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今回からは、「仕事」と「運」について見ていきたいと思います。
世の中のたいはんの人が、仕事をしたり、働いていたりします。人生の大部分を、仕事に時間を使っているといってもいいと思います。では、仕事をしながら、運を上げる方法があれば、知りたいと思いませんか?
仕事というと、お金を稼ぐという発想になりますが、ここでは、そもそも稼ぐという発想から抜け出すことがポイントになります。それはどうしてでしょうか?
今回から、「幸運を招く働き方」について見ていきましょう。運を強くしていくための仕事の見つけ方とは、どういうものなのかを深掘りしていきたいと思います。
仕事をする、を考える前に、この世界には「経済」という世界があります。もともと経済という言葉はどこから来たのでしょうか?
これは、福沢諭吉が「 Economy (エコノミー)」を翻訳するさいに、儒教の思想にある「経世済民(けいせいさいみん)」という言葉をもとに、「経済」という新しい言葉をつくったといわれています。
経世済民とは、世の中を治め、人民の苦しみを救うことを意味します。つまり、経済とは本来、「人々に貢献するもの」という考えが中心にあるのです。
経済活動のなかにあるのが、仕事やビジネスや職業です。経済の本来の意味から考えて、ビジネスの基本は「人が喜んでお金を払ってくれるサービスの提供」といえるでしょう。
ビジネスとはそもそも、自分がたっぷりと持っているものを足りない人に提供して、その代わりに、お金をもらうという構造です。そして、すべての職業は「人を幸せにすること」「人を喜ばせること」に集約されます。
すべてのビジネスは需要と供給であり、すべての職業は、難しいことをやさしく伝えることが仕事なのです。「自分の何を通して、人を喜ばせたいのか」が、「働くことの本質」を表しています。
「あなたが喜ばせたい人は誰ですか?」。この答えが、あなた自身のライフワークの答えになることが多いです。それが運を自然に上向きへと変えていきます。
あなたが喜ばせたい人というのは、「力になりたい」と、あなたが感じている人たちです。その人たちが抱えている問題、悲しみ、喜びが手に取るように、あなたにはわかります。だからこそ、何を提供したら、その人たちに喜んでもらえるかがわかるのです。
喜んでくれている人たちとは、自然にあなたの波長と合う人です。そういった人たちは、あなたの人柄を見て、あなたの応援団となります。
「いかに時間をお金に換えるか」の富を追求するだけの経済では、マネーゲームにすぎず、真の幸福や幸運を得ることはできないでしょう。それは、中心に愛がないからです。
これからの時代の経済は、「幸福を探求するもの」に変わっていくようです。「いかに自分の時間を幸福に変えられるか」という考えに変わっていきます。なぜなら、自分が満たされることによって、自分も他人も救うことができるからです。
仕事に関しても、「本当に自分は何がしたいのか」「どのように生きたいのか」という、自分の内側にあるものを見つけていかなければなりません。人の心を動かす仕事をするためには、まず、自分の心を動かさなくてはならないからです。
仕事の土台は、「喜び」や「楽しみ」です。仕事を通じて自分が幸せになること。その結果、誰かの役に立ち、誰かの幸せに貢献すること。これが愛ある経済活動であり、幸運を招く働き方の根本の考え方です。
いかがでしょうか? 今回は「仕事」と「運」について、経済の意味から考えてきました。
自分が喜んでいたり、楽しんでいたりすることで、運も上向きになります。自分がワクワクしていたり、嬉しかったりすることで、自分のエネルギーも上がっていくでしょう。ですから、仕事にもその考え方がベースに必要なのです。
では、自分が喜んだり、楽しんだりできる仕事とはなんでしょうか? 「本当に自分は何がしたいのか」「どのように生きたいのか」、こういった答えを仕事を通して知っていきたいですね。次回は、そのヒントを探していきましょう。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
「一喜一憂しないこと」 これまで調べた「… 2024/01/09
「運と縁」の関係性とは? ~強運の探求そ… 2024/01/08
運のいい人の人づき合い方法とは? ~強運… 2024/01/07