みきまるの優待バリュー株日誌

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Nov 13, 2020
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カテゴリ: 株式投資全般
​​  さて今日は株式投資本オールタイムベスト110位






適応的市場仮説 (アンドリュー・W・ロー著、東洋経済新報社、2020年)










 の第2弾です。







 今日はまずは 序章 生物の進化で金融を読む から。













 ​
恐れというのはすばらしい。



 恐れは精密な装置だ。



 でもじつは、私たちがほかの形のー感情的、社会的、あるいは金銭的なー脅威にさらされたときにも同じ神経回路がよく発動する。そしてそこに問題が横たわっている。



 お金は、できてからたかだか数千年であり、進化の時間軸で見ればほんの一瞬である。株式市場に至っては、輪をかけてごく最近になって人間が発明したものである。ホモ・サピエンスはいまだ現代社会の新しい現実に適応できていない。



 金融市場や人間の行動を考える新しい道が必要である。そしてそれがこの本のテーマだ。私はこの新しい考え方を「適応的市場仮説」と呼んでいる。「適応的市場」という言葉は、人間行動と金融市場を形作るのに進化がさまざまな役割を果たしていることを表す。そして「仮説」というのは、この枠組みを「効率的市場仮説」と結び付け、対比しようとの考えにもとづく。効率的市場仮説は運用業界や大部分の金融学者が支持している理論である。効率的市場とは、タダめしなんてものはない、中でもウォール街にはぜんぜんないという意味である。



 適応的市場仮説は、投資家や金融市場は物理学よりもむしろ生物学のセンで行動するとの洞察にもとづいている。つまり、生きている組織の個体群が生存をかけて競い合っているのであり、生きていない物体の集まりが普遍の運動法則によって動いているのではないという見方だ。



 市場価格は必ずしも入手可能な情報をすべて反映している必要はない。ちょくちょく合理的な価格から乖離していてかまわない。恐れや欲といった感情にもとづく反応はとても強力だからだ。














 ​
​  また、市場リスクを取ったからといっていつも市場リターンが得られるとは限らない。長期にわたって株式に投資するのが必ずいい考えともいえない。貯めた資産が短い間に吹き飛ぶことだってある。



 ときに群衆の叡智は大衆の狂気に圧倒されるのだ。



 適応的市場から見ても、効率的市場仮説は間違ってはいない。ただ不完全なのだ。



 そんなわけで、新しい、もっと完全な枠組みが金融市場を考えるには必要だ。合理的な行動に加えて恐れの要因を取り込んだ枠組みである。
















 私はこの全618ページからなる大作を読み終えた時、







​​ やっと救われた、魂が救済された。







 と感じました。自分はこの理論の登場を心の底から待っていたんだなと思いました。











 さて私は投資家になって20年が経過しました。市場では20年前も今も「効率的市場仮説」が幅を利かせています。そして効率的市場仮説が生み出した、インデックス投資・パッシブ投資はどんどんとその勢力を拡大し続けています。「市場に勝つことなんて出来っこない。」の大合唱が今日も繰り返されています。










 でもツイッターランドを見れば、「失われた30年」で世界最弱の地獄の環境下だったのにも関わらず、資産3桁億のS級・資産数十億の超A級のモンスタークラスに成長した投資家達が現実にゴロゴロしていますし、今日も市場で元気にまるで恐竜みたいにノサノサと闊歩しています。










 市場がそんなに効率的なら、どうしてこんなにたくさんの怪物が実際に生まれているのでしょうか?










 インデックス投資家たちは、「それらはすべて偶然の産物で、ただの幸運。はい、論破。」と簡単に切り捨てますが、果たして本当にその考え方は目の前の現実をうまく説明できているのでしょうか?










 私たちアクティブ投資家は、「効率的市場仮説はマーケットの実情を全然説明できていない。」と感じ続けてきました。でも、「そんなこと言うなら、お前らが効率的市場仮説に代わるもっと良い理論を出してみろよ。」というインデックス投資家たちの上から目線の反撃に明白に答える術を持っていませんでした。









 あるインデックス投資家の方が以前私に、「お前らの努力の平均値が我々のリターンの源泉だ。せいぜい頑張れ!」と言ったことがありました。私は「それは事実だし全く反論できない。それにしても効率的市場仮説と言う絶対的な宗教をバックボーンに持っているインデックス投資家って凄く強いな。羨ましいな。」と、とても眩しく感じました。











 でも今日からは違います。









 私達アクティブ投資家には、その理論的基盤として、ローの新理論・適応的市場仮説があるのです。









 我々は、ついに、本当に役立つ理論、ピカピカに研ぎ澄まされた切れる刃物を手に入れたのです。









 私たちは、「自らの存在を認め、優しく励ましてくれる哲学」にようやく出会ったのです。(続く)


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Last updated  Nov 13, 2020 02:33:36 PM
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