みきまるの優待バリュー株日誌

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Oct 11, 2026
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カテゴリ: 株式投資コラム
 さて今日は、自分の頭の整理も兼ねて「ネットネット株の定義」についてまとめておきます。今まで書いたつもりで書いていなかったようなのですが、自分自身がこのネットネットの定義について「あれ、細かいところ、なんだったっけ?」と頻繁に思うので、今後参照するために記事化しておくものです。





 ネットネット株とは、バリュー投資家の「始祖の巨人」である ​ ベンジャミン・グレアム ​ が我々にとっての聖書「証券分析1934年度版」で提唱した古典的な概念で、かつ同時に歴史的に高いリターンを上げてきた堅牢なやり方です。









 具体的に言うと、私が持っているバージョンでは第43章 流動資産価値の重要性 の中の660ページにこっそりと載っています。















 「失われた30年」のあったここ日本株市場では以前は沢山の該当銘柄がありましたが、ここ数年の株式市場の上昇で急速にその数は減ってきています。ただそれでも今でもある程度は存在しています。





 簡単に言うと、会社が倒産して全てを売って現金化し、借金を全部返した後に最後に残るお金を「正味の価値」と考えます。そして、その正味の価値よりも今の価値(時価総額)が小さい場合に、その株を「ネットネット株」と呼びます。





 具体的にはNCAV式(簡易法)とNNWC式(詳細法)の2つがあります。NCAV式は簡単に計算できますがやや不正確、NNWC式は計算がやや難しいですが厳格で正確というイメージです。以下は私がGrok4に指示して作らせた一覧表です。↓















 NCAV式でもNNWC式でも最後に安全マージンを確保するために0.66を掛けます。この「グレアムの経験則」がこの両式をより堅牢で実用に足るものとしています。









 今日は最後に、厳しいNNWC式を満たす優待ディープバリュー株を1つ提示しておきます。 4624イサム塗料 です。地味ですが財務状態はメテオライト級で超鉄壁、更に過去25年間一度も赤字はなく、かつ2026年3月期には過去最高益も更新しているという、「グレアムがもしもまだ生きていたらどれほど喜んだかな。」と感じる、ウルトラディープバリュー株です。








 このように、90年の時空を経てなお、グレアムが考案した「ネットネット株投資法」は通用する、​ リンディ効果 ​ のある手法なんですね。



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Last updated  Oct 11, 2026 11:53:14 AM
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