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反脆弱性とリンディ効果
リンディーズは、観光客相手に殿様商売をしているニューヨークのデリカテッセンだ。チーズケーキを売りにしているが、物理学者や数学者たちのあいだでは、むしろその店で生まれた経験則のおかげでこの50年近く知られている。
この店によく出入りし、ほかの役者たちの噂話をしていた役者たちが、ある法則を発見した。たとえば、現時点で100日間続いているブロードウェイ・ショーは、もう100日間続く。200日間続いたショーは、もう200日間続く。この経験則は、店名にちなんでリンディ効果と呼ばれるようになった。
脆いものは、変動性などのストレス要因に対して、非対称的な反応を示す。つまり、利益よりも害を多くこうむる。
確率の世界では、変動性と時は同じものだ。脆さという概念によって、「時だけがモノの運命を評価できる」という概念に厳密性が加わった。ここでいうモノとは、思想、人々、知的生産物、自動車モデル、科学理論、書籍などのことだ。
リンディにごまかしは利かない。現在の「ニューヨーク・タイムズ」の売れっ子論説コラムニストが書いたような本は、出版当時は多少話題になったとしても、その5年生存率は膵臓がんよりも全般に低いだろう。
スペインのアルフォンソ10世(通称「賢王」)もこんな格言を述べた。「古い薪を燃せ。古いワインを飲め。古い本を読め。古い友を持て。」

テクノロジーやアイデアなど、腐りにくいものの将来の平均余命が現在の年齢に比例するという理論上の現象です。したがって、リンディー効果は、何かが存在するか、または現在使用されている期間が長いほど、平均余命が長くなる可能性が高いことを示しています。

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