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「久し振りだね、ナナリー、コーネリアも」「・・・兄上、どういうつもりなのです、あのようなものを宮殿に招き入れるなど」「旅をしていたそうだね、コーネリア、疲れているんじゃないかい?」「皇帝陛下、貴方はあのものにだまされているのです」「ナナリーもカンボジアで休みはよくとれたかな?」「オデッッセウスお兄様、あのものはユーフェミア姉様やクロヴィス兄様を殺したんですよ!!」「・・・コーネリア、ナナリー、君たちにルルーシュを責める権利はあるのかな?自分で背負った総督の地位さえ放り出し、ルルーシュの気持ちを無視して、押し付けてきた君たちに。ユーフェミアもクロヴィスも死ぬのは当然だろう、神聖ブリタニア帝国の名前を穢したのだから」信じられないといった表情だ。彼女達からしたら、正気の沙汰ではない。ナナリーも信じられないといった表情をしている。「本気でイってラシャル野ですか?違いますよね?オデュッセウスお兄様」ナナリーの声が震えている。「もう一度言うよ、クロヴィスもユーフェミアもシンで当然だと。クロヴィスは結局周りのものに利用された人形にしかなれず、その結果、黒の騎士団を生み出すきっかけになった。ユーフェミアはコーネリア、君も知っているだろう。自分の権限の意味を理解せず、国是に逆らい、あの惨事を起こした」「兄上、ですがクロヴィスもユーフェミアもルルーシュのギアスに・・・・」ちろりとオデュッセウスがコーネリアを見る。その目にコーネリアはぎくりとなった。「君が忍び込んだ中華連邦の施設は私たちの叔父上、つまり父上の兄が持っていたギアス教団というもので、ブリタニアの暗殺者を育成する組織だったそうだよ」「!?」ナナリーとコーネリアは耳を疑った。「つまりは、父上はギアスという悪魔の力を国政の為に利用してきたことになるね。他国を攻めたのも、不老不死のためだとか・・・・さて、コーネリア、罪はどこにあるんだろうね?父上?それとも顔も知らない叔父上?それとも、ルルーシュか?違うね、神聖ブリタニア帝国そのものだ」
2013.07.28
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恋人?どういう原因で、どういう敬意でどういう結果でそういう結論に達するんだ。単純なようで複雑だ。スザクは自分がわかりづらい、複雑な性格をしているとよく言うが、ルルーシュ~したら、朱雀の思考こそが読めない。しかし、恋人というキーワードは機密でも出てこない。あいつも俺とスザクの関係は友達だったとしかしらないわけで。「・・・ほう、一年も放置した上恋人作りまくっているくせにカ」「えっ」ジノから聞かされているとは、スザクも知らなかったらしい。「どういう・・・」「ヴァインヴェルグ卿やアールストライム卿から聞いたんだ」「・・・」スザクは黙り込んだ。あいつら、とでも思っているのだろう。「ルルーシュ、本気にしたわけじゃないんだろう」頼るような視線だ。以前の自分ならなんなく受け入れていただろう。「どうだろうな?お前は天然を装いながら、だれでも人たらしを行うようだからな。一概とはいえないだろう」金魚のようにパクパクさせている。「ルルーシュ・・・」「俺はお前に告白した覚えはないし、受け入れた記憶はないんだが?」「ルルーシュ、冗談だろ」触るな、気色悪い。「俺達が恋人だったなら、何故、ランスロットのパイロットだったことを黙っていた?俺やロロが今のブリタニアを好きではないことを知っておいて。まあ、勿論、それはお前の意思だが、お前は俺達が心配すると思わなかったのか?」「それは・・・」「プライベートにしても、お前は俺と距離を取っていた。・・・・別れてから八年もたって、ブリタニア軍に入って、副総督の騎士になって、俺にはとてもお前との間に信頼関係があったと思えない」「ルルーシュ・・・」「意地悪が過ぎたな、・・・とにかく、スザク、お前はともかく、俺にその手はジョークは振らないでくれ、俺はこう見えて頭が固いんだ」ルルーシュはスザクの手を離した。「ルルーシュ・・・!」「ユーフェミア皇女殿下が死んで一年だ。お前がまだ皇女殿下の騎士であるなら、ラウンズに集中しろ」
2013.07.26
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「ひばりはずるい」「ひばりはこれ以上、何が欲しいの?私には何もない、ひばりには帰る場所がある、守ってくれる人がいる、けれど私には何もない」「私が欲しいのは、欲しかったのは」
2013.07.21
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ずっとずっとナナリーが目が見える瞬間を、2人で喜びを分かち合う瞬間を待っていた。言い訳でも自己満足でもそれこそがルルーシュの生きる理由だった。「・・・ナナリー、お前、目が」「ハイ、見えるようになりました。それが人殺しの顔なんですね」彼女は目が見えた。本来なら喜ぶべきものだ。「お兄様・・・」「私も同じ顔をしているのでしょうね」「お兄様、貴方に世界を統べる資格はありません。ギアスで人の心を捻じ曲げ、従わせるようなお兄様に」「では、ダモクレスはどうだ、人を恐怖でしたがわせるシステムではないのか」怖かったのだ、だれよりも。ナナリーに否定されることが。彼女にまでゼロの罪をつき合わせる必要はないと。だからいつも嘘をついてきた。自分と似た考え。彼女は学園にいる時とは違う。自分の意思で歩き出しているのだ。「世界中の罪はここに集まります」「そうか、ナナリー、お前は・・・」これは自分の責任か?真っ直ぐナナリーと向かい合ってこなかった自分への。だけど。ああ、たった一年でお前にとって俺は探す価値もなくなり、シュナイゼルたちの言葉を信じたんだな。母さん、確かに喜劇だ。
2013.07.19
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「あのドルシアへイって、君のなんだったの?結局、友達?随分、君に執着してたけど」「それは違う」「一秒も立たずに答えたね・・・・」「ただの同僚だ」「?でも、友達なんだろう?エルエルフ、君を片腕にというくらいなんだから」「変質者のストーカーだ」「偉いきっぱりというね、ア、僕、ウノ上がりだ。2人だけだと早いね」「・・・予測が外れるとは、時縞ハルト、今の会話はまさか俺を出し抜く為の作戦か?」「まさか、じゃんけんが弱い僕がそんなことするわけないだろ」
2013.07.12
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「お父様、・・・お願いがあります」「謁見を申し込んできたから、聞こう。おぬしはわしに何の頼みがあるというのだ、述べよ」「黒の騎士団撲滅の命令をお姉様から外してもらえませんか?」「副総督たるお前に総督への命令をとく権利はない。同時に神聖ブリタニア帝国を軽いものとはいえ、辱めているお前に」「!!」ユーフェミアは環境のおかげで人から否定されることが少ない。自分の夢の実現の過程でそうした場面に遭遇すると思っていたが、実の父親に言われると思わなかった。避けていた事実であり、誇り高いユフィには受け入れるには時間がかかるものだった。ユフィは自分が起こしたことは間違いではないと信じている。今は自分のプライドにこだわっている時ではない。ユフィは、ぐっと感情を抑えた。「・・・ですが、ゼロは私の協力者です。彼は私との約束を守り、行政特区日本に協力してくれています。そのゼロの信頼を裏切るなど、私には出来ません」真っ直ぐな目だ。「それはお前個人の理由であろう。ユーフェミアよ、その言葉をゼロの行動で家族を奪われた者達に同じことが言えるのか?コーネリアは貴様のせいで苦しい立場だと側にいながらわからんのか?」諭しながら、厳格な皇帝の声でそう目を見ながらそういわれた。「それは・・・」確かに双だろう。考えていなかったわけではない。「・・・ゼロは確かに過去に私たちと戦い、犠牲者を出しました。ですがエリア11で彼が支持を得ているのは事実であり、私は彼が間違いとは思いません」「・・・だ、そうだ、コーネリアよ、お前はどう思う」カーテンの中から、エリア11総督コーネリアが現れる。「お姉様!?」「ユーフェミアは今の言葉にふさわしい力を持っているか?総督であり、姉であるお前から見てどうだ?」「・・・・・ジャスミンの匂いがするね」合衆国日本にスザクの姿はあった。「はい、このお部屋は神楽耶さんのお気に入りの香水がおかれているので。お兄様もよく来られますから」ゼロの部屋らしく、どの部屋よりも広く使いやすそうだ。「・・・ナナリー、君はいいのか。ルルーシュに彼女が、神楽耶がいて」「え?お兄様に恋人が、大切な人が出来るのはうれしいことじゃありませんか?」「スザクさんは違うんですか?」眩しい光景にスザクは瞬間、ズキンと胸が痛んだ。「お姉様・・・」不安そうなユフィを苦しそうに見ながら、コーネリアは皇帝を見る。「総督の立場からお答えしますが、副総督は自分の打ち出した理想にふさわしい実力と経験があると思えません。副総督の言う理想は、我がブリタニアでは夢物語に過ぎません」「!?」ユフィは耳を疑った。「お姉様?」「総督だ、ユーフェミア」「・・・・総督」コーネリアは頭を抱え込んだ。「・・・・正直言いまして、私は今ユーフェミアの副総督の志願を認めたことを後悔しています」それは本音であり、今の彼女の正直な弱音だ。だが、恵を与えられることになれ、守られることになれたユフィにとって、その言葉は裏切りのようにも聞こえた。元々ユフィは何をしですかわからない。自分の意思を曲げない人物だ。過保護にしてきた姉や周りの影響もあるだろう。だからこそ、ユフィは逆境にたったことを経験せずに育ってしまった。逆に言えば、イザ、その立場に置かれると、彼女を守れるのは、生まれと第3皇女という地位でしかない。コーネリアの妹という名目がブリタニアにおいての彼女の居場所だった。「・・・・どういう意味ですか、総督。貴方は私を認めてくれたから、副総督として共にエリア11にきたのでしょう」「ユーフェミア、理想だけでは変えられぬ。前にも言っただろう、お前の理想は皇帝になることだと。お前は着任してから、自分のイレヴンとの共栄という理想にも、私と共にエリア11を守り立てるという現実にも立ち向かっていない」「それはお姉様たちが私を・・・・その、私の意見を聞かないからではですか」「これはお前の騎士の言葉だったな、正しい方法でなければ何の価値もない。正しい過程でなければ、だれも納得しないと。イレヴンであるあやつの事を信じるわけではないが、お前は一人よがりすぎる。私達が強情と思っているようだが、ユフィ、お前こそ、一度でも臣下の言葉をまじめに聞いていたか?提出したお前の議案は全てお前個人の考えに偏っている上、お前は行政特区日本以前にも議会と話し合うことすらせず、政策を打ちだてようとしたそうではないか。・・・・そんなお前にほかのものが惹かれると思うのか?」「なっ」自分はがんばり、けなげに認められようとしていた。「私だって努力していました、総督ならお分かりでしょう」理不尽、ユフィはそう思った。「・・・・ああ、そうだな。だが、ユフィ」「?」「周りはお前をそう思っていない。お前はブリタニアの国民がお前をどう見ているのか、知っているか?」「どうって・・・」日本人やスザクが幸せなら、エリア11の国民も幸せに違いない。信じきっているわけじゃないが、そうなると信じている。必ずしも、がちがちの価値観を持っている人ばかりではない。「・・・・スザクを囲う無力なお姫様ですか?」これはこれで理不尽だが。「違うぞ、確かに柩木との問題もあるが、今のお前に対する評価は自分達を自分の理想に巻き込み、圧政を敷く暴君だ」今度こそ、耳を疑った。「!?」
2013.07.10
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「・・・すまない、知らなかった」ルルーシュの口から出てきたのはそんな言葉だった、聴いた朱雀はお驚いた表情をしている。スザクの認識では自分がスザクの感情を知っているようだとなっていた。「・・・・本気?君はシャーリーやシーツーとだって、学園の女の子達も。僕、彼女達よりいる時間、多いよね」「お前が俺の噂をどう聞いているか知らないが、俺はナナリーを守るのに必死で、シャーリーも一度告白された時、告白されるまで気付かなかった。・・・恋愛が苦手なんだろうな」「そんな女の子にもててたのに」「・・・ああ、だが、理想と現実は違うんだろう。お前柱なしだろうが、俺はシーツーを恋愛対象と思ったことはないし、・・・怖いんだと思う」
2013.07.10
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「貴方は私達を捨てたんです、そして、ラクス様たちを選んだ」ルナマリアの瞳から涙がこぼれた。銃口もかすかに震えた。「メイリンまで・・・・、なんて酷い」「ルナマリア!!」
2013.07.05
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「私はお兄様といれば・・・」ナナリーがルルーシュによく言う台詞だ。温かくなると同時に、閉じてしまっている世界に悲しみが浮かぶ。スザクはわかっていない。ゼロと手を取ることも出来ないのに、ブリタニア人と日本人が手を取り合えるものか。憎しみを忘れ、かつての敵を許し、愛し合え?そんなことは理想に過ぎない。
2013.07.05
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「久し振りだね、アキト」「・・・ブリタニア軍・・・!!」「忘れたのかな、私だよ」「?」
2013.07.03
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