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「運」や「運気」について調べていくうちに、「宿命と運命」という言葉が出てきました。あなたは、宿命と運命ということを気にしたことがありますか?
どうやら、この宿命と運命についてひも解いていくと、運気アップの方法がわかるようです。今回は、宿命と運命から「運をひらく」ことを考えていきましょう。
まずは、そもそも宿命と運命の違いを見ていきましょう。
・「宿命」=宿る命と書き、この世に生まれる前から、すでに決まっている人生の筋書き。生まれれときに、もう決まっているもの、すでにあるもの。たとえば、生まれた家、その財産、両親の教育水準、土地、地域、持って生まれた才能、体格、性格、健康の度合いなど。いま生きている「時代」も、あらかじめ定められた一つの宿命。
・「運命」=運ぶ命と書き、自分の行動や選択、または、自分を取り巻く環境、状況によって後天的に生まれていくもの。運命は、行動によって、自ら変えていくことができ、定められているものではない。あなたの命の運び方で決まり、自らの意志で変えていくことができる。
ようするに、宿命は変えることができないものであり、運命は変えられるもの、ということです。もともと持っている宿命的な部分と、その人の育った環境によって、私たちは制限を受けています。けれども、運命は、いくらでも変えることが可能です。人生は、この宿命と運命の重ね合わせによって展開していきます。
運命をよりよくしていくためには、まず、自分の宿命をしり、それを受け入れることです。そのうえで、運命をつくっていきます。それが、運をひらいていくことなのです。
宿命の制限から、運を上向きにできるようになるには、「人のために動けるか」で決まります。誰かのためにと思い、自分のやりたいことに打ち込むと、自然とまわりの人からのサポートを受けられるのです。それが、宿命の制限をはずしていきます。
反対に、自分の得ばかりを考えている人には、宿命による規定された人生を超えていくことができません。誰かのために行動することで、宿命から自由になれるのです。
いかがでしょうか? 今回は、宿命と運命から「運」について見てきました。
「宿命と運命」という言葉と、もう一つ「使命」という言葉があります。これは「使う命」と書きます。
人生から与えられた使命を探すのならば、人生から送られてくる様々なパーツ(出来事)から考えてみるとよい、と言われています。どうやら私たちは、行動を重ね、創造することを楽しむためにこの世界にくるようです。基本的に人は「起こることすべてを楽しむ」ために生きています。
地球は「行動の星」であり、人生に「これはこういうものだ」と固定されているものは、何もありません。そして、宿命のあとの「体験したいもの」や「魂の成熟度」は、人それぞれ違うそうです。なので、運命の作り方は、あなた次第です、ということなのです。
『運命はわれわれの行為を半分支配し、他の半分をわれわれ自身にゆだねる』
これは、マキャベリの言葉なのですが、これが、宿命と運命を表している言葉なのではないでしょうか。サルトルは、「人間は自由の刑に処せられている」という言葉を残しています。ゆだねられている部分を、どう生きるかがポイントなのですね。そこでは、どんな些細なことでも、人生で起こることには意味がある、と思いたいですね。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
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