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「心がすべてである。あなたはあなたの考えたとおりになる」
この言葉から、まず「心」について考えていきます。心とは何でしょうか?近い言葉でたとえると、あなたの「機嫌」が、心だとします。つまり、「今、何を感じているか?」ということが、心の在り様です。
「今、とても嬉しい」「今、すごくイライラしている」「今、清々しい気分だ」といった、言葉から、どんな印象を受けますか?
機嫌の向いている方向が、ポジティブかネガティブの違いによって、つくりだされる世界が違ってきます。例えば、自分がイライラしていると、イライラした出来事や、イライラした人が目についたり、引き寄せたりします。
この機嫌、つまり自分の心が、自分の世界を映し出しています。自分の心が、自分の世界を具現化しているのです。
自分の心が、自分の世界をつくりだしているのなら、自分の心が変われば、世界が変わるのではないでしょうか。
自分の心、つまり自分の機嫌が選択したものが、現実の世界になっていきます。つまり、ポジティブを選択すれば、ポジティブな世界になり、ネガティブを選択すれば、ネガティブな世界になるということです。
先ほどの例えのように、「イライラ」というネガティブな選択をしたため、「イライラした世界」ができあがったことになります。自分が認識したもので世界がつくられます。
では、その逆で「今日はハッピーだ」と考えると、ハッピーな出来事が目についたり、ハッピーな人を引き寄せます。つまり、自分の選択によって、自分が認識している世界を変えることができるということです。
これが、「あなたはあなたの考えたとおりになる」ということにつながります。世界は、あなたの思考のとおりになるのです。
とは言っても、イライラすることや、悲しいことは起こります。なので、この対策を考えてみましょう。
よく例えられるのが、「コップの中の水」です。これは、コップの中に半分の水が入っています。ポジティブに認識すると、「コップに水が半分も入っている」となり、ネガティブに認識すると、「コップに水が半分しか入っていない」となります。
「出かける日の天気が雨だ」「渋滞に巻き込まれた」「スマホの充電が切れた」など、出来事も受け取り方によって、ネガティブにもポジティブにも変換できます。
「雨だから涼しい」「渋滞の間にラジオでも聴こう」「充電が切れたから外の景色を楽しもう」など、受け取り方を変えることで、ネガティブにもポジティブにも変換することができます。
そして、この認識の仕方、つまり受け取り方のクセが感情をつくりだしています。ネガティブな受け取り方、ポジティブな受け取り方で、感情が選択されます。その感情が、機嫌となり、心となっていくのです。つまり、あなたの心が変われば世界は変わります。
いかがでしょうか?今回は、ブッダの言葉から考えてきました。心の反映が、あなたの世界をつくりだしています。つまり、あなたはあなたの考えたとおりの世界を、生きることになるということです。
「他人は変えれないが、自分は変えれる」、そこにつきるのではないでしょうか。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【読書記録@インスタ】
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