PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
p.139 Q4
老人ホームや療養型の施設で、入所者 100 人に対して夜勤のスタッフが 2 ~ 3 人ということもありますね。たしかに今の段階ではいろいろな面で足りないものもあるでしょう。
でもわたしは、現実離れした、誰もできないことを提案しようとしているのではありません。あれもこれもすぐに達成できると言うつもりもありません。ユマニチュードの導入に際しては、その状況で何がいちばん重要なのかを判断し、優先順位をつけて学んでいけばいいのです。
ユマニチュードを導入することによって、ケアが効率的に行えるようになり、時間が節約できます。立位をとってもらうことでシャワーの時間が短くなりますし、ベッドでの清拭の時間も短縮されます。もちろん、時間の節約がユマニチュードの目的ではありません。患者さんにケアで気持ちよくなってもらうのが第一ですが、業務全体の効率化が図れるのも事実です。
さらに、わたしだったら夜中に巡回に来てほしくないですね。睡眠は認知機能が低下している人にとっても重要なものです。
むしろ問題は、ベッドから出て倒れるのは、夜間の見回りの後というケースが圧倒的に多いことです。つまり、寝ているときに巡回で起こされたことによって、中途半端に覚醒してしまう可能性があるのです。本当に2時間ごとの見回りをしなければならないのかを検討する必要があると思います。病院や施設での職員による睡眠の妨げは、すでに重要な問題として論文もたくさん書かれています。
ユマニチュードの導入と同時に、旧来のケアに関するシステム全体を見直していかなければなりません。
簡単なことではありません。ですから わたしは「革命」と申し上げている
んです。
「ユマニチュードへの道」イブ・ジネスト … 2026.08.06
「ユマニチュードへの道」イブ・ジネスト … 2026.08.05
「ユマニチュードへの道」イブ・ジネスト… 2026.08.04