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2026.06.26
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カテゴリ: 鈴木藤三郎
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佐野農場東屋鈴木藤三郎 006.jpg




◎東海第一の農園 製糖王より醤油王に転ぜんとしつゝある代議士鈴木藤三郎氏の経営に係る鈴木農場は、富士郡富岡村桃園、佐野駅を距る15町まる山紫水明の仙郷に設けられてある、広袤(こうぼう:面積)実に百町歩、もと東宮武官長を奉職された故黒田久高氏の所有で、明治9年頃茶園10数町歩を開墾し農場の端緒を開かれたが、何分収支相償わぬという所から、これを鈴木藤三郎氏に譲渡されたのである。発明家としての鈴木藤三郎氏、工業家としての鈴木藤三郎氏は、別に田園生活の瀟洒なる趣味を愛せらるゝ処から、かねて模範農場の計画をなしつゝある際であったから、直ちに黒田中将との売買が成立し鈴木氏は明治33年からこの農場の経営となす事となり、今は果樹園、茶園、蔬菜園、山林、畜牛、養馬、家禽の7部に分れて規模広大、規律整然たる大農場となった。果樹園は反別8丁1反1畝歩(せぶ)でその内リンゴは4丁歩、柑橘8反6畝歩、梨4反歩、ブドウ1丁4反歩、桃5反歩、スモモ2反歩、ビワ4反5畝歩、梅3反歩に分れている。リンゴと桃とは特に成績がよろしく夏橙(なつだいだい)もなかなかの優等品ができる。ブドウは将来醸造をなす目的で昨今試作中である記者は梨の一種太白というのを頂戴したが、その美味忘るべからざるものがあった。(つゞく)               (静岡新報)





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最終更新日  2026.06.26 01:00:05


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