みきまるの優待バリュー株日誌

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免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

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Jan 14, 2021
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カテゴリ: 株式投資全般
​  さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。今回は第20位







 新マーケットの魔術師 (ジャック・D・シュワッガー著、パンローリング、1999年)










 のまさかの第4弾です。シリーズの第2作目(通称:白本)となる歴史的名著ですね。









​​​​​ 今日は驚異的な勝ち組 ​ 「タートルズ」 ​ の生みの親の1人として知られる天才数学者&魔術師、ウィリアム・エックハートについて見ていきましょう。






 このインタビューは、「本当に勝っている投資家」の「凄みと狂気と恐ろしさ」がテンコ盛りでダイレクトに伝わってくる、読んでいて寒気が止まらない、発禁寸前のとんでもない内容です。多分真夏に読んでもストーブが必要になると思います。それでは参りましょう。














 ​
​​​​  押し目で買うのは好きじゃないね。  マーケットが上向きで買いに出るべきだと思ったら、押し目を待たずに買いに出る  ね。



 それに、多分もっと重要なことは、押し目買いは取引機会自体を逃してしまったり、結局、高値で買わなければならなくなることにもなるんだ。  押し目で買うのは、実際に利益を増やすというよりも、心理的満足を得るための気晴らしに過ぎない  ものなんだ。



一般原則として、快適さを与えてくれるトレードは避けるべき なんだ。それは偽りの快適であることが多いからね。​​​ ​
​








 私は元々典型的な「逆張り投資家」で、この「押し目買い」が大好きなやり方だったのですが、このエックハートのインタビューを読んだ瞬間に、 「押し目買いの危険性」 に初めて気付いて、文字通り体中に電撃が流れました。





 そして言われて見ると、これまでに「ジッと押し目を待っていたのに結局それが訪れなかったせいで、多くの潜在的な良い投資機会を失ってきていたんだ。」とはっきりと認識してゾッとしました。






 そのため2021年現在の今はやり方を改めています。  自分が強気で、ポートフォリオ上位で戦える十分なポテンシャルを持つ銘柄であると考えた場合には、ちょっと強引にでも、例え自分の買いでチャートを崩す形になろうとも、「最低必要量」までは一気に買う  ことが多いです。






 ただ、  一定量のポジションを作った後では、下値に段階的に買い注文を入れて追加の押し目買いのチャンスを待つことも多い  です。ローレンス・A・コナーズが名著 「高勝率システムの考え方と作り方と検証」(いずれ株式投資本オールタイムベストシリーズで紹介予定) でデータで証明しているように、  ギャップトレード は優位性のある手法  ですからね。









 ​
​​  はっきりしているのは、  勝つためには少数派として行動しなければならない  、ということさ。  普通の人間として、癖や傾向をトレードに持ち込むと、大多数に迎合することになり、結果的には負ける  ことになるのさ。​​
​​​​








 はい、これは、





​ ​サイコパスのススメ​ ​





 ですね。投資家として大成するためには、 ​ 「メンタル中世」 ​ の ​ 一種の狂人  ​として戦い続けなくてはならない、ということです。










 ​
​​​  もし金銭的な動機がなければ、だれがこんなことをするのか想像できないね。この業界は、貧乏から金持ちへの物語を作り出せる数少ない業界の一つなんだ。



 ​ リチャード・デニス ​ (みきまる注:エックハートのパートナーで、タートルズのもう一人の生みの親でもあるスーパートレーダー)は数百ドルで始めて、二〇年で何億ドルと稼ぎ上げたんだ。動機付けとしては十分じゃないかな。



 もし  精神的な満足感を得るためにこの仕事をしているのならば、必ず負ける  ね。なぜなら、  やっていて気分のいいことは、間違っている場合が多い  からね。



 デニスが冗談めかして言っていたけど、「気分のいいことなら、やってはいけない」ということさ。実際、タートルズたちに教えたルールの一つは「もしすべての条件が同じなら、一番やりたくないことをやれ」なんだ。​​ ​
​








 自分には投資家として矯正すべき課題が未だに星の数ほどに沢山あるのですが、その一つが、「あまりにも投資を楽しみ過ぎている。エンジョイし過ぎている。」という事です。






 私が専門としている「優待バリュー投資」は、年中企業からの贈り物がお家に届き続ける、ある意味では「常にご褒美が貰え、励まされ続ける」やり方です。





 ただ、自分のやり方はあまりにも面白すぎるので、それで「投資は楽しいのが当たり前」になってしまっていて、ポートフォリオ最上位で戦う銘柄に関しても無意識の内に「気分の良さ」を持ち込んでしまい、リスク・リワード比の劣った、トリッキーでスリルのあるカジノ的な銘柄を過去には選びがちになってしまっていました。





 これに関しても、2021年現在では、  「見てその華やかなビジュアルを楽しむためではなく、実際に自分が収穫して食べるための栄養満点かつ年中収穫できる野菜畑を作る」  というコンセプトで、実務的な銘柄で最上位を固める様に、  投資にエンターテインメント性を絶対に求めないように、常に最大限留意  しています。






 具体的に現時点でのポートフォリオ最上位で見ると、2790ナフコ、3020アプライド、6073アサンテ、7185ヒロセ通商、7605フジ・コーポレーション、8219青山商事、8591オリックス、9027ロジネットジャパン、9057遠州トラックなどの、 ​ 不人気バリュー ​ もしくは ​ 地味系クオリティ ​ 銘柄をびっしりと敷き詰めて戦っています。










 (みきまる注:以下は著者のシュワッガーによるまとめ)

 ​
​エックハートのコメントで一貫している基本テーマは、快感を覚えることを実行するのは、普通の場合、間違った結果を導くことになる、ということである。​















 いやあ、どうでしたか、このウィリアム・エックハートのインタビュー。エックハートの静かな「内なる狂気」とそれを存分に引き出すシュワッガーの、魂の削り合いのような戦いでしたね。







​ これが、マーケットの魔術師シリーズのリアルガチなスーパーパワー。 ​








 これからも同シリーズを永遠に読み続けていきたいと考えています。


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Last updated  Jan 14, 2021 07:21:34 PM
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