2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全3件 (3件中 1-3件目)
1
電車を降りると同時に、わたしはイヤホンが震えるほど音量をぐんと上げる。周りの音を遮断すると、水中で泳ぐように歩くことができるからだ。それはとても気持ちがいい。轟音が作り出す柔らかいゼリーの膜の中でふと空を見上げたら、高い青に隆起する真っ白い夏の雲。なんて、夏なんだろう。ぼんやりと立ち止まったら、低い位置にその白を侵して一面に広がろうとする黒い煙が見えた。それと同時に、イヤホンの轟音の向こう側にサイレンと鐘を叩く音が聞こえて、「火事だ」と気がついて慌ててイヤホンを抜き取った。するとサイレンも鐘の音もピタリと鳴り止んで、鼓膜を圧したのは、むんとする蝉の声と空を写メに撮る女の人が連れた犬を叱る声。真っ黒い煙は、真っ黒い雲だった。夕立が来るのかと思ったが、雨は降らなかった。あだち充、という才能に、今更ながら惚れ込んでいます。@19日根津のギャラリーに、友達の個展を見に行く。帰りには谷中ボッサ。@24日夫が買ったDVD「青い春」を見る。アベフトシ追悼。「青い春」は好きな映画の一つだけれど、観るのは2回目で、2回目を観るにあたって懸念していたことが的中した。「青い春」と共に「花とアリス」のDVDも夫は買った。わたしが一番好きな映画「花とアリス」。観る回数を重ねるたびに、映画のよさがわかる。そして号泣する。@25日夫の会社の人たちとBBQ@二子玉その後、資生堂パーラーで休憩。家に帰った後、浴衣に着替えて湯島~上野公園へ。隅田川の花火大会の空気をちょっとだけ感じる。上野公園ではぱっとしない骨董市が開かれていて、とてもよかった。夜は初めての「世界の山ちゃん」夫の元彼女のことを思い出してメランコリック。には、もうならない。▽中目黒グルメ「カフェ ファソン」喫茶店。店内の雰囲気は良くない。IKEAで購入したらしいパリの写真が飾ってあるくらいの良くなさ。でもコーヒーと紅茶とケーキはなかなか美味しい。もうすぐお盆休み。
July 29, 2009
@土曜日入籍前に注文していた結婚指輪がついにできたというので、新宿伊勢丹まで。普段、アクセサリー類をまったくしないため、指輪をするのも違和感で落ち着かず。外したりつけたり、せわしないったらあしゃりない。けれど、初めてもらった指輪が結婚指輪であることが嬉しい。銀座三越で、初めてラデュレのマカロンを食べる。あまりの美味さに夫と共に顔を見合わせる。銀座に行ったら毎回絶対食べよう。パリに行ったら、本店でいっぱい買っちゃおう!@水曜日バムセとクリスピークリームドーナツを持って友だちの家へ遊びに行く。6ヶ月の赤ちゃんと触れ合って、心臓バクバク。わたしの指先を、ちいさな爪のついたちいさな指できゅっとされると、涙が出そうだった。。なんだ、あの生物は!?というか、友だちの旦那は有名バンドのギタリストだった。@木曜日明け方、頭上に洋服がたくさん落ちてきた。生理痛で会社を休む。ダウンしているというのに、町内会費の回収に隣の家のおばさんが何度もドアをノックしてきた。映画▽「レスラー」ダーレン・アロノフスキー@シネマライズ悲しくも強い、素晴らしい映画。人が闘うのを観るのが大嫌いなわたしでさえ、映画のラスト、全てを失ったミッキー・ロークが、生きるために己の死に場所で命を賭して闘う姿に魅せられた。胸が高鳴って、涙が止まらなかった。中目黒グルメ▽まるさんフーズ(カフェ)フルーツ酢がたくさん置いてある、オーガニックカフェ。オーガニックカフェはあまり好かないが、人が少なくてよい。窓際の席が全てカリモク。▽(汁)ハレノヒ蒸し野菜を食べるお店。美味しいけれど、お値段が高い。
July 16, 2009
たくさんの人の願いごとばかり聞いているから、おほしさまはその重みに耐えきれなくなって、ぴゅーって落ちてしまうらしい。ぴゅーって落ちたおほしさまは、世界の果ての湖に沈むのだそうだ。今宵はいくつのおほしさまが湖に眠るのでしょうか。遅ればせながら、小玉ゆき「坂道のアポロン」を読んだ。ガっ!!!と、心、掴まれた。切なさに溺れてしまう。苦しい。でもあったかい。作者自身も扉のコメントで書いているけど、漫画はとってもファンタジー。ハリポタとかのファンタジーではないのだけれど、なんか、同じ世界のようで、違うどこか遠くの世界みたい。そういうファンタジー、大っっっ好きなのだ。「これがリアル!」みたいなものはあまり好かん。小玉ゆき、すごい漫画家。「坂道のアポロン」の巻末には、必ず数ページの短編が載っている。それはファンタジー100%なんだけど、これもすごいよい。少女漫画は集英社が一番だと妄信していた部分があったが、そんなことはないな、と改めて実感。人に借りたまま読んでいない本や、買ったまま読んでいない本が山積している。ずっと活字が読めない状態だった。しかし、現在、活字ゾーンに入っている。とりあえず、井上荒野「切羽へ」を読了。好きじゃないタイプの小説だった。映画は次の2本。▽「ディア・ドクター」西川美和@渋谷んもう、さすが、の、一言。久しぶりに心の底から面白い映画(日本映画)を観た、と思った。▽「西瓜」ツァイ・ミンリャン@DVDポップな映像センスに脱帽。昔のキム・ギドクがポップになった感じ。「映像美で魅せまっせ!」という日本の映画って雰囲気だけでつまらないことが多々あるのに、どうして日本以外のアジア映画は、そいう映像美でさえ生々しいのだろう。という話を、しつこいくらい夫にしている。うざがられている。今月中に観たい劇場作品は「扉をたたく人」と「レスラー」。
July 7, 2009
全3件 (3件中 1-3件目)
1


