。動機が合宿での自慰行為を覗き見られたこと、しかも、覗き見されたと本人が思い込んでいただけかもしれないのであり、このへんはいまひとつ腑に落ちないが、女子高生ならそういうこともあるのかもしれない。不倫中の妻が襲撃していたのは、あるいは屋上屋を重ねているか。癖のない文章は初期から変らず、たいへん読みやすい。
2014/08/17
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主役は信長でも岡部以言でも、ましてや岡部以俊でもなく、安土城である。信長の物語は出尽くした感もあったが、この手があったか。安土城完成まで、特に棟上までを頁を費やして詳細に語りながら、完成から焼失までは駆け足であっさり終えている点は、やや不満が残った。以俊の愛人である水仕女が乱波であることは、登場したその瞬間にわかったが、これは作劇上敢えてそうしたのか、それとも伏線の張り方が稚拙でそうなったのか、どちらであろうか。安土城焼き討ちは、主として秀満犯人説、信雄犯人説の二説ある。ここでは信雄犯人説が採られている。ただし、信雄が能動的に火をかけたわけではなく、六角の残党が火矢を撃ちかけたのを放置したことによるものとした。この伝で大坂城築城も描いて欲しい。が、著者はすでに鬼籍に入っているので、もはやそれは不可能。無念。
2014/08/15
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合法であるか否かを問わず、また、先進国であろうが途上国であろうが、売春宿はどこにでもある。しかし、そこで働く売春婦の境遇は先進国と途上国で大きく異なる。自ら進んで売春婦となっている場合が多い先進国に対し、途上国ではいまだに人身売買が横行しており、己の意に反して売春を強要されていることが多い。さらに悲惨なのは、途上国の売春宿への売春婦供給源となっている、最貧国の少女たちである。インドの売春宿へ騙されて売られていくネパールの少女たちが、まさにそれだ。現代の不治の病、エイズの存在が、彼女たちの悲惨さに拍車をかけている。彼女たちがインドの売春宿から救出されとき、死んだと思っていた娘が戻ったことに親は歓喜し、売春で穢れた過去は不問に付して娘のこれからの幸福を考える。しかし、娘がHIVに感染していることを知るや、彼らは一転して及び腰となり、果ては娘を捨てて行方をくらますのだ。売春宿に売られた過去は乗り越えられても、HIVに感染していることは乗り越えられない。決して崇高な精神からではない、自分がボランティアに関わるきっかけから始めて、衝撃的な内容を比較的冷静な筆致で丹念に描写する著者の姿勢は好感が持てるが、売春婦をセックスワーカーと言い換えるあたりは感心しない。なお、現在、支那と南鮮が世界中に喧伝している大嘘のひとつ、「旧日本軍は朝鮮半島の女性を強制連行して、軍の性奴隷としていた」の「性奴隷」のイメージは、まさにこのインドの売春宿に売られたネパールの少女のそれである。兵士よりも高給取りであった慰安婦を、客からのチップすら経営者に巻き上げられて、常に文無しでこき使われている少女たちと同列に扱うまやかし。絶対に阻止せねばならない。
2014/08/13
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2ヶ月ほど前に1巻から13巻までを再読したので、これまでの流れを把握した上で読むことが出来た。それはいいとして、この人はいつになったら、キャラをきちんと描き分けられるようになるのだろうか。今回、ベルトルトは登場しないのでジャンと重なることはなかったが、相変わらずアルミンとクリスタ(ヒストリア)の区別はつかないし、だんだんミカサとサシャ、エレンとリヴァイが重なる場面も増えてきて、以前より悪くなっているように見える。背景のパースの歪みや格闘シーンの人体の不自然な動きは、以前に比べると大分改善されてきているので、そちらの拙さがよけい浮き彫りになってきている感じだ。
2014/08/10
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ひとつところに留まらない吉富が、今度はモダンホラーに進出。といっても怖くはなく、むしろ泣かせるストーリーとなっている。この時期はアシスタントを減らして、自分自身で背景を描くことが多くなっているはずだが、その緻密さは極点に達しており、マグリットそのままのものもあれば、パースがどうこうの問題ではない、これまで見たこともない世界が展開していたりもする。
2014/08/10
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現在のスキルで「ローンナイト」のノリを追及したような感じ。作者は「RAY」の沢院長のキャラをよほど気に入ったのか、この作品で肉汁大佐として再使用している。シリアスな「RAY」では浮いていた沢だが、ギャグ調のここではしっくりはまっているようだ。いずれにしてもどっちつかずの感は否めず、2巻で終わったのも肯ける。
2014/08/10
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「RAY」の前日談と後日談に、連載のきっかけとなった「ブラックジャック」の企画物をカップリング。さらに、次作「GATE RUNNER」のプロトタイプを追加。
2014/08/09
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出世作「EAT-MAN」の次作にあたり、この作品で、一話で完結させながら伏線を張りまくって、最終話ですべて回収する連載スタイルを確立したと言っていい。画風もここからは高いレベルで安定して、現在に至っている。この時期はアシスタントが数人いたそうで、背景は写真をトレースしているようにも見える。背景の描き込み自体は、吉富はデビュー時からしつこいくらいに行っているが、「ローンナイト」では細かく割ったコマでも容赦なく背景を描き込んで全体が乱雑に見えることが多く、描き込んだ効果を得られていなかった。その後コマ割りが洗練されたこともあって、今作では緻密な後景とダイナミックな前景のバランスが非常によくなっている。沢院長のキャラクターはあまりにも異質であり、これが必要だったのかどうかはわからない。
2014/08/09
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TV映画「カメレオン」阪本順治監督08年東映。8月3日放映。粗筋はgooより。危険をいち早く察知し、その場の状況や感情により素早く身体を変色させ、狙った獲物を捕らえる生き物、カメレオンのように野田伍郎(藤原竜也)は、いくつもの表情を持ち、時にはクール表情を垣間見せる男だった。いたずらに時間だけが過ぎていく中、伍郎は仲間たちとチープな詐欺を始める。ターゲットに疑いすら持たせずに欺いて金を稼ぐ日々。そんな色のない世界に紛れて生きる伍郎に惹かれる小池佳子(水川あさみ)もまた、自分の色を失った一人だった。その日、いつものように完璧に獲物を騙しきった伍郎たちは、偶然ある政府要人の拉致現場に居合わせる。その後、拉致を目撃した仲間たちは得体の知れない巨大組織に次々と殺され、伍郎の身にも怪しい影が迫ってくる。そして、伍郎の腕に崩れ落ちる佳子…。ゆっくりと危険な色を身に纏い、伍郎の復讐が始まる……。故松田優作のために書かれた脚本を、藤原竜也主演で映画化したクライム・アクション。拉致事件との遭遇を機に、謎の組織との戦いを強いられていく青年の姿をドライに映す。出演は藤原竜也、水川あさみ、塩谷瞬、豊原功補、岸部一徳、犬塚弘、谷啓、加藤治子ら。藤原竜也が妙に浮いていると思ったら、元々は松田優作のアテ書き脚本だったそうで、竜也を優作に置き換えて観るとしっくりくる。藤原のいつもの大仰な舞台演技はこの映画ではアリだが、格闘シーンが舞台の殺陣のように見えるのは致命的。
2014/08/09
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ペットボトルロケット、否、ゴミオブジェ「ハチミツ号」が完成した瞬間、笑いを堪えるのに苦労した。三馬鹿の勘違いにも程がある。消耗の激しい芽以子に代わって、今度は千代が収監され、キヨシと栗原姉妹の歪な三角関係が成立。ここまで独り健全だった千代までもが奇行に走る。芽以子とアンドレの覚醒はまだか。
2014/08/08
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両肘を傷めて、数ヶ月ピアノに触れてもいなかったので、完全に振り出しに戻った状態。そこで心機一転、大好きな「亡き王女のためのパバーヌ」に挑戦することにした。目指すはアシュケナージ(嘘)。今日の左だけで、先が思いやられる。
2014/08/07
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蔵出し第二弾。「サイファ戦記BIT」の後半と、ほとんどドタバタの問題作、「ラブラブキュート」を収録。「ラブラブキュート」読後の脱力感は半端ない。これでは連載を打ち切られるのも当然と思えるが、吉富本人はこの作品を気に入っているそうだ。
2014/08/07
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「ローンナイト」と「EAT-MAN」の間、または平行して描かれ、連載打ち切りとなった作品を蔵出し。絵柄も内容も「ローンナイト」そのままで、「EAT-MAN」からは遠い。
2014/08/07
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これにて全19巻読了。ボルトがなぜボルトと名乗るようになったのか、なぜ常にコートを着ているのか等、いくつかの謎は解明されたが、結局、彼が誰なのかはわからないまま終了した。人間なのか、それとも未知の生物なのか、はたまた機械なのか。どうやら、創造主であることを匂わせてはいる。世界を呑み込んで世界を再生するわけだ。
2014/08/06
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ここまで来ると、現在の画風とほぼ同じ。9巻の章題に「BIG GENERATOR」とある。案の定、これはイエスのアルバム・タイトルから取られていて、吉富が後記で「イエスはプログレッシブ・ロックのバンドです。」と説明しているが、この時点ですでにイエスはプログレッシブ・ロックのバンドとは言い難くなっているのであり、われわれ世代ならこのアルバム・タイトルを使おうとは思わない。10巻から12巻にかけては「レオン編」と銘打って、これまで小出しにして来たボルトの秘密を一挙に開放した。それでもまだまだ謎は残っており、ボルトが何者なのかはわからない。「レオン編」はモロにディック。
2014/08/05
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「ローンナイト」の次作で、初期の代表作。全19巻中7巻までを読了。第1巻ではまだ前作を引きずっているが、第2巻以降は劇的に画風が変って、現在の姿に近づいている。コマ割りのぎこちなさ、背景のうるささもなくなった。吉富本人はメビウスの影響を口にしているが、この時期の絵は米田仁士に酷似している。
2014/08/04
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外伝。あとがきに「次も考えている」とあるが、どうやらそれは実現しないままのようだ。ローンナイトは"Loan Knight"で、"Lone Knight"ではない。「孤独の騎士」ではなく、「借金騎士」なのだ。書き忘れていた。
2014/08/03
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1と2に分かれているが、おそらくは掲載誌が変ったためであり、両者間に内容の断絶は認められない。ローンナイト全8巻と考えていい。巻を重ねる毎にキャラクターが増えて、言わばパーティーの人数が増える状態。読むRPGとでも言うべきもの。コマを割りすぎるのと、背景を描き込みすぎるのとで、現在の吉富作品と比べて意外と読み難かったりする。
2014/08/03
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吉富は高校在学中に「パンゲア」の挿絵でデビューして、その後、ゲーム「ソーサリアン」のノベライズの挿絵を担当。この「ローンナイト」が、初めてのオリジナル漫画連載となる。記念すべき初連載作品だが、面影がまったくないと言っていいほどに今の画風とは異なる。内容の相似もあって、たいていの人が鳥山明のドラクエを思い浮かべることだろう。アメコミやバンドデシネの影響も窺える。その中にあって特筆すべきは、まんまロジャー・ディーンの部分があること。吉富は自らプログレ、殊にイエスの大ファンであると公言しており、「危機」や「イエスソングス」の浮遊する島、「リレイヤー」の白い建物が其処此処に出てくるのには、見ていて思わず頬が緩む。そして、第一巻第二章のタイトルは「サンヒローのオリアス」。サンヒローに住むオリアスが登場し、適役の魔法使いはデイヴ・ロウの描いた魔法使いそのままの風貌。飛行する帆船のデザインも、明らかにあのアルバム・ジャケットを意識している。
2014/08/03
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「BLUE DROP」とは世界設定が共通するだけで、まったく別物。近未来SFにボーイズラブと百合をぶっこんで、異様な世界観を形成している。「BLUE DROP」での唯のキャラは、ここではマーちゃん提督に反映されているようだ。アニメ化されているが、この内容をTVで放送するのは無理だろうから、アニメはアニメで別物になっているのだろう。
2014/08/01
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