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征野三朗さん
わくわく303さんKeyword Search
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過去との比較なくして、将来の見通しについて判断を下し、要求するもしくは許容するリターンの水準を判断することは困難である。近年の市場リターンについては広く公表されている。しかし、投資家が長期間にわたって獲得したリターンについて信頼性の高い情報を得ることは、これまでは困難であった。
アメリカについては、正確な過去の記録が利用可能である。しかし、アメリカ経済はこれまでに比類ない成長を遂げたのであり、各国の投資家にとって、アメリカの過去の経験を元に将来を推定することは危険である。アメリカの外にも目を向ける必要がある。

世界的視野を持つ必要性
本書は、過去における世界中の投資リターンについて包括的な記録を提供するものである。。。そのため、1900年から2000年までの101年間にわたり、4大陸16か国におよぶ株式、債券、短期債のリターン、インフレ率と為替変動について記載している。さらに、小型株や割安株・成長株のプレミアムについて、1世紀にわたる過去データも用意した。。。歴史を正しく理解する鍵は良質なデータである。

これらの16か国すべてを合わせると、今日の世界の市場時価総額の88%以上を占めることになるが、これらは20世紀初頭から主要な国々であった。
さらに、すべてのデータのスタートを1900年とすることによって、各国間の横断的な比較を容易にしている。
生存者バイアスや成功者バイアスには十分な注意を払っている。イギリスを例に取って、過去にこのバイアスによって普通株投資の歴史的魅力度がいかに誇張されてきたのかを示す。

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