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2006.11.23
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カテゴリ: Movies!





大河ドラマのDVD、「信長」が貸し出し中のため、
今回送られてきたのが↑。

1ヶ月間、毎日毎食マク○ナルドの商品を食べ続けたら
体にどのような影響があるのか、
ということをドキュメントした映画。

まず健康診断を受け、
おじいさんが心臓の手術をしたことがあるというほかは
家族的にも、そしてまた自分自身にも健康上の問題のない男性が、
1ヶ月間マクド○ルドを食べながら
米国における肥満の増加と食生活の問題点などを細かくレポートします。

開始前の彼の体重は84.3kg。
血液検査でも総コレステロール値、中性脂肪値ともに正常範囲内。

やせてはいないけれど、中肉中背のバランスの取れた体格。

日本でもアメリカナイズされた食事の問題点などが扱われていますが、
米国のそれはもう、比較にならないほど。

「スーパーサイズ・ミー」の「スーパーサイズ」というのは、
マ○ドナルドで売られている商品のS・M・Lの上を行く
どデカいサイズの商品のこと。
(この映画の上映後、廃止された)

映画は、マクドナ○ドの問題だけではなく、
学校給食における問題点や、企業のあり方にも焦点を当てています。

加工食品会社が入札で学校給食の権利を獲得するのですが、
子供たちが給食の時間に食べているものといえば、
フライドポテトにクッキー。
ドリンクも炭酸飲料など砂糖の多いもの。

学校関係者はそれを

「問題ない。子供たちはほかの食品も選んで食べる。」

と主張していますが、
どうみても子供たちが食べているものはいわゆるジャンクフード。

米国ではポテトチップをお弁当に一袋もって行くという話も聞いたことがあります。

「あり得ん…」というと、理功がすかさず

「だってポテトは野菜だから大丈夫。」

って言ってました(絶句)

ある高校では、問題行動を起こす生徒が非常に多かったのですが、
学校給食を見直して、ジャンクフードを一切廃止し、
野菜や果物を中心とした手作りの料理を提供します。

また校内の自販機ではミネラルウォーターのみを販売することにした結果、
問題児が減少して穏やかな学校生活を送れるようになったのだとか。

このようなきちんとした学校給食にかかる予算は、
前述した加工食品会社にかける予算とほぼ同じだそうで、
学校側さえYESといえばいくらでも改善できるはずなのに、
加工食品会社にしてみたら学校給食からの収入が全収入に対して
かなり大きな割合を示しているということでなかなか手放さないのだそう。

ずいぶんと前の話ですが、
学校から炭酸飲料などの自販機を撤廃する動きが見られたものの、
学校側がスポーツなどにかかる資金として、
ドリンク会社からのお金をあてにしているので
なかなか進まないというニュースがありました。

食品業界は消費者よりも株主を大切に思っているので、
儲けのためなら人の健康を害しても気にならないというスタンス。
おまけに政界とのつながりもあり、
健康な食生活は結局は個人の責任によるものだと締めくくっています。

さて、マクドナル○を食べ続けていた彼は、
20日目ぐらいを過ぎるときにドクターストップがかかります。

このままでは死んでしまうと。

それでも残りの10日間、食べ続けた結果、

体重:11kg増(95.3kgになった)
コレステロール値:230(基準値ギリギリ)
体脂肪率:11%→18%(全国平均より下回っていますが、1ヶ月でこの増加はすごすぎ)
心不全を起こす確率:2倍に増加
脂肪肝

その他、自覚症状として

疲労感
情緒不安定
性生活:worthless(笑)

ということだったそうです。

見た目にも、おなかがでっぷりしていて
髪の毛もなんとなく減ったような。
一気に10歳ぐらい老け込んだ感じ。

その後、ガールフレンドの協力により5ヶ月で9キロ減量。

あと2キロ減量するのに9ヶ月かかり、体重は減ったけれど、
健康上の問題点がなくなったわけではなさそうです。

私はファストフードを食べるのは月に1回以下ですが、
行くたびに思うのが、子供が多いということ。

私も高校生の頃は学校帰りに寄っていつまでもおしゃべりしたりしていたものですが、
そうではなくて幼稚園~小学生ぐらいの子供が
昼食や夕食として親と一緒に来ているんです。

たまにはいいかも知れないけれど、
おそらく毎週来ている親子もいるのでは???

最近日本の将来が不安になることがありますが、
こういう小さなことから崩壊が始まっているのかも知れないと思うとゾッとします。






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最終更新日  2006.11.23 21:24:12
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