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2026.08.24
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カテゴリ: 神社仏閣・御朱印
前回掲載した天王明神社、そこから西に出て、車道を北に向かい稲永交差点に向かう。
 交差点の西門に鎮座するのが今回掲載する稲永 神明社。
天王明神社からだと徒歩6分ほどの位置になります。

あおなみ線稲永駅から歩きはじめ、この日最後の訪問地になります。
 例によって大正時代の地図と現在の地図から、地域の変貌ぶりを見ています
地名の稲永は、稲富新田と永徳新田が合併して稲永新田となり、稲富の「稲」と永徳の「永」を取って命名されたという。
 鎮座地を見ると、左右に伸びる道と北に伸びる道が交わる辻に位置しています。
車で金城ふ頭方向に向かう際、稲永交差点角に立つ稲永神明社の鳥居が目につき、昔から気になる存在だったものの、参拝駐車場がなく、いつも通り過ぎていたが、今回ようやく訪れることができた。

稲永交差点の西角に鎮座する稲永神明社の眺め。


 右に大正四年の銘が刻まれた神明社の社標が立っており、境内左側に手水舎、社務所、正面の社殿が主なものです。

手水舎は長い柱を用いず、高い基礎のそれぞれに親柱を立て、その上に冠木が横に伸ばされ、その上に梁を渡し、そこから斜めに副柱を降ろし、大きな切妻屋根を支える一手間かけたものです。
 その下に置かれた手水鉢には大きな龍口がある。

境内右側に忠魂碑と当社に祀られている神社名と祭神を刻んだ石碑が立てられています。
 社名・祭神は秋葉社 加具土神、神明社 天照大神、龍神社 水波能賣神。
残念ながら境内に由緒書きはなく、愛知県神社庁の情報サイトと神社名鑑、港区HPの記述から記載します。

愛知県神社名鑑
『十五等級 神明社 旧村社
祭神 天照大御神
 由緒
創建は明らかでない。
 稲富新田と永徳新田が合併して明治九年稲永新田に改称した。
何れも文化、文政(1804~1829)に開発した新田で村内鎮護のため産土神として奉斎した。
 明治五年七月、村社に列格する。
昭和二十年四月、空襲により被害、同二十二年本殿を復旧、同三十四年伊勢湾台風で度被災、同三十五年本殿復興す。
 同六十一年五月四日、社殿・社務所を造営。
社殿 本殿 神明造、幣殿、拝殿、社務所、祭器庫』

港区HPの稲永神明社の紹介は以下のように簡潔なものだった。
『祭神は天照大神。
村の氏神として嘉永6年(1853)勧請した』
 簡潔ですが、勧請年が記載されており、個人的にも調べてみたが嘉永6年勧請の引用元は定かにはならず、当ブログでは神社名鑑の創建不詳として記載します。

主祭神の天照大御神は御存知の通り、八百万の神々の最高神で、ご利益は全てといってもいい。
 加具土神は防火・防災、家内安全にご利益が得られる。
水波能賣神は水源の川・池・井戸・水田を守護し、農業や水害除け、安産・縁結び・清めのご利益があり、新田として生まれた土地柄を守護するには十分な神々ではないだろうか。 

拝殿正面全景。
 木造の切妻造瓦葺き、平入りの拝殿と狛犬。

狛犬は昭和61年に寄進されたもので、眼光鋭く、巻き毛を強調した姿をしている。

拝殿斜景と後方の本殿域の眺め。
 拝殿は後方で幣殿とつながっています。

本殿域は高く積まれた石垣の上に透かし塀と神門が設けられ、本殿を取り囲んでいる。


本殿域の眺め。

本殿域には神明社本殿、左が秋葉社、右に龍神社の三社を祀る。

稲永神明社社頭左に二つの地蔵堂があります。 
 神社と関わりがあるのか定かではないが、左の堂には6体、右の堂には2体の地蔵が祀られています。
左側には御嶽講の山丸三の紋が刻まれた手水鉢が置かれています。

上が右側の堂内の地蔵尊で銘が確認できず年代は不明ですが、立地を考えると辻の地蔵として安置されたものかもしれない。
 下の六体の地蔵を含め、般若心経の教文が書かれた黄色の前掛けが掛けられています。
山丸三の紋とこの地蔵、つながりが良くわからない。

稲永神明社
創建 / 不明
祭神 / 天照大御神
境内社 / 秋葉社、龍神社 
氏子域 / 稲永
例祭日 / 10月第一土曜日
所在地 / 名古屋市港区稲永5-1-4
天王明神社から稲永神明社まで / ​​ 北西の稲永交差点西角の社地まで450m・徒歩6分 ​​​​。
参拝日 / 2026/8/7
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Last updated  2026.08.24 00:00:08
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