MM2022のブログ

PR

×

プロフィール

MW2022

MW2022

カレンダー

コメント新着

天国にいるおじいちゃん@ Re:打席に入る前に、バットを天にかざして、天国にいるおじいちゃんに『力を貸してくれ』(08/24) 天国にいるおじいちゃんについては、 089…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2026.08.03
XML
カテゴリ: 遠州報徳
4

福山瀧助翁 


一、仕法から仕法へ
 翁は各社の巡回と年二度の小田原社及び二代先生訪問が晩年二十六年間の日課であった。
 各社を巡回するのに先ずその日、参会の定日になっている社の人名簿を朗読し、その平安を祈って宿舎を出立されるのを常とした。草鞋(わらじ)、脚絆(きゃはん)に菅笠(すげがさ)、腰には墨斗(すみいれ:矢立)をさし、背には書類入の竹梱(たけこおり)を納め、大きな風呂敷包を背負い、杖をつき実に質素ないでたちであった。翁を迎えに行く人々、しばしば富山の薬行商に間違えた程であった。
 道に農事をなすものに会うと必ず「ご苦労」と言葉をかけ、加入金、元恕金は高とする相撲番付を造って奨励された。
 社員集まると正面に坐し、藤曲、宮原の二趣法書を朗読し講話をし、その後社員の質問に応じた。

二、蓑笠で暮らせ

「先生はよく『人間は蓑笠で暮らせ』と口癖のように教えられたものです。『苦しい中にも必ず有難い事があるものだ。苦しい中から有難い事を拾いながら暮らせ』と教えられた。私は八人の孫を残して長男に先立たれ本当に不運な者ですが、まあこんなに不運でも八人の孫が元気でいるから、自分も体が丈夫だからと、良い点のみを考えて感謝のうちに日を送りました。お陰様で孫も戦地でお国のために働けるようになりました」と。
 この老婦人の話を聞いていると、この老人の中に福山先生のお姿が浮かんで来るような気がする。これは一例にすぎないが、この地方の人々の血液の中には先生の教えが今なお脈々として生きている。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.08.03 04:00:05


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: