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セスの本の中で驚いたことは、リチャード・バック(『かもめのジョナサン』の著者)がセスのセッションに参加者として本の中で登場することです。『かもめのジョナサン』が好きな私にとっては嬉しい驚きでした。
さて今回はセスの本の中で、「リチャード・バック」と「エイブラハム」のことについて書いてあったことをまとめていきたいと思います。
『セス・ブック 個人的現実の本質』の第 3 章に『かもめのジョナサン』の作者、リチャード・バックが、セスのセッションに参加している記述があります。
そこに書いてあることを簡単にまとめると、リチャード・バックは『かもめのジョナサン』の着想を、突然イメージ的に受け取ったため、実際に自分が書いたのではないと感じていました。そこで彼はたまたま『セス・マテリアル』を目にし、自分の経験と近いものを感じたため、セスから何か聞けると思いセッションに参加したそうです。そしてそこでセスが彼に語ったことを簡単にまとめると次の通りです。
情報はつかまれたいと欲しており、それを求めている人のところへ引きつけられます。つまり情報が意識に向かうのです。創作性はあなたのまだ理解していない側面へと向かわせます。「それ自身を超越していく」のです。本、絵画、歌、作曲など芸術を通して内なる自己を物理的宇宙へと出現させているのです。
さらにセスはリチャード・バックに、こう言っています。「あなたは何よりも彼(『かもめのジョナサン』を書いた自分自身)を知るべきです」。創作を通して、超越した自分を理解していくことが真のアイデンティティを映し出すのでしょう。
『セス・ブック 個人的現実の本質』のあとがきに、エイブラハムについて書いてある部分があります。
エイブラハムはセスの話を持ち出して説明することがあるそうです。それは、セスの解説がそれだけ普遍的だからです。
セスという源流は、人間の人生や生活の様々な仕組みを解き明かしています。そして、それが広い範囲で応用できるのです。
「物理的現実の本質」や「観念」など、エイブラハムやバシャールと繋がる内容も多くありました。それは源流がここにあるのだと感じることに繋がります。
けれどその分、「わかりずらい言葉」や「言い方」みたいなのがありました。たとえば、「蓋然性」なんて普段の生活で使うことなんて、まずない言葉です。最初にこの言葉が出てきたときは「何て読むの?笑」となりました。(難しい漢字に弱いもので、すみません。ちなみに「ガイゼンセイ」と読むそうです)
『セス・ブック 個人的現実の本質』のあとがきには、セスの本を繰り返し読むことで理解が深まると言っていました。確かにそうだと思います。セスの本に限らず、バシャール、エイブラハムも読み返すことで、セスの言っていることが深く理解できると思います。そしてもちろんリチャード・バックの小説も。
そうやっていろんな本を行ったり来たりすることで、新しい発見ができ、学びの旅がまたよりよいものになっていくのですね。あなたもまた昔読んだ本を読み返してみてはいかがでしょうか。
さて明日はセスのまとめの大総括をしていきたいと思います。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
・セス・ブック 個人的現実の本質【電子書籍】[ ジェーン・ロバーツ ] かもめのジョナサン【完成版】(新潮文庫)【電子書籍】[ リチャード・バック ]
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