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原作は数々のミステリー賞を受賞してきた伊坂幸太郎。この作品も吉川英治新人賞を受賞している。ただ私はファンではないし、原作は読んでいない。きっと原作には独特の伊坂ワールドがあるのだろうと思う。前評判もネット評価も高いようだった。曰く、映像化不可能と言われた作品を小説の独特の世界観を活かして具像化した、意外な展開と迫力あるサプライズがリピーター必至の作品、謎が謎を呼び、飽きさせない、などなど。仙台オールロケ、ということで、なつかしの風景も映るかなとそれも期待大だったのだけど。(駅前の景色が少しあった)『陽気なギャングが地球を回す』の時もそうだったけど、(松田翔太はよかったけど(^^この人の作品は、たぶん、映画化しないほうがいい。きっと映像の世界に適さない作品なんだろうな。筆力の魅力というのが作品をひっぱっていて、それが画にしてしまうとただの普通の、ありふれたものに消えてしまう、そんな気がした。心優しく正義感あふれるかわいい女の子、ピュアな精神の持ち主の外国人留学生、女好きの、でもいいヤツの、でも哀しい運命のイイ男、謎のぶっきらぼうな美人、そしてパッとしない主人公。キャストは濱田岳、瑛太、松田龍平、大塚寧々、関めぐみ、などだけど、ネタバレになるので、これ以上はやめとこう。社会的なテーマも扱っており、青春の一瞬の切り取り、やりきれなさ、本質的な不穏さ、そういうものが描かれてはいるけど、もうひとつ、力及ばず、と私は思った。好きな人は好きなんだろうけど。濱田岳が、悪くはないんだけど、広がりがない。見えている以上の、後ろの世界を感じさせることができない。ただのお子さまに見えてしまうのはいけない。最後に、ああ、アヒルと鴨のコインロッカーって、そういう意味ね、とちょっとシミジミするんだけど、新幹線で爆睡している濱田くんがやはりいけない。 監督:中村義洋 原作:伊坂幸太郎
2007.08.29
この時期、シネコン系劇場はおこちゃまで満杯!なんせ「ポケモン」「ナルト」「ゲキレンジャー」「西遊記」「シュレック」「レミー」に「ハリポタ」と、そりゃ子どもでいっぱいになるわな、って感じです(^^;そんな中、「オーシャンズ」3作目、観てきました。いいですね、こういうの。楽しくて。ハリウッドの王道で。「これは、いっそ、ルパン3世のほうがマシじゃないか」という声も聞かれますが、それは「11」「12」を観てないからでは?と思います。ご存知「オーシャンズ」シリーズは、01年に60年代傑作のリメイク「11」が、04年には続編の「12」が、つくられてます。今回、その続編としての「13」なので、やはり前2作を観てから行った方がいいと思いますね。オーシャンズのメンバーにはそれぞれ役割、というか、得意ジャンルがあって、今回もそれを活かして活躍してました。それがわからないと、秒速エレベーターのスタントも、コンピュータのデータ書き換えも、その他諸々も、「おっ、またまた、やってるやってる」って笑えないし、そうすると、「13人とか言っといて、2,3人しかいないじゃん」って感想になっちゃうから。“ナイトフォックス”ヴァンサン・カッセルもちゃんと出てたし、そもそも、なんでルーベンのためにみんなが集結するのか、そこんとこもわかんないからね。今回は予算面での問題をクリアするために、宿敵ベネディクト(アンディ・ガルシア)を味方につけて、対戦した相手はアル・パチーノ演ずるバンクです。舞台をラスベガス・カジノに戻して(「12」は違ってて、そこがイマイチだった、と個人的に思う)存分にオーシャンズ大活躍です。どうやって侵入したのか、とか、セキュリティはどうなってるんだ、とか、それはありえないだろ、とか、そういうことはどうでもよくて、いかにおもしろくスカッとするか、それがメインでいいでしょ~!中でも笑えたのが、ライナス(マッド・デイモン)が媚薬を使ってエレン・バーキンと対するところ。「あの薬、ほっすぃ~!」って、みんな思うよね~(^^vそれから、かわいそうな格付け調査員(デビット・ベイマー)!今年の「最も悲劇だった人」にぜひ推薦したいと思います~
2007.08.13
「リング」シリーズの中田監督の新作です。かの有名な古典「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」を原作に、「しゃべれども、しゃべれども」の奥寺佐渡子さん脚本でアレンジしたもの。 ネタバレはないつもりですが、 観てない方で、楽しみにしている方はご注意下さい。時代は江戸、検校の金貸し・宗悦は借金を踏み倒そうとした武士・深見に斬られ、無念の死を遂げます。深見は沈めたら二度と上がらないといわれる累ヶ淵に、凶器のカマとともに宗悦を沈めてしまうのです。時は経ち、25年後、たばこ売りの新吉(尾上菊之助)と富本の師匠の豊志賀(黒木瞳)が出会う。豊志賀は宗悦の娘、新吉は深見の息子。そこから運命的な悲劇がスタートする、というわけですが。。。映画は「因縁の世界を、愛の物語に昇華させた」ということですが、観たところでは、「昇華させた」といえるのかどうか、と友達と話しました。豊志賀は父の因縁のせいで、新吉をとことん不幸にするためにとりつくのですが、その父の「うらみ」が「女の男への愛」という形になって表出しているわけです。ここが、作品の視点をわかりにくくしている。豊志賀は新吉をあまりにも愛するために、周囲の女たちを巻き込んで悲劇にダッシュしていくわけだけど、その「愛」がどんどんメインテーマのようになっていって、「親の因縁」というホラーとしてのテーマがぼやけていってる。結果、ホラーにもなりきれず、愛の物語にもなりきれてない感じがした。 この男だけはぜったい誰にも渡せない! 死んだ後でも、私以外の女を愛するなんて、絶対許さない!という豊志賀の情念はみんなが共感できることなのだから、いっそのこと、そのことを中心にすえて、「愛ゆえの怪談」という作品に決めてしまったらよかったんじゃないのかな?どうも「愛」も「ホラー」も、どっちもおなかいっぱいにはならない気がしましたね。私はホラーファンではないから「ひぇぇ~~~!!」というのを期待するわけではないけど、ホラーじゃないよね、これ。因縁のカマは随所に出てくるけど。だけど、愛も描ききれてないのよね。古典に題材をとって、新境地を拓こうとした中田監督の試みはわかりますが、作品としては、☆2つ、かな。☆がふたつのわけは、菊ちゃんも女優陣もよかったと思うから。女優陣には賛否両論らしいけど、黒木瞳さんをはじめ、ウブでかわいい井上真央ちゃん、可憐ではかなげな麻生久美子さん、そして定番の不幸で色っぽい木村多江さん、みなさん熱演で、よかったと思いました。
2007.08.12
当方、原稿を書いてギャラを貰い、遊び金を稼ぐ身、ワードさんとのおつき合いは長く、濃密です。ワード、IE、OEが三種の神器、どれが欠けても日常が維持できません。ワードさんはとってもおりこうで、ご主人様のお好みをしっかり把握して、先回りして対応してくれます。私はどちらかというと平仮名書きが好きで、ワードさんは「時」ではなく「とき」、「何」でなく「なに」というように、長年連れ添った愛犬のように私が何を望んでいるかを察知し、尽くしてくれていたわけです。しかし、ギャラを貰う身としては、自分の好みだけでなく、お客さんの依頼にもあわせなくてはなりません。漢字ガチガチのものを望まれる方もあり、あるときは「事」またあるときは「こと」というようにワード頭脳を駆使していたころ、この頃、あたまバクって、変換、壊れ気味になってきました。それはさておき、今、ある株式関係のものを書いており、250P、8万字くらいの長いものです。ラフにダメ出しをくらったところを、手直し中です。そんな中、昨晩、突然、ワードさんから このファイル○○は、スペルや表記のゆれがあまりにも多く、 対応しきれません。あとは勝手にやってください。みたいな、警告を唐突につきつけられました。ワードさんにはいつも、自動表記ゆれチェックとスペルチェックをしてもらっているのですが、 もうオマエの相手はできん! やってらんない! 面倒みきれん! もう知らんぞ!と、三行半を下されちまったわけです。てさぁ、「なりゆき注文」(価格を指定しない注文)を、「成り行き」か「成り行」か「成行き」か「成行」か、などなど、いろいろそのままにしてるのはわかってたけど、後で統一、と思ってたんだけど、ワードさん、必死で対応しようとひとり悩んでたのねん。ごめんよ。これからはあなたに頼り過ぎないように、アタシ、頑張る。だから見捨てないでぇ~
2007.08.07
友達のちゃいむむむむむ(←「む」の数は未来予測不可能)さんとこで未来予測の日記を読み、あまりに笑えたのでさっそく試してみました。私の未来は・・・『mituki』さんの未来予測■人との出会い会社に遅刻しそうになってパンをくわえながら走っていたところ、曲がり角で見知らぬ異性に激突する。その衝撃で車道に投げ出され、走ってきたダンプカーにはねられる。その瞬間、かつて感じたことのない衝撃に襲われ、ダンプカーの運転手との付き合いが始まる。■仕事仕事でエクセルと向き合ってばかりいたせいでノイローゼ気味になり、セルとセルを結合させることだけに無上の喜びを感じるようになる。以来、就業中、昼休みを問わず、時間の許す限りセルとセルを結合させ続けた結果、最終的に超巨大セルが出来上がり、感涙。■ターニングポイントどんなペットを飼うか迷った末、エビを飼育する事にしたあなた。エビとの共同生活が始まるも、カッコイイ犬を連れた人や、可愛く寝転がる野良猫を目にする度に後悔の念を覚える。そんなある日、自分の不注意からトラックに轢かれそうになった所を飼いエビに身を呈して助けられ、飼いエビの死体を抱きながら今までの不義理な自分を恥じ、おいしいエビフライに舌鼓を打つ。■病気・怪我45歳の時、ティシュペーパーの1枚目がどうしても上手く取れず加呼吸症になる。48歳の時、前髪が眉毛にかかって頭髪と眉が繋がる。50歳の時、かかりつけの医師から「癌でっせ!!!」と言われる。■人生の最期孫と一緒に出かけた動物園で、ゴリラにエサを投げるフリなどをしてからかっていたら、普通に檻のカギを開けて出てきたゴリラと壮絶な戦いの末、地に伏すことになる。---------------------------------------私はエクセルの巨大セル作成疲れでボーっとしててダンプにはねられ、その縁でダンプのうんちゃんとつき合い、しかしまたトラックにひかれそうになって、エビに助けられ、(でもエビフリャーは食べるんだな)しかし、ゴリラとたたかって最期を迎えるんだ。。。うーん、人々の感動を呼ぶ壮絶な人生。。。 もっと未来を……! 未来予測
2007.08.06
いささか出遅れの感ありですが、先週ついにうちにもビリー隊長がやってきました。さっそく見てみると、うへっ…疲れる…なまった体には乳酸たまるぞ…と某Mに話したところ、「やる、やる、com!com!」と言うので、その熱いコールに応えて、隊長は一夜で京都に旅立っていってしまったのでありました。で、昨日、某、市のご老人相手の健康促進ボランティアの仕事の折、市の体育指導員の女性との会話で、ブートキャンプの話になり、するとその女性は「毎日やってるよ。今朝もやってきたわ♪」と朗らかにのたまうではないか!明らかにあちらが年上で、明らかにあちらが太めなのに・・・ここでショックと反省と自己啓発を新たにした私でありました。やはり「継続は金」一生の健康は自分で作る。美(?)は一日にして成らずぅー!とか言いつつ、まだなんにもしてないんすけどね(^^;某Mは「基礎編は楽々。応用はちょっとキツイ。けど筋肉痛もないし、このままやれるぜ」とのこと。なんでも、友達の兄やら弟やらが、効果バツグンで、一気に腹筋バリバリのやせマッチョになったんだとか。一方、オットの会社同僚の某氏は、筋肉痛で歩けなくなり、手すりにつかまって、ヨチヨチ伝い歩きしているのだそうで…やはり「鉄は熱いうちに打て」「まだやれるはもう遅い」「明日やろうはバカやろう」ってことで、私も自己反省を新たに、来週こそはジムに行こう、行かねば、行くとき、行け!と、一応、言っておきましゅ。(あんまし期待しないでください)
2007.08.03
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