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最近すっかりPatrick Duff一色になっている私のPCとコンポですが、観てなかった動画で最新作「Another Word For Rose」から演奏しているほかに、個人的にひじょうに興味深かったエピソードがありました。↑の動画の17,8分過ぎくらいだったでしょうか。Patrickが「ぼくはStrangeloveってバンドにいてね…」と話し始めたので、おっと思っていたら、彼はバンドがそこそこ売れてもブリストルでご両親と住んでいたのだと。「まあ、いろいろあってね(苦笑)」という感じでしたが、それもそのはず、彼はドラッグとアルコールに忙しくて一人暮らしするなんて余裕なかったみたいです。苦笑で、RadioheadとかSuedeと一緒にライヴしたよとも言っていた流れで、ロイヤル・アルバート・ホールでライヴをしたこともあったんだと話し始めるPatrick。そんな非日常の生活の中、そのライヴの後にバン(おそらく送迎?)に詰め込まれて朝4時だか5時に家に帰ったら、お母さんが「How are you?」って出迎えてくれたという下りにはちょっと笑いましたが…しかも、「チーズトースト食べる?って言われて、ぼくも『食べる』って言ったんだよね。笑」というやり取りが(笑)。その後ちょっと寝てたら、お父さんが9時ごろ部屋に入ってきて「出かけるぞ!」と言い出すので、どこ行くんだよ…と思っていたら、連れていかれたのは長いこと会いにも行っていなかったおばあちゃんがいる施設?だったそう。でも、もうおばあちゃんは誰が誰なのかもわからず、おそらくもう長くはないだろうという状態。Patrickはそのことにすごくショックを受けたんだけれど、しばらくずっとそばに居たそうです。そして、ふとおばあちゃんの青い目を見た瞬間に、ドラッグもアルコールもやめようと決めたんだと言っていました。そんなおばあちゃんのことを歌ったものが、新譜に入っている「MARY」。私はこの曲の詞ってどういう意味なんだろうとずっと思っていたんですが、この話を聞いてすべてが腑に落ちました。「Mary、あなたが生きているときはぼくは全然あなたを気にかけてなかった」「Mary、ぼくはひたすらハイになってばかりで会いに来やしなかった、でも今はぼくが間違ってたってわかってる」「ぼくにもう一度人生をやり直させて、償う時間と、もう一度だけあなたを愛してるって言うチャンスをください」「飲んだくれてばかりだった日々には絶対にもう戻らない、あなたにただ『愛してる』って言いたいんだ」切ない…涙そして、それ以来彼はきっぱりとドラッグ&アルコールをやめたんだそうです。彼がクリーンになった背景にそんなことがあったとは。ますますファンになってしまいます。この動画は曲のいいところでぷつっと切れてしまうのがひじょうに残念なのですが、私が以前に触れてた「Lonely Man」もここで披露されています。ただしワンコーラスだけ。けれど、それを聞いただけでも、確かにこれは彼の最高傑作と言われてしかるべきなんだろうなという予感はしました。フル音源で聴きたいんだけどどこかにUPされていないものか。ていうか誰か全部動画の内容訳して教えて(泣
2025.02.25
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さて、先日の来日公演が本当に素晴らしかったBill Pritchardですが、今日は私が大好きなこのアルバム「jollie」を。私は基本的に青いジャケットって大好きなんですが、このアルバムもその例に漏れず。しかも若い頃のBillのこの立ち姿、ちょいアンニュイで素敵じゃないですか?そしてこれを撮ってるのがAnton Corbijnだっていうのがいまだに信じられない(笑)。ちなみにプロデュースにはIan Broudieもちょっと噛んでます。もう意味が分かりません。すごいアルバムです。全編通してポップですごく聴きやすいのがいちばんの魅力。弾むような甘いギターポップなんですが、歌詞はけっこう難しいような。もちろんちゃんとわかっているわけではないんですが、言い回しがすごく文学的な感じがするんですよね。歌っていることも、もちろん恋愛がらみのことだったりもするけれど、ちょっと皮肉っぽくてビターな感じがするような。気がする。私が一番好きな「Number Five」もそう。いきなり「Patience is pest」って始まったので驚きました。でもこのあまりにもポップで甘いメロディのせいで、余計に詞のビターさが強調されているように思えるのです。このアルバムの曲ってみんなそんな感じがするんですよね。コーラスが美しい「I’m in love forever」も、何気ないカフェを歌ってるのかと思えばそうでもなさそうな「Gustave Cafe」も、どキャッチーな「Violet Lee」も。もうちょっと読み込んで考えてみよう。ライヴで聴いたこのアルバムの曲たちは、キラキラと輝いていて、私の心に沁みました。Billの低めの声がいいんです。甘くてちょっとハスキーな感じ、最高!
2025.02.24
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Manic Street Preachersのニューアルバム「Critical Thinking」がちょこちょこリリースが延期されたものの、先日やっと発売されました。先行シングルの「Decline & Fall」はけっこう前に発表されていて、先日のロキソニでも披露されて何の違和感もなくベストなセットリストに溶け込んでいたので、何の不安もなく発売日を待っていました!前作の「The Ultra Vivid Lament」はピアノっぽさが前面に打ち出されていましたが、今回はまたギターに回帰。ギターヒーロー・ジェームスの泣きのメロが炸裂しています。そして全部の曲が本当に聴きやすい。驚くほどキャッチーでメロが頭に残るんです。かといって全部が同じような感じではなくて、ちゃんと一曲一曲がしっかりと耳に刻まれていく感じ。今回はニッキーが歌っている曲も多くて、「Decline & Fall」の次に発表された「Hiding in Plain Sight」はすごく優しくて郷愁を感じさせるメロディと彼の歌声に、なぜか涙が出そうになってしまいました。PVもいいんです、これ。素顔からいつものニッキーメイクをして、衣装を選んで、Manicsのニッキーに変貌していく様子が何とも言えず、胸がキュッとする感じ。私がいちばん気に入っている曲はやはり「Dear Stephen」。最初は歌詞も読まずにぼーっと聞き流していたのですが、「I’m still ill」とか「The Boy with the thorn in his side」というところが聞き取れたので、どういうことだ!?と詞を読んで対訳も読んでみたら…モリッシーに向けた歌なんですね。Dear Stephen, please come back to us...と呼びかける歌声が沁みます。そしてギターのキラキラ感がなんとなくSmithsっぽいように思えました。「My Brave Friend」は何となくリッチーのことを歌ってるのかな?と邪推したくなってしまう歌詞。すごくあたたかくて優しいサウンドなだけに余計にそう思ってしまいました。これぞManicsっぽいストリングスと美しいギターがたまらない「Deleted Scenes」も私のお気に入り。ボートラの「Johatsu」は、日本語タイトルがついてるっていうだけで日本人として嬉しくなります。ニッキーがNHK大好きで夢中で見ているとジェームスが言っていましたが、たぶんドキュメンタリーとかめっちゃ見て、このタイトルを選んだのかなとも思ったり。とても暗い歌詞だけれど、Not a ghost yetというフレーズに、ニッキーの寄り添うような視点が感じられて、やっぱりニッキーはシニカルだけど優しいなあと私は思いました。この曲を数年前の自分に聴かせてやりたいと、切に感じました。あとこれ↓、永野さんがゲストに粉川しのさんを迎えてManicsトークしてる回です。長いけど、ひたすら同意しかない楽しいトークです。初来日のライヴが「無残」の一言で片付いてるのがもう噴くしかない(笑)。それでもお二人のManics愛が感じられて、何回でも聴きたくなりますよ。私はいまだに「ゴッホより普通にラッセンが好き!」で笑えます。
2025.02.23
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Bill Pritchardの来日公演、二日目の方に行ってきました。まったくノーマークのライヴでしたが、思わぬところからお誘いがかかり、幸運にも逃さずに観ることができました。そもそも私はどこで知ったのかもう思い出せないのですが、彼のアルバムを2枚だけ持っていました。たぶん有名なの2枚ですね。「Three months, three weeks & two days. (邦題:あなたほど愛せない)」と「jollie」です。八丁堀にある七針というハコは、とても小さいのですが雰囲気があってアットホームな感じ。背もたれ付きのふかふかな椅子がひとつだけあったので、ふてぶてしくそれに座らせていただきました。おかげでとても快適で、こんなに身体が楽なライヴ初めてでした(笑)。この日は3部構成で2時間半(休憩付き)という、ボリューム感も満足感も半端ないセット。私、初めてのBill Pritchardがこんなに大満足でいいのかと思うほどたくさんやってくれて、本当に感激でした。持っていないアルバムの曲はネットでひととおり聴いてから行きましたが、どれを聴いても心が温かくなって、自然と頬が緩む、そんな感じの彼のメロディと歌声に終始私はにやけっぱなし。たまにどの曲やるのか混乱したりするのはご愛敬らしい(笑)。RomanceとかNumber FiveとかI'm in Love Forever(ともかさんの女性コーラスがすごく良かった!)とかGustave Cafeとか、ここ2ヶ月くらい聴きっぱなしだった曲を生で聴けたのが本当に感激でした。終演後に持っていなかったCDを買えたし(しかもお安い!)、持って行ったjollieのアルバムにサインしてもらったし、しかも調子に乗って写真も撮らせてもらったので、終始テンション高く心も足取りも弾ませながら帰途に着きました。Billはキャスケット姿がキュート!小柄なので私と並んでもサイズ感が変わらないのがまた可愛い。とてもフレンドリーに接してくれて、「きみの名前のつづりはどうやって書くの?」と私が名前書いてと言い出す前に聞いてくれる(笑)。もらったサイン、アルバムのアートワークのフォントに寄せて書いてるのかと思うくらい字が似てる!しかも私は昨日初めて知ったのですが、この写真を手掛けているのがAnton Corbijnなんですって!BillがMCで言ったの聞いてびっくりしました。確かに裏面に書いてあったけど全然見てなかった…そしてこの手書きフォントもAntonの手によるもののようで…この事実が、この日いちばんの驚きでした。↓このイントロで心がわしづかみされる感覚!↓私の最愛曲「Number Five」今回の招聘でひと区切りということなのだそうですが、今さら彼のライヴを初体験してしまった身としては、次が観たいですね…!
2025.02.22
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X(twitter)で私はちょっとキモいくらいのPatrick Duffへのオブセッションを呟いているのですが、そんなPatrickが先日、ブリストルのThe Mount Withoutというかつて教会だった場所でライヴを行いました。そのレポートがなかなか上がってこないので欲求不満だったのですが、今回ネットに素晴らしい記事が。ということでリンクを。Patrick Duff, The Mount Without, Bristol review - sacred music for the soul今回のアルバムでソングライティングを共に手掛けたWoody Taylorと二人でやってみたいですね。しかもこのキャンドル!幻想的で荘厳で…まさに彼の世界観にふさわしい。かなり長いことアルコールとドラッグに依存し溺れまくっていたらしい彼ですが、今はもうそうではないようですね。確かに、過去のアルバムから遡ってくると、今回の「Another Word For Rose」は、死や地獄や破滅と隣り合わせだった彼の世界から、何か脱皮したような、違う世界に足を踏み入れたような感があると私は思うのです。とはいえ、少々ねじれたところは相変わらずPatrick Duff節ではあるのですが。で、最後の方でちらっと触れられているんですが、彼がいままで書いた曲の中でもいちばん美しいという「Lonely Man」という曲はいったい何なんですか?そんな曲これまでにありましたっけ?誰か教えて親切な人…知りたいです…聴きたいです…。そういうわけで、私の生涯の野望に、「Patrick Duffを生で観る」というものが加わりました。あくまで野望なので実現性は低いですが…苦笑私はやっぱり「Water」が大好きなんです。これを万が一ライヴで観ることができたら、さめざめと泣く自信があります。そしてやっぱりPatrickのお帽子姿が可愛い(くどい
2025.02.19
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デヴィッド・テナントとクシュ・ジャンボによる「MACBETH」。予告編の動画などを良く目にしていて、日本ではやらないのかなあと思っていたのですが。今回日本でもドンマー・ウエアハウスでの公演が上映されるとのこと!喜び勇んで行ってきました。私の中でのテナントは面白カッコいいおじさんのイメージが強くて(失礼)、今回のマクベスはどんな感じなのかなと思っていましたが、いやはや言葉を失うほどの迫力でした。魔女の予言が当たって野心を抱いてしまい、ついには主君殺しに手を染め、そこから周りすべてを信じられずに狂気に落ちていくマクベスを、まさに鬼気迫る表情で演じているテナントさんがカッコ良すぎて釘付けです。そこに寄り添い、焚き付け、共に堕ちていく夫人を演じるクシュ・ジャンボも目が怖い。夫婦そろってイカれているところがたまらない。自業自得とも言えますが、そこに悲劇性があるのは、人間誰しもが持ち合わせているはずの脆さや醜さ、欲望を描き出しているからなのかな。私が最初にこのテナント版マクベスに興味を持ったのは、衣装と演出がちょっと変わっているなと思ったからでした。みんなちょっと現代風なんです。グレーのカットソーに黒いジャケット、黒いキルト。黒いブーツ。だからすごく無機質で冷たい感じがするんですが、そこがまたマクベスの狂気を増幅させているような印象でした。夫人だけが白いドレスというのも目を引きました。実際にはお客さんはみんなヘッドホンをつけてセリフや音を聞いていたそうです。そういう演出、実際に体験してみたかったなあ。中間あたりでちょっとコメディっぽいノリの部分がありましたが、いいアクセントになって、こちらも思い切り笑わせてもらいました。「スカートじゃなくてキルトなw」がいちばん笑った。マクベスの話ではありませんが、グッド・オーメンズの最終章はニール・ゲイマンの性的暴行問題のせいで短くなっちゃうのかな?それは本当に残念だけれど、もう一度テナントさんの演じるクロウリーが見たい。マイケル・シーンのアジラフェルとイチャコラするとこ、切実希望です。
2025.02.13
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X (twitter)で、「私を構成する○枚」っていうのが流れてきたので、どうやってやるのかなと調べてみたらなかなか面白そう。ということで大して深く考えずにやってみました。正方形にしたかったのと、どうやってもSuede全部入れちゃうので、49枚にしてみましたよ。多いですね。それと、初めて聴いた瞬間の感想を一言つけておきます。1段目Suede / Suede So Youngの出だしの兄さんの素っ頓狂な(失礼))シーキャン!にぶったまげたSuede / Dog Man Star お経。ナニコレ。変態?Suede / Coming Up この声はいったい…でも…好き…Suede / Head Music これはクスリっぽい。でも王子の曲泣けて最高Suede / A New Morning 癒し。スウェードの音じゃないけど…癒しだよSuede / Bloodsports ウェルカムバック!よっしゃー!Suede / Night Thoughts 重い。しんどい。でも…リピート…2段目Suede / The Blue Hour さらに重い。重い。でもなんかハマるSuede / Autofiction ウェルカムバックスウェード!これだよ!Suede / Sci-Fi Lullabies どれ聴いても最高なのはなぜだThe Smiths / The Queen Is Dead ああ…モズ様…私もダブルデッカーに轢かれていいです…Manic Street Preachers / The Holy Bible ヒリヒリして苦しいけどYesが好きManic Street Preachers / Everything Must Go これで泣かないひとおかしいBernard Butler / People Move On バニ、頑張れ。バニ、頑張れ3段目The Tears / Here Come The Tears あああー!夢のタッグが!帰ってきた!Pulp / Different Class このクネクネしてる人誰?でも…目が…離せない…Oasis / (What's the Story) Morning Glory? テンションぶち上がり!ドンルクは国歌!Embrace / Out Of Nothing 帰ってきた!Embraceが帰ってきた!(涙Ocean Colour Scene / Moaseley Shoals 兄貴たち、一生ついてく!Radiohead / The Bends 膝抱えて聴いてるのが最高にはまるSecret Affair / Glory Boys 私こんなモッズ知らなかったんですけど!4段目Idlewild / The Remort Part この心にしみる音は何だTravis / The Man Who 私バラードいけるじゃんHaven / Between The Senses 冷たい熱。ギター最高The Libertines / Up The Bracket 初期衝動万歳!Fairground Attraction / The First Of Million Kisses PerfectはパーフェクトTrashcan Sinatras / Cake 甘くてキラキラ。ずっとキラキラCamera Obscura / Let's Get Out Of The Country 私も失恋する覚悟できてる5段目Weezer / Make Believe これを一緒に聴いたあなたが大好きでしたWeezer / Pinkerton 同上Jimmy Eat World / Bleed American ウォーウォーウォウォウォー!The Velvet Teen / Out Of The Fierce Parade 胸が苦しい。でもずっと聴いていたいTamas Wells / A Plea en Vendredi この人、人間?噓でしょ?Interpol / Antics めっちゃカッコイイ…カルロス…Cake / Fashon Nugget ビブラスラップ最高!6段目Jason Mraz / We Sing. We Dance. We Steal Things. 、ムラーズこんなに良かったっけ?Farrah / Me Too 青春でしかない。キュンキュンするFountains Of Wayne / Utopia Parkway 控えめに言ってメロ最高じゃない?Jason Falkner / Presents Author Unknown カッコイイ(顔)、音ポップで可愛いJon Brion / Meaningless この人誰?声が超好みKings Of Convenience / Riot Is An Empty Street 現代のS&Gか!Dylan Mondegreen / While I Walk You Home 絶対この人は来るよ!私が広めるよ!7段目The Hives / Veni Vedi Vicious カッコイイカッコイイ超カッコイイProcol Harum / Grand Hotel 青い影より断然いいじゃんX JAPAN / Jealousy HIDE大好きー!BOOWY / Beat Emotion 氷室さん…結婚して…SADS / Sad Blood Rock'n'Roll TOKYO!狂った街ー!LUNA SEA / Eden Jesus Don’t You Love Me?ってカッコいい(中二SIAM SHADE / SIAM SHADE Ⅲ 3分の1だけじゃないんだ!考えてみても、選んだやつってだいたいパーマネントに聴いてます。そして、これを買ったとき、聴いていたとき、私がどんなことをして、何を考えて毎日を過ごしていたのかがありありと思い出せる。そんなアルバムたちです。Jon BrionなんてたまたまAmazonのおすすめに出てきて買ったんですが、当初は彼が誰なのかも知らずに聴いてた(笑)。後になってすごい人だと知りましたよ。今とは比べ物にならないほどネットが発達してなかったですからね…。そんな時代に自分で探り当てた音って、いま出会う音よりも格段に覚えているものです。そして愛着もすごい。Velvet Teenも本当に聴いて聴いて聴いて…。聴きながら泣いたアルバムってなかなかありませんが、あの一枚はこじれた私に寄り添ってくれた大事な思い出のひとつです。私を構成する9枚くらいでやってみると、より自分を掘り下げることができそう。あとでやってみようかな。
2025.02.09
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Brigitte Calls Me Baby@神田スクエアホールに行ってきました。月初に早退するなぞ絶望的で、もう行けないかなと思いつつ、ダメ元で上の人たちに「早退って…ダメ…ですかね?」と切り出したら、「いいんじゃん?」とあっさりOKが降りまして。感謝を胸に車をかっ飛ばし、電車に飛び乗り、会場に着いたのはOPENから10分ほど経ってからのこと。本当はレコードが欲しかったのですが、この時点ですでに売り切れ。でもせっかく来たからアーティストに貢献しようと、もう一枚CDを買いました。そしたら、「終演後にサイン会ありますよ」とスタッフさん。なんですと!?ともうすでにテンション高めでホールに入ってみると、意外と人がいない(苦笑)。そのせいで5列目くらいに入り込めて、ちゃんとステージが見える場所でした。開演のころにはもっと埋まったので安心しましたけれどね。定刻ちょい回ったあたりで客電が落ち、メンバーが登場します。Devinの頭のボリュームがすごくて呆気に取られていたら、最後にふらりと現れたWesの佇まいに目を奪われました。どことなく気だるそうなのに、ものすごい存在感。牡丹?が描かれたシャツに釘付けでした。ヨージらしいという話。とにかく歌が上手い。上手すぎる。豊かな声量の伸びやかなクルーナー、全然力んでいる感じがないのに、こちらを包み込んで圧倒する歌声です。CDよりも上手いよ、これは。時にクールで、時にはっとするほど艶めかしくて、その声自体が華です。私が一瞬で恋に落ちたI WANNA DIE IN THE SUBURBSがもう2曲目で登場すると、早くもテンション振り切れそうなほど。これはスミスだ、スミスでしかない。スミスを歌うプレスリーだ。アルバムの曲はもちろん多めにやりましたが、中盤はアルバム未収録の曲をどんどん繰り出し、ライヴでやるのは初めてだという曲まで披露してくれましたし、ジョージ・マイケルの「Careless Whisper」のカヴァーももちろん。これも圧巻で、80’sのメロウな雰囲気が彼らにすごくフィットしていました。これ7インチとかでシングルカットしてくれないかな、本当に。ラストへ向けてはまたアルバムの曲をメインに。THE FUTURE IS WAY OUTのあの始まり「Now he end is here..」はぞくぞくするほどの鳥肌が立ちましたし、最速のアンコールのPINK PALACEとIMPRESSIVELY AVERAGEはやはりとび抜けていました。特にIMPRESSIVELY~は、彼らがギターロック・バンドだということを強く主張する一曲。PVもシックでカッコいいのでぜひ見て欲しいです。ギター隊の二人(JackとDavid?)は、見てくれは対照的なんですがプレイはクール。けっこう黙々と仕事をこなす感じでした。Devinが出張ってきてセンターでベースをかき鳴らすところは、彼こそこのバンドのバンマスか!?と思っちゃうほど存在感がありましたね。それぞれ個性的なメンバーの中でも、私が気になっていたのはドラムスのJeremyのプレイです。動画を見てるときからけっこう好きだったんですが、今回実際に見てみて、そのパワフルでアグレッシヴなプレイに改めて魅了されました。スミス+ストロークス+キラーズとあちこちで形容される彼らですが、確かに頷ける部分は多いです(個人的にはスミス)。ただ、とにかくずば抜けたWesの声とそれぞれ個性的なメンバーのプレイスタイルには、伸びしろしか感じません。「○○っぽい」の枕詞がなくても支持されるようになるのは時間の問題かと、私は言い切りたい(希望です)。とはいえ、まだそこそこ若いバンドなので、そこかしこに漂う初々しさは微笑ましいです。ちょっとぎこちなくファンに応えるWesの微妙に照れた表情とか(いちいち律儀にお手振りをしている)、終演後のサイン会ではそれが炸裂して、失礼ながら私は萌えましたよ。SETLISTPALM OF YOUR HANDI WANNA DIE IN THE SUBURBSFINE DININGTHERE ALWAYSALTITUDEI COMMITTED A CRIMEDANCED WITH ANOTHER LOVEEDDIE MY LOVEYOU ARE ONLY MADE OF DREAMSTHESE ACTSSLUMBER PARTYTOO EASYCARELESS WHISPERWE WERE NEVER ALIVETHE FUTURE IS WAY OUT----------------------------------PINK PALACEIMPRESSIVELY AVERAGEさて、終演後には物販でグッズを買った人対象のサイン会が行われました。5人いるのになぜかペン2本くらいしかなかったんですが(笑)、みんなちゃんとひとりひとりファンに対応してくれてました。Jeremyに、あなたのドラムがパワフルで本当に好きだと伝えたら、ステージでのあの力強さとは真逆のはにかみスマイルで「え、本当…?嬉しい…(本当にこんな感じの喋り方)」と。声が可愛い。小さい。サイズも小さい。Wesの気だるそうな感じは通常モードなんでしょうね。ニヤリと笑いながらサインをしてくれて、David?は、メイクのゴスっぽさと無縁の朗らかな笑顔でしたし、DevinもJackも「近いうちにまた日本に戻ってきたいな~」と二人でペンをシェアしながら喋ってくれました。うちの母がCareless Whisperのカヴァーをすごく気に入ってしょっちゅう聴いてると伝えたら、「(母の年齢を聞いて)マジで!?ママによろしく言ってね!」と。それを母に伝えたら喜んでいる(笑)。さらにファンになったらしい。Jeremy、Wes、David?(ピースが可愛い)Devin、Jack(これもピースが…!)ライヴの最中から、私の視界にちょっと大きな外国人がいて「見づらい!」と思っていたんですが、終演後にそれが知り合いだと判明。彼もスミス世代なのですが、「彼らはカッコいいね。想像以上に良かった。あれはいい!」と。だよね、そうだよね。次はフェスに呼ばれるかなあ?成長を見守っていきたいバンドです。
2025.02.08
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「室町無頼」を観てきました。以前、私は武将(鎌倉~室町~戦国)系のネットメディアにちょこっと関わっていたことがあり、その時に取り上げようと思っていて書けなかった骨皮道賢が登場するということで、しかも堤真一さんだし!ととても楽しみにしていました。蓮田兵衛のことはほとんど知らなかったのですが、今回の映画公開に合わせてそれなりに知識を仕入れました。時は室町時代、将軍・足利義政の治世。飢饉によって庶民は困窮を極める一方、幕府中枢の諸大名たちは富を蓄え贅沢三昧。当の義政自体も政治にほとんど興味を示さず、もはや幕府自体が機能停止の状態にありました。庶民の不満は膨れ上がり、あちこちで一揆の徴候が高まり始めます。そんな中、洛中の警護役に任ぜられた骨皮道賢は、旧知の仲である蓮田兵衛を招き寄せ、一揆の事前鎮圧を頼むのですが…。大泉洋さん演じる蓮田兵衛がこの映画のヒーロー。どこにも仕えることのない牢人である彼ですが、その知略と武勇は超一流。それでいて苦しむ庶民にはどこまでも優しい目を向け、それを救おうともしない幕府への怒りを静かに蓄積させていきます。そんな中でひょんなことから「奴隷」にした「蛙」こと才蔵に目をかけ、死ぬほど厳しい武芸の手ほどきをさせて、無敵の兵法家に成長させます。表向きは道賢の依頼を受けたような素振りをしておきながら、実は一揆のための味方を密かに集めていた兵衛は、ついに立つことを決意。そして、彼に率いられた未曽有の土一揆の大軍が、一気に京都の中心へとなだれ込み、花の御所の目前まで迫るのでした。蓮田兵衛は文句なくカッコイイ!飄々としていながら、どこかに影をまとい、時に凄まじく非情。でも、根底にあるのは弱く虐げられるものたちへの優しさです。大泉洋さんをカッコいいと思う日が来るとは(笑)。返り血を頬につけて振り返る瞬間のあの顔!鳥肌が立つほどの迫力でした。舞台挨拶のときに大泉さんがぼやいているのを見ましたが、確かに長尾謙杜さんが演じる才蔵はすごいですよ。あのアクションは本当に引き込まれました。最初からこの子が影の主人公なんだろうなと思っていましたが、実に爽快で興奮する殺陣でしたね。最後に髪を上げて登場するシーンでは、こりゃあ全女子がキャーキャーするわ(笑)と思いながら見ていました。ただ、私がいちばんツボったのは堤真一さん演じる骨皮道賢でした。まずスタイリングがクール。黒一色の装束が、立ち回りのときにふわりと揺れるのが本当にカッコいい。刀の柄の先端が髑髏の意匠なのもたまらない。で、兵衛をどうしても味方に引き入れたいのにそうならないもどかしさや苛立ちが漂う横顔が、もう胸にキュンキュンきました。二人の掛け合いの端々からは、かつての親友同士だったころの名残が感じ取れて、それがまた切ない。こういうのって、最後にどうなるかがほぼ見えているからこそ、途中の「これ、いけるんじゃない?」というシーンを観ていてもちょっと辛いんですよね。一揆の頭目が無事でいられるわけがない。道賢に刺された兵衛の太腿の傷からの血が止まらないのを見て、ヤン・ウェンリーが頭をよぎりました(私は銀英伝ファン)。そして息絶えた兵衛のそばに座り込み、そっと髪を撫でて涙を流す道賢のシーンがいちばん萌えました。すみません、本当におっさん萌えでした。最高。もっと長回しで延々観たいくらいでした。北村一輝さん演じる名和好臣はとことん嫌な奴で、非常に良い味を出していました。こういう奴をぶったぎるシーンがいいんです。モデルがいるのかな?と思いましたが、名和氏で探すと、名和義興という人なのかなあ。名前は義政からの偏諱だろうし、殺害されているので。道賢を雇っているのは映画だと伊勢貞親ですが、実際は多賀高忠という武将のようです。伊勢貞親といえば北条早雲こと伊勢宗瑞の伯父さんかな?映画でわかりやすくするにはこっちの方がより大物感が出ますね。というわけで私は道賢推しなので、彼メインの予告編です↓
2025.02.02
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