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愛を意識的に選択していくために、基本的な考え方になるのが、「まず自分を愛する」ということです。自分自身のことを考えるとき、「自分の内側を満たすためには、どうすればいいのか」と考えることです。「最初から他人を愛そう」と考えないことです。
自分自身が心のやすらぎを得ている状態であれば、自然に愛を表現していけるのです。自分が満たされていれば、相手から奪おうという気持ちが減ります。愛のあり方で大事なことは、自分で自分を満たせることであり、それによって、自分の中の怖れを減らすことです。
自分を愛するとは、言いかえると「自分を大切にする」ということです。そこで、ベースになる考え方は、「自分自身をいい状態にキープすることは、自分自身の仕事」ということにあります。
では、いい状態をキープするためには、具体的に何をしていけばいいのでしょうか。それは、「いま、あなたに必要なものを与える」ということです。たとえば、
・体が疲れていたり、睡眠不足であれば、休息や睡眠を与えてあげる
・食べたいものがあれば、エネルギーに満ちたおいしい食事を与えてあげる
・体がこわばっていたり、かたくなっていたらマッサージを与えてあげる
・知識を必要としていたら、良質な読書や勉強できる環境を与えてあげる
など、自分に対してセルフケアをしていくのです。それが、「自分に愛を与える」「自分を愛で満たしていく」ということにつながります。
自分が満たされていなければ、自分の中はスカスカになってしまいます。そんな不足した状態であれば、誰かを愛する余裕は出てこないでしょう。なのでまず、自分の器の中を、愛で満たしていくことです。
自分自身が、愛で満ちているからこそ、他人を愛することができます。自分を満たしてから、他人に愛を表現していけばいいのです。
機嫌のいい人は、その機嫌の良さを、周囲の人に分け与えているので、そこにいるだけで、役に立つ存在になっています。反対に、不機嫌な人は、不機嫌な波動を周りに発しているので、周囲の幸福にはつながらないのです。
なので、まず、
「自分を愛すること」
「自分を大切にすること」
「自分を満たすこと」
「自分をご機嫌にすること」
が大事になってきます。自分の好きなことをやっているからこそ、自分を愛せます。自分が愛で満たされているからこそ、本当に相手を愛することができるのです。
自分を愛するから、相手を愛することができる。
自分を尊重するから、相手を尊重することができる。
自分を認めることができるから、相手を認めることができる。
これらのように、愛を育むためには、自分を愛することが必須になると言えるでしょう。「自分だけでも幸せになれる」「自分だけでも楽しむことができる」という考え方が、自分を満たすことにつながります。
「自分をねぎらう」「自分を褒める」、そしてなおかつ「自己批判をやめる」ということです。愛で自分を満たせば、愛で行動しはじめます。それが周りの人のためになります。愛のあり方でいれば、愛として、周りに影響を与えられるのです。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
「愛と喜び」 これまで調べた「愛」につい… 2024/02/28
愛と次元の話 ~~愛についてのまとめ⑳~… 2024/02/27
いつも明るくしていられる秘訣とは? 「愛… 2024/02/26