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風呂上がりに,髪を乾かす時間を利用して,毎日15分ずつ映画のDVDを見ている.昨日,「チャーリーとチョコレート工場」を見終わった.ファンタジーブームを皮肉っているようなこれでもかこれでもかというくらいブラックでグロテスクなファンタジーである.工場長,ワンカさんの登場シーンからして度肝を抜かれる.人形たちが歌って踊り出したかと思ったら花火が人形に引火して(多分,わざと)溶けた人形の目玉がどろっと落ちる.子供たちがあっけに取られてみていると横に手を叩きながら喜んでいるのがワンカさんだ.映画のイメージからしてワンカさんは,変人だけど,陽気で楽しい人だと想像していた.そしたら違った.見ているのが苦しくなるくらい,安心して見ていられなくなるくらい孤独で傷ついてひねくれているのがワンカさんだ.そして,傍若無人だったり暴力的だったりする子供たちは,工場を見学しているうちにジュース室で圧搾されたり焼却炉送りになったり次々とえらい目に遭っていく.ラスト前15分くらいまであっけに取られてみていた.そのシュールな展開と言ったらもう!その毒の入り具合,私は気に入っているけれど.最後は,素敵なハッピーエンドが用意されていて,ああ,良かったと思った.タイトルは,チャーリーと…だけれどこの映画のもう1人の主人公は間違いなくワンカさんである.
2006.07.31
天童荒太 H16.『永遠の仔(3)告白』幻冬舎文庫.【感想】ヒロインがなぜ小児精神科に入院してきたのか,その秘密が明らかになる.自分を守ってくれるはずの両親からの虐待.2人とも,「いない方がいい親」である.それぞれに虐待を受けてきた主人公3人は,お互いの秘密を告白することで離れがたい絆を作る.物語は,子供時代と大人になった彼らを往復する形で進む.著者が,どういう結末を用意しているのか気になる.安易な救いを書いたら嘘になるだろう.けれども著者なりの答えがあるはずだ.それを知りたい.ところで本筋と関係ないのだけれど着の身着のままで逃げてきた優希に顔も知らない女の子が服を買ってきて用意しておいてくれる場面がある.「ロングスカートと,半袖のブラウス, ストッキング.下着は,別に小さな袋に 分けてあった. 平凡な白のショーツで,ほっとした. ブラジャーは,サイズのことを気遣ってくれたのか エクササイズなどで用いる, 伸縮性のある白いタンクトップ風のものだった. 丁寧に,パッドも入っている」多分,見知らぬ女性に服を買ってくるという課題に細やかな心遣いをもって答えている.私が優希だったら,とてもほっとすると思う.ああ,でも女性だからと言ってみんながスカートをはきたいわけじゃないから余計なお世話か.反対に,私が,服を買ってくる女の子だったらこれだけの心遣いができるかな?それはともかく,優希は長年封印してきたスカートを久々にはくことになる.筆者は男性だけれど,こういう発想ってどうやって得るんだろう.それに驚愕.
2006.07.30
宮下祐介 2005. 『海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点』扶桑社.【感想】表題の通り,海外経験があるわけではないサラリーマンが,地道にトレーニングして900点を獲得.そのノウハウと心構えを伝授するというもの.私からすると900点なんてはるか彼方にかすんでいるけれど独学でどうやって英語力をつけたのか関心があった.筆者の主張は「金かけずに時間をかけろ」というもので,けちでアグレッシブでど根性な私の好みに合っているものであった.確かにそうだな,と思ったのは時間をかける,ということはその間に仕事やバイトをしたことを考えれば,それだけの時間=お金を英語に投資していることになるということ.私のバイト代は自給1000円だから,1日に1時間を英語に費やせば1ヶ月に3万円,1年で36万円を英語の訓練に投資していることになる.そう思うと,無駄には過ごせない.内容に関しては,地道系で今自分がやっている方法でいいな,という確認ができたり教材の消化スピードと量の目安になって良かった.あとは,900点までならこれとこれとこれは無理してやらなくてもいい,ということが明確に書かれていて取った本人の言うことなので参考になった.ちょっと安心した.そんなわけで,心がけも新たにトレーニングを続けようと思った.
2006.07.29
地下鉄へのエレベーターの動く手すり一面にドコモの広告が貼られていた.電光掲示板みたいなデザインの文字が一列に並んでいる.一瞬,本当に電光掲示板かと思って手を引っ込めてまじまじと見たら.ペイントだった.他の乗客を見るとみんな同じことをしていて面白かった.
2006.07.28
半年くらい前から予感があった.気のせいだと自分に言い聞かせていた.しかし,ついに逃れられない事実を突きつけられた.それは,今朝,熱いコーヒーを飲んでいた時のこと.「アタッ」し~み~る~.歯医者に行こう.
2006.07.27
いつもよりも1時間早めに大学を出て地元に新しくできたダイソーへ行った.なかなかの品揃えである.日頃から,100円ショップへ行ったら買うぞリストを作っていて,それをほとんど消化した.すっきりした.買った買った.体が傾いてまっすぐに歩けないほど買った.しかもレジでお金が足りなくなって,2個減らした.約4000円分ナリ.財布に2円しか残らなかった.
2006.07.26
電車の駅に,綺麗な女の子がいた.年は10代後半から20代前半くらい.かわいいんじゃなくて,綺麗だった.ほーっ,と見とれていた.もっと見たかったけどあんまり見ていると変な人だと思われるのでたいがいたいがいにしておいた.
2006.07.25
新聞の人生相談を読んでいたら「人の顔色ばかりうかがう性格を直したい」という相談に対して,ドリアン助川さんが「性格は変わりません. 松が杉になろうとするようなもので 苦しいばかりです. 大切なのは,良い松になることでは?」つまり,性格が問題なのではなく性格を問題だと思ってしまう自分がいるというのを変えていこうということ.私は自分のあくの強い性格が好きではない.あくを全部そぎ落として「標準」とか「普通」とか「平均」とかいう色のペンキで全身を塗りたくってやりたい.多分,それはできないし,それを考えることは前向きな解決ではない.でも,理屈では「自分自身を認める所がスタートだ」と分かっていても,感情が言うことを聞いてくれない.どうすれば?
2006.07.24
Mitch Albom 1997."tuesdays with Morrie" Broadway Books.【感想】「モリー先生との火曜日」として日本語訳も出ている.高校生の時に読んだ.実話.著者は,大学時代の恩師,モリー先生が,余命数ヶ月の病にかかっていることを偶然知る.先生は悲観しない.「人は誰でも死ぬ. だから,死にゆく自分を題材にして 人生で重要なことを考えて欲しい」著者はモリー先生を毎週火曜日に訪ね,死,家族,感情,老い,お金,愛,結婚などについて最後の講義を受ける.その記録が本書である.英語で読むとこんな風にモリー先生がしゃべったんだなあというのが伝わってきた.お別れのシーンとか.高校生の頃,モリー先生のパワフルというか,前向きさにショックを受けた覚えがあるけれどその印象は変わらない.私なんて,病気じゃなくても簡単に自分は不幸だとか思ってしまうのに.
2006.07.23
朝,早めに大学に来たら,おじさんが犬の散歩をしていた.映画に出てくるようなぬいぐるみみたいな犬だった.
2006.07.22
五味太郎 1996.『大人問題』講談社.【感想】家にあった『あいうえおの本』とか保育園で借りて繰り返し読んだ『黄色いのはちょうちょ』とか大好きである.その絵本作家の五味太郎氏が世間さまを切りまくる.「服装の乱れは心の乱れ」というが五味さんは,心は乱れるためにあると言う.乱れない心は心ではないと.「犬を飼う人よりイグアナを飼う人の方が 信用できる」とか世間さまを斜めから,いや,まっすぐに見ている具合が面白い.
2006.07.21
最近,家の周囲に蟹が多い.海が近いことは近いんだけれど.毎朝,毎夕,道路をひょこひょこ横断しているのに出くわす.車通りも多いので,アスファルトでべっちゃんこになっている蟹も続出.そういえば,蟹と書いて「ガサミ」という名の牛がいる.牛に蟹と付けてしまうネーミングのセンスが好きだ.しかもガサミ,今現在徳之島で王者のランキングにいる.徳之島でトップということは日本でトップの可能性が高い.日本で一番強い牛は,カニである.名前の由来を聞いてみたい.
2006.07.20
内田樹 2005.『先生はえらい』ちくまプリマー新書.【感想】先生が偉いのではなく,自分が偉いと思った相手が先生だ,という話.誰を先生と思うかは相手が持っている知識とかの問題じゃないのだ.自分が「先生だ!」と思った相手からは相手が意図しないことまで勝手に学んでしまうわけ.それは思い込みという点で恋愛に似ているそうな.誤解・妄想があるからこそ素晴らしくない人にも恋人ができると.そこで「蓼食う虫も好き好き」という諺を著者は引用している.ふつうの虫がいやがるものを好物にするように人の好みは様々である,と.これは,著書の導入の部分なんだけれどここで引っかかってしまって読みながらもそのことが頭から離れなかった.超ウルトラスーパーミラクルまずい蓼はどうすりゃいいんだい?
2006.07.19
帰りの電車で向かいに座った男の人が常に眉間にしわを寄せて三白眼で眼飛ばしてくるので怖かった.たまにチラっと盗み見るとやっぱりこっちを向いて睨んでいる.しかもちっとも降りない.毎日,目が合った人を駅まで追いかけて殺していてターゲットにされると嫌なのでさりげなく車両をかわった.殺されなくて良かった.
2006.07.18
留学生Yさんが“Will you go to lunch?”と誘ってくれたけれどあいにく弁当を購入済みだったのでおにぎりが入った袋をぶんぶん振りながら「私,買っちゃったのよ」と言いたくて“I, I, I…”と言ったら察してくれた.隣で聞いていた同級生のTが「お前,ほんっとに英語上達してねえなあ」というので大笑いになった.妹にも話したら「猿じゃないんだからね, アイアイって」
2006.07.17
自己評価が高すぎるのも問題だが低すぎるのも問題である.謙虚なのは良いことだが.自分を卑下したり被害妄想に陥ったりして結果として周囲に毒ガスをまき散らすのを何とかコントロールできないか.
2006.07.15
駅前のこの辺りで一番大きな本屋にGWぶりに出かけた.本を買うためではない.「夏の100冊シリーズ」の目録をゲットするためである.新潮,角川,集英社の3社が毎年,夏の文庫100冊キャンペーンを始める.この目録が大変魅力的な作りになっていてオールカラー,本の紹介だけではなく,作者のインタビューや関連する作品なども載っている.目録を読んでいるだけで読書がしたくなりわくわくしてくるのだ.毎年集めて今年で10年目になる.引き出しの中にしまっておいて暇を見つけては開いていたので紹介文を覚えてしまったくらい.これまでにゲットした目録は全部取っておいてある.ぼんびくんなので,古本でしか買わないが,気になるやつに付箋をしておいて次に何を読もうか,というのがささやかな楽しみなのだ.
2006.07.14
ダイエットクッキーというやつを試している.楽天で1位になったという人気商品である.9食分,ついていて,夕食の代わりに食べる.満腹になるのに1食分で150キロカロリーしかない.7日目で1.5キロやせた.これはすごい.高いだけのことはある.
2006.07.13
似て非なるものほど始末が良くない.
2006.07.12
TOEICの試験管,久々だったので興奮していのが問題用紙を配らないうちから「では始めます.私の時計が今~時~分なので 終了は…」と言い始めて,一同もんどりうった.
2006.07.11
そんなわけでTOEIC,全部問題は解いた.良くできたとは思わない.でも,現時点での力は全て出したと思う.だから,どんなスコアが出るにせよそれが今の実力なのだ.
2006.07.09
TOEICを受けに行く途中で,道に迷っているおばあちゃんん2人を発見.県の防災セミナーに参加するために来たという.偶然にも同じ建物だったのでご一緒することに.「あんたみたいな若い学生さんのエネルギーを 全部吸い取って,年寄り連中にばらまくのじゃ. あんたにはあげんよ」いやいや,おばあちゃんの方がよっぽどエネルギッシュよ.どんな学生よりも楽しそうだった.
2006.07.08
研究室の先生が「変な外人が来てる!」とおっしゃるのでその教員らしからぬ言い方を面白がっていたら,下級生が来て「闘牛を研究しているnawobeと 話したいらしいです」と言うので,戦々恐々として闘牛カレンダーと電子辞書なんぞを携帯して先生の部屋へ行ってみた.「日本人がイメージしそうな白人男性」みたいな人物であった.日本の観光について学びたいそうな.
2006.07.04
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