みきまるの優待バリュー株日誌

みきまるの優待バリュー株日誌

PR

×

Profile

みきまるファンド

みきまるファンド

Free Space

免責事項 : 当ブログは私が少しでも成長し、「より良い投資家」 になるための私的な勉強の場として運営しています。記事内容は一般的に入手可能な公開情報に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100%ご自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。

Calendar

Favorite Blog

メモ New! 4畳半2間さん

ソフトバンクグルー… New! 征野三朗さん

トランプ米大統領が… New! Condor3333さん

煙草を止めた MEANINGさん

週間パフォーマンス… らすかる0555さん

【暴落】権利落ちで… わくわく303さん

毎日社長室 slowlysheepさん

【9月運用成績】+1… かぶ1000さん

2026年9月の取引 GoldmanSacheeさん

9月末運用成績&PF mk4274さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Jun 4, 2022
XML
カテゴリ: 株式投資全般

 さて今日は株式投資本オールタイムベスト130位





間違いだらけの投資法選び(ラリー・E・スウェドロー著、パンローリング、2002年)








 の第6弾です。






 今日は、間違いその38 売買するタイミングを計っていないか? から。





 ​

​実際には、マーケット・タイミングがポートフォリオのリターンにほとんど影響を与えていないことは、多くの研究で明らかになっている。伝説の投資家と言われているバナード・バルクもこれについて「マーケットがよくないときは離れ、よいときだけ投資することができるなどというのは嘘つきだけだ。」と言っている。​

​








 私の観察では、ツイッターの株クラを見ていると「自分だけはマーケットタイミングを計れる」と思っている方で溢れています。ただ、ノーベル賞経済学者であるウィリアム・F・シャープは以下のように言っています。







 ​

答えは明快である。 ​「マーケット・タイミング」戦略を用いても、長期的には、年率4%以上の追加リターンを得ることは難しい。しかも、その各年の相場の方向についてかなり正確に予測出来なければ(10回のうち7回以上正解と言う程度)、「マーケット・タイミング」戦略はそもそも採用しない方がよい。​

​



 10回に7回も必ず正解できるのであれば、その投資家はすぐに資産2桁億・3桁億に上り詰めることが出来るはずですが、そういうランクに進んでいる方は私が見る限りごく少数派です。なので、個人的には「マーケットタイミング戦略」は採用しない方が良いと考えています。






 ​

伝説になっている投資家でさえ、タイミングを計ることでむしろマイナスの影響がでると強く信じているのは、自らの経験を踏まえているばかりでなく、過去の例からもそれがはっきりしているからである。

​







 私の観察でも、「あぁ、この方はマーケットタイミングを計るやり方に嵌らずに、普通に資産の大部分を株式投資に振り向け続けていれば、元々の高い実力から考えて今頃楽に数億円クラスの投資家にはなっていただろうになあ。」と感じる方と言うのは複数います。「マーケットタイミングを計る投資」というのは、麻薬・劇薬のように危険な側面があるんですね。







 ​

​  次はマーケットのタイミングを見る「エキスパート」の成果を見てみよう。フルバート・ファイナンシャル・ダイジェストの発行人、マーク・フルバートの調査結果は、1997年までの10年間にわたり、マーケットタイミングを主なテーマとするニュースレターが運用する32のポートフォリオについて調べている。ちなみにこの期間のS&P500は、年率18%以上上がっている。結果は次のようになった。



 ●タイミングで勝負した平均年率リターンは、5.84~16.9%だった。
 ●全体の平均リターンは10.09%。
 ●タイミング戦略でマーケットリターンを超えたケースはなかった。




 モニリサーチでは総額100億ドルを運用する85人のファンドマネジャーについて調査した結果を、次のようにまとめている。



 ●タイミング戦略の平均リターンは、年率4.4~16.9%だった。
 ●すべてのリターンを平均すると11.04%だった。
 ●タイミング戦略は、マーケットリターンを一度も越えなかった。 ​










 はい、このようにマーケットタイミング戦略の結果は惨憺たるものです。ただ、これは別に驚くことではありません。








 ちなみにこの勝率の問題についてですが、名著







​​ マーケットの魔術師 株式編 ​ ​






 の中で、世界最高のトレーダーの1人として知られている ​ スティーブ・コーエン ​ は、





 ​​​

​最高のトレーダーでさえ、利益を上げるトレードは63%に過ぎない。ほとんどのトレーダーの勝ちトレード比率は50~55%。つまり、間違いを犯す確率は非常に高い。​​​

​






 と述べています。








​​​ 当時のコーエンは、業界最高峰と称されたヘッジファンド「SACキャピタル」を率い、お金に糸目をつけずに​ 世界最高のトレーダーたちを集めていました。そんな彼らの勝率がやっとこさ50~55%なわけですから、70%という勝率がいかに無謀なものかが分かるのではないでしょうか?







 ​

マーケット・タイミングについて最後のポイントは、ほかのアクティブ運用と同様にコストが余計にかかることである。

​








 はい、これも マーケット・タイミング戦略の大きな問題の1つです。本当に難しくて危険な戦略と思いますね。(続く)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jun 4, 2022 02:44:05 PM
[株式投資全般] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: