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あるブログで紹介されていた。http://www55.channel.or.jp/jintaku/自分を占う「人間計算」と相手との相性を占う「人間関係計算」「人間計算」を自分でやってみたら「シゼント メダツ ホントウハ ケンジツデ ドリョクスルタイプ」完璧に当たっているのでビックリさ。で、相性占いの方はこれもまたビックリするほど、うなずいてしまう結果。でも、誕生日を入力するので私と、あの人(1)と私と、あの人(2)との相性は、全く同じって事か?う~ん、受け入れたくない(笑)当事者はお分かりですね、あの人(1)が誰で、あの人(2)が誰だか。そういうことらしいですよ、あの人(1)さん。
2009.01.31
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今日、仕事で仕入れ先である問屋の営業さんが来た。一昨日も他の問屋さんが。メインの材料関係だけでも4社とつきあっている。加工を外注している所とか、その他も含めれば10社ほどから仕入れている。昨年の11月以降、そのほとんどの営業さんが開口一番「不景気ですねぇ、全く動きませんよ」「景気悪いでしょう」と言う。そりゃうちは発注量が少ないでしょうよ、どうせ。(笑)でもね、つき合っている問屋はおたく一軒だけじゃないんだよ、ってのもあり。なぜ、同じく「商売」で身を立てている、しかも「客」に「あんたんとこも仕事無くて困ってんでしょ?」とも言いたげなトークはなんなのさ。売り上げが少ないと泣き言を言えば注文を出してもらえると思っているのかなぁ。うちみたいに小さな会社は、普通は問屋も一軒に絞るのが昔の我が業界の常識。理由は「苦しい時に支払いを待ってもらう為には、浮気をしてはいけないんだ」とのこと。私の考え方は「問屋だって何だって、それぞれ得手不得手がある、得意とする所から仕入れるのが一番」なので、「何でも言って下さいご用意いたしますから」という営業さんは信用できない。そのかわり「これなら自信あります、これだけで良いですから、ご入用の際はお声がけ下さい」という営業さんとは、その得意と豪語するモノだけで付き合いをはじめる。不景気話を得意とする(笑)営業さんたちに「いやぁ、問い合わせが多くてねぇ、見積書を書くのが大変で、今も積算していたとこ」と言うと、見たこともないものを見るような目つきで「そうですかぁ、それはよろしいことで」なんて。デススパイラルだねぇ。「景気悪いでしょう」と客に向かって言うと「そうなんだよ、参っちまうよ」って反応ばかりなんだろう。中には「そうなんですよ、だからお支払いもできなくて、申し訳ない」なんてシーンもあるのかもしれない。それなのに、脳天気な私が「いやぁ、電話がひっきりなしでねぇ、身体一つじゃこなせやしない」「仕事?ありますよ、ほら」なんて問い合わせのメモや、発注書を見せたりするもんだから、調子っぱずれなんでしょうね(笑)実際、うちだって受注は減ってます。利益だって縮小傾向なのは否めません。ただ、問い合わせが多いのは事実です。先日も書いた通り「ネット君」が活躍しているようですから。ところで、こんな文書がファックスで届いた、送信元は付き合い出したばかりの材料問屋。「弊社は、資金繰りが困難な状況に陥り、東京地方裁判所に破産の申し立てを行いました。幸いにも弊社扱いの品は「○○商事」により今まで通りお届けできることができるようになっておりますので、ご安心下さい」まあ、ここまでは「責任」としてよろしいだろうと思ったが「なお、今後の発注も弊社宛に戴けるようお願い致します」との追伸がありあのう、問屋は、おたく一軒だけじゃないんですけど。と思ったのは事実。でも、対岸の火事とせず、明日は我が身として日々を過ごします。笑門来福笑顔来福そして笑声来福明るい声で高らかに笑って話そう。忙しすぎる神様は、我々の顔を一人ひとり見ていられないかもしれない。雑踏の中、笑い声の人だけに「福」を届けてくれるかもしれない。暗い声では、たとえ景気の良い話をしていても気付いてくれないかも。話の中身を細かく聞けるほど神様は暇じゃないことは前にも書いた。明るい顔で笑っている。それだけで、なにか良いことをしてあげたいと思うじゃないですか。神様だって同じです。さしずめブログなら笑書来福とか笑文来福悲しいことも笑いにかえよう。苦しいことも笑いにかえよう。楽しいことは笑っていよう(あたりまえだ:笑)
2009.01.30
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先日、地元の商店会から「加盟店マップ」の編集と製作の依頼を受けた。紙に印刷して、地域の全世帯(約3000世帯)に配布とのこと。うちも、その会に加盟しているのだが、加盟店に印刷関係が無いためか私にお鉢が回ってきた格好。我が社のグラフィックツールを駆使して(と言ってもMacを使っているだけ)サンプル出力をして役員に届けた。印刷の見積もりも友達の印刷屋でとって一緒に。あとは役員会の検討を待つ。そうしたら、今日、地元の先輩がやっている「ケーキ会社」から、直販販促用のバナーをデザイン起こしからという依頼があり、事務所で打ち合わせ。今は「卸」がメインだが、工場直売での販売を始めたいとのこと。入れるべきコピーが書かれた書類と、写真のデータが詰まったCDを受け取る。言葉とイメージしかない段階からの構成。デザイナーとしての腕の見せ所(笑)これから、夜な夜なデザイナーとしての生活だぁ、と思っていたら数年前に施工をしたお客様から、新たにバナーを作りたいということでご連絡頂き、明日、お店で打ち合わせ。やはりデザインからとのこと。このお店は、観光地と化している「小江戸川越」にあるオシャレなカフェ。団体さんの散歩ルートにあるので商売繁盛の様子。今年は、クリエイティブ系な仕事に恵まれる予感?こういう連鎖は楽しいなぁ。
2009.01.29
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いまさらだけど、その営業力に驚いている。仕事の方でも、自社サイトを公開している。ブログのシステムを使っている為か、検索エンジンの受けが良い。いわゆるSEO対策など全くしていないし、サイト構築もプロに頼んでいないので、買い取りのブログシステム商用利用ライセンスに二万円強払っただけで、ランニングコストはサーバーレンタル代の月額900円弱のみ。なのに、ネット経由の問い合わせが確実にある。今日は、直線距離で4キロほどしか離れていない「米屋」での仕事。お近くなので、うちを元々知っていたとか電話帳かと思ったら、女将さんがインターネットで検索したとのこと。先日の中野駅北口の仕事もネットでの検索かららしい。今日、戻ったら千葉の船橋の工務店さんから見積の依頼。それに上野のカタカナ社名の会社からも。私、そんなに広範囲に「飛び込み営業」できませんから。以前は神戸からも。気軽に問い合わせができるので、成約率は高いとは言えないけど。でも、問い合わせがなければ何も始まらないから、すごい事。しかし、不思議なのは、ネット検索でヒットしてもらったのに、問い合わせは直接の電話かファックス。メールでの問い合わせはあまり無い。メールの方が良いのだけどなぁ。
2009.01.28
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友達のブログで、パソコンのシリアルナンバーが画面上で見られる、とあったのでやってみた。アップルメニュー(そう、私は林檎派、だが窓も使っている両刀遣い)で、About This Macをクリック(英語版アプリも使っている)。このMacについて が開いて(システムは日本語版)、シリアルナンバーも出てきた。詳しい情報、というボタンがあるのでクリックすると、Appleシステムプロフィールなるものが開いて、システム特性だの装置とボリュームだの、色々出てきた。今後のトラブルの時に役立つかもしれないと、プリントアウトしてみることに。そしたらなんと100ページ以上に及ぶ書類だった。プリントが終了して見てみると、大部分はログだった。日付けを見ると、2002年からある。もう、そんなになるかなぁ、うちのG4。中古で買ったのだけど。動作が緩慢になっているけど、まだ画像仕事にも使えている。プリントした膨大な資料は、大事にファイリング。もしも、の時の役に立てることができれば。そろそろ次のMacを考えてみようかな。って思うと、今のマシーンがトラブル起こすって言うよね。壁に耳あり障子に目あり、ついでにパソコン第六感も持ち合わせ。てぇれぱすぃ~
2009.01.27
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人見知りする。私の真の姿です。初対面の人とは話ができない、部屋の隅っこでぽつんとしている。本当です、信じて下さい。基本的にはそうなんです。昨日、とあるアマチュア落語会。ある方の仲立ちで、「めくり」を書いていただく人と引き合わせていただく目的で北千住まで。昼頃まで中野で仕事だったので、帰宅して着替えて出かけたら、落語会はもうトリの出番。仲立ちの方も別の用事があるとのことで、終演ギリギリになるとのご連絡。トリも終わり、満員の客はお帰りに。会場の外ではゲストであがったプロの噺家さんがお見送り。仲立ちの方がいらっしゃらないので、顔を知っているのはそのプロの噺家さんだけ。しかも、顔を知っているといっても、某女流講釈師が昨年夏に「昇進披露興行」として地元で開いた小さな独演会のゲストだったということだけ。先方は私のことは知らない。(当代の根津の師匠のお弟子さんです)そんな全員初対面の方々の中、「めくり」の打ち合わせは打ち上げの場でとの事だったので、恐る恐る「あの~、打ち上げはどこでしょうか?」初対面の、しかも着物姿の男(上方の某噺家さん=飛び入りゲスト 以外は私だけ)がズケズケと打ち上げに出たいなんて言うのですから怪訝な顔をされます。仲立ちの方の名を出すと「あ~、どうぞどうぞ」皆さんと歩みをあわせて打ち上げ会場へ。席に着き、乾杯。私、まだ孤独。仲立ちさんから電話が入る「まだ行かれない、寄席文字の人は○○さんだから、打ち合わせしておいて。」さて、○○さんがどなたか分からない。みなさんの雑談に耳を澄ませていると、その名を呼ばれた方がいた。席を移動してご挨拶し、内容をさっと打ち合わせ。その後に仲立ちさんご到着。全員揃ったということで自己紹介タイム。新参者の私が開口一番前座役。しっかりとした声調で務め上げ、その後はお近くの方々と談笑。人見知りです、私。で、この落語会。私が到着したときは受付の方がいらっしゃらなくて、近くにいた着物姿の人が対応してくれました。へぇ~、さすが69回も続く落語会だなぁ、受付の人も着物姿か。と、思ったら、飛び入りでゲスト出演した上方の噺家さんでした(打上げ会場で知る)。え~と名前は、名前は、何でしたっけ?たしか、雀の字がついてました。ほらほら、鳥の名前で、ほれ、あのオスが綺麗な羽を見せびらかすあの成金趣味なえげつない鳥ですがな。ん~~~と、雀の前に漢数字、しかも忌み数字が付く。え~~~~と、忌み数字っていうと四だけど、四じゃなくて苦に通ずることで嫌われるあの数字に「雀」ですがな。分かった?(笑)
2009.01.26
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昨日までの現場が、先日来の雨でぬかるんでいて、仕事の道具類が泥だらけ。今日は晴れだというので、駐車場に全部広げて乾かして掃除の予定、だった。しかし、朝からどんよりとした曇り。気温は予報どおりの低温。しかたなく給湯器から高温の湯を出して、でっかいバケツで駐車場まで運び、その湯で道具を洗った。そしたら空から白いものがはらはらと。雪?見る見るうちに濃度が濃くなってきて、強い北風に乗って一時は吹雪の様。ほんの短時間で雪は収まったが、ちょっと山の方ではもっと降っていたのじゃないか?雲も、そのままで解けないし。去年も今頃、雪だったことがデジカメの保存画像で判明。そのときは多少積もった。今年は積もる雪の日があるのだろうか?2シーズン前に買ったスタッドレスタイヤはカバーされたまま別宅裏に積んだまま。今年は出番があるのかどうか?でも、今日が晴れと予報した人(気象予報士さん)出てこ~い。全然ちゃうやん。こちとら天気商売やし。予報のずれは死活問題なんよ。ったく。も~。丑年だけに、ね(笑)
2009.01.24
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今日、某大学での仕事が終わった。お世話になった学生食堂ともしばしの別れ。かわいい女子大生を眺めながらの昼食も、当分の間おあずけ。春先には、また仕事が出そうだとの話もいただいてますが。その学生食堂のレポ。仕事をしていたグラウンドは、キャンパスの最も低い位置。この大学は、山腹に段々畑状に建物が建っている。食堂は八合目あたりにある。アクセス道路は急傾斜なので登坂用エスカレーターがあるほど。オシャレな大学キャンパスに似合わない、昭和を感じる「サンプルケース」が入り口にどかっと置かれている。まずは、カレー類とラーメン、うどん、そば。カレーはプレーンな「カレーライス」が280円だったかな。トッピングでメニューが増えていて、コロッケ、トンカツ、ハンバーグ。ラーメンは、塩、みそ、しょうゆ。広東麺に坦々麺。中華丼もあった。うどん、そば、は「駅そば」に準じたメニュー。かけそば(うどん)が250円こちらは定食類おかずの基本は「コロッケ」「唐揚げ」「生姜焼き」「ハンバーグ」それらの順列組み合わせで、メニューバリエーションを構築。別格は「ヒレカツ定食」この食堂の最高値、440円。その他、単品小鉢類、サラダ類。そんなメニューの数々の中から、私の本日の選択は生姜焼き定食(380円)定食は、おかず一皿にご飯とみそ汁。私は、単品小鉢の「冷や奴」(100円)を加えてます。この定食、生姜焼き定食と名乗っているが、「焼いて」いません。正確に表現するなら「豚皿定食」でも、キャベツの千切りにかけた「フレンチドレッシング(赤)」が懐かしい。セルフサービスなのでドレッシングなどは大瓶が置いてあって自分でかける。自分の学生時代にこの「フレンチドレッシング(赤)」が大好きで、今回も多めにかけてみました。山の中のキャンパスなので、近くにコンビニエンスストアすらない、そんな環境。このメニュー構成だと、すぐに飽きてしまいそう。ただ、見ていると「かわいい女子大生」達が、この生姜焼き定食や、最安値定食のコロッケ定食を、もりもり食べてるんだよね。こじゃれたランチをしようにも、このキャンパス内、いや外でも近所では無理。すぐ隣は「多摩動物公園」、ちょっと行けば「多摩テック」だけど。勉学には「良い環境」楽しい学生生活には「悪い環境」遊び盛りの学生たちは学校に寄り付かないんじゃないか?そういえば、昨年は春先に工事した。そのときは、昼時には座れない人もたくさんいた食堂なのに、今回は連日席が空いていた。春を頭に季節が下ると、学生の姿がキャンパスから消えるのさ(笑)
2009.01.23
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おとといから明日まで、八王子市と日野市の境目にある大学構内の仕事をしています。立川駅を通り、高幡不動を通るモノレールの両側に大学があり、専用の駅のような名前の駅が直結している、日野市側の大学です。野球のグラウンドの施設関係の仕事ですが、ほぼ山の中のキャンパスなので、昼食は毎日学生食堂にて。安いので助かりますが、定食のおかずは、ほとんど茶色(笑)基本は「揚げ物」で、「生姜焼き」と「ハンバーグ」。某ファミリーレストラン系列の給食会社が運営しているようです。私が学生だった時、母校の食堂は大学生協が運営していました。ちょうど在学中に、新しい「大学会館」の構想があり、食堂を大学生協が運営するのか、民間企業が運営するのかで意見が分かれていました。私は、旗色鮮明で大学生協の運営を支持していました。支持というか、私自身が大学生協の理事をしていましたから。現在は自営で、自ら民間企業を経営している立場ですが、あの頃、「私企業は悪」とも考える立場でして。実際、理事として内側に居たからということもありますが、大学生協の職員さん(専従さんと呼んでます)は、一労働者としてではなく、生活協同組合の「組合員」としても、利用者である学生や教職員の事を考えて仕事をしていたと思います。それはメニューに如実に現れていました。今はどうか分かりませんが、当時、基本的なメニューは全国組織の連合会で作られていて、食材も統一させて大量仕入れでコストを下げていました。しかし、それぞれの大学で独自にメニューを作り、ひとつひとつ鍋を振って調理する場面も多くありました。魚や野菜をふんだんに使ったメニュー、ちょっと高めにはなるのですが、そんなものもありました。地方から来ている友人(私は自宅通学生でした)は、学生食堂で食べる昼食が、一日で唯一の「まともな食事」と言っていて、安いからとか、腹が満たされれば良いからとカレーライスなどに走る我々を横目に、ちゃんとした定食を食べていたのを思い出します。でも、この数日、昼食を食べている時、周りの、おそらく18歳から22歳前後であろう男女を見ていると、なんか幼さが発揮されていて。「おい、あんたら大学生なんだからねっ」「この中の半分くらいは選挙権あるんでしょっ」って言ってやりたいような。四半世紀前、私も、当時今の私くらいの年齢の人たちからは、同じように見られていたのかなぁ?もう少し、社会のこと考えていたと思うけどなぁ。明日もまた、そんな大学生たちと同じ場所でお昼を食べます。今の女子大生って、ほとんどの娘が「かわいい」ね、(爆)。
2009.01.22
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お客さまの忘れ物を一刻も早くお返ししようと、軋む車輪は悲鳴を上げて疾走する。お屋敷の門に戻り、門番の書生に鞄を渡す。「旦那様に取次ぐ故、しばし待たれよ」書生が奥に鞄を届けると「おお、そうか、車に置き忘れたか、料亭に忘れたと思い使いを出そうと思っていたところだ」鞄を手に取り中を改めると「何も間違いがない、全てそろっておる」「それでは、車屋に謝礼を渡さねばなるまいのぅ、このご時世に一目散に届けにきてくれた」のし袋に紙幣を入れて、先ほどの書生に渡し「よいか、このまま車屋に渡すのだぞ」はい分かりましたと門前に戻る書生。さて、いくら入っているのかと中身が気になり、そっと覗くと。「なに、100円も入っている」この当時の100円といえば今では100万円にも相当しましょうか。「車屋如きに100円は多すぎる、10円でも十分だ」と、9枚の10円札を自分の懐に納め、10円札一枚だけ残した。「車屋、ありがたくも旦那様からの謝礼じゃ、中を改めて、ここに、ありがたく頂戴いたしましたと受け取りを記せ。」中を見た車屋「10円ですか、こいつはいけません、私は当たり前のことをしたまで、その当たり前のことでお金を頂戴するわけには参りません」それでは困る書生、苦渋に満ちた顔つきで「では、20円でどうだ、いや30円、これで受け取りを書いてくれ」「何をおっしゃる、私は10円でも受け取れないって言っているんですよ、20円とか30円を受け取れる分けないじゃないですか」そこに旦那様が現れる。「これ、何を騒いでおる、先ほどから後ろで見ていたぞ。」「こら、中身をのぞいた上、抜き取るとは何事ぞ」恐れ入る書生。旦那様は車屋と相向かい「失礼いたした、この者は後できつく仕置きするのでお許しあれ」「改めてこれを受け取っていただきたい」10円札10枚、100円揃ったのし袋を渡そうとする。「あなたも分からないお人だね、10円も受け取れない私が何故100円を」「いいですかい、私はお客様の忘れ物をお届けしただけだ、この当たり前の事に、もし礼をしたいというならば、どうして手ぬぐいの一本をお渡し頂けないのか」「こんな姿の貧乏車夫ですが、車代なら頂戴するが理の通らねぇ金は1銭たりとも頂戴できかねます」と、車をものすごい勢いで引いて帰った。家に戻って、また一部始終を女房に話す。「何だなぇこの人は、100円持ってけって言われたんだろ、なんで頂戴してこないんだろうねぇ」「見ておくれ、この家、この姿、えっ、100円あればどれだけ助かったことか」ある日、車屋の長屋に人が訪ねてきた。「どちらさんで」声をかけてきた書生風情の男の後ろに、お大尽然とした立派な紳士。「あっ、あなたは先日の」「そうです、やっと探し当てました、まだお礼を受け取りいただいていないですから」「そうですか、手ぬぐいの一本をお持ちなら、ありがたく頂戴させていただきます」「いやいや、手ぬぐいでは無いのです」「けっ、これだから金持ちは嫌だねぇ、金は受取れねぇ、そう言ってるじゃござんせんか」「そうおっしゃると思っておりました、金ではなく品ならお受け取り頂けると?」「そうよ、金は受け取れねぇ、でもお前さんが持ってるのは、札みてぇなものじゃねぇか」「今日は目録でお持ちしました、中を改めて下さいな」「目録ですって?どれどれ」新製人力車百台、相違なく御渡し致す也「新しい車を100台ですって、それは受け取れません」「金ではなく品なら受け取れるとおっしゃったのはあなたですよ、お受け取り頂きます」「いや、御覧の通りの暮らしで、車100台の置き場がない」「置き場もご用意いたしております」街の真ん中目抜き通りに面した場所、そこのピカピカの車百台がそろって並んでいる。100台の車に100人の車夫を雇い、大きく事業を広げた元は股引が買えずに鍋炭を足に塗っていた貧乏車夫。今や大手の車屋として、東京では有名な会社の経営者。こうなれたのも思い起こせば、足に鍋炭を塗って車を引いていたのを見逃してくれ、その上50銭を貸してくれた「おまわりさん」が居たからこそ。これは丁重にお礼をせねばと探してみるも、その「おまわりさん」は見つからず。会社はどんどん大きくなり、雇っている人数も鰻上り、そんな事になっても初心を忘れず、神棚には「おまわり様」と書いたお札を祭って、毎日欠かさずお礼を申し上げているとのこと。講談でお馴染み「正直車夫」の、あらすじ(一部脚色変更あり)の書き終わりでございます。この「正直車夫」の興した会社、今も綿々と続いておりまして、東京は浅草、雷門の前に何台も置かれている「人力車」あの人力車を仕切っているのが、何を隠そうこの「正直車夫」が、その正直さを認められて頂戴した100台の車を発祥とした「車屋」の現在でございます。↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑「講釈師 見て来たような 嘘を言い」そういうことでございます。あたしは講釈師ではございませんが、嘘をつくのは得意なようでして。落語のネタに、そんな嘘つきが出てくるのがありましたね。なんていうネタでしたっけ。酒の銘柄同様、落語も講談もネタの名を覚えようとしない、覚えられない、そんな性でして。こんな奴でもよろしければ、これからもおつきあいをよろしくお願い申しあぁげ、たてまつりまするぅ~おしまいは歌舞伎の口上かい?
2009.01.21
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昼まで半端な時間が空いたので、特定な方むけに。時は明治の初め。それまでの移動手段の籠にかわり、人力車が登場していました。筋には客待ちの車屋もいます。ある寒い夜、東京警視庁の巡査、一人の車引きを見とがめます。「おい、そこの車屋、ちょっと足を見せてみろ」「お、おまわりさん、それだけはご勘弁を」「いや見せろ、ん?、お前、お定めの黒の股引を履いていないな、規則違反の営業は認めん」当時、車屋の営業には鑑札(免許)が必要で、しかも装束に関して規則がありました。尻っぱしょりの下には、黒の股引が規則での決まり事。「申し訳ございません、規則違反は承知ですが、かくかくしかじか、金が無く股引一つ買えない始末で、鍋炭を太腿から足首まで塗りまして、夜なら大丈夫だろうって。」これを聞いた巡査。事情をのみ込みお目こぼし、帰ろうとする車屋に「股引の足しに」と五十銭を渡します。家に帰った車屋、女房に一切始終を話して、股引を買います。そして再び街へ料亭の脇店の者が辺りを見回します。「そこの車屋さん、ちょいとやっておくれかい?」いつもは出入りの車を使いますが全て出払っているとのこと、急ぎのお客さまなので道に出て流しの車を探していたのです。「へい、ありがとうございます」股引を買えないほどですから、決して綺麗な車ではありません。古くて、あちこち軋みます。でも、車がないのでは仕方がない。店の中から客が出てきます。とある「お大尽」の屋敷を行き先として告げられた。車屋は、自分の車に乗るくらいだから、そのお屋敷の末端のご家来だろう、と思い、屋敷の正面ではなく脇の路地につけて「到着でございます」車上の客は「こら、正面につけんか」正面に回り、門前でとめると、脇の戸が開いて男が出てくる。「旦那様のお帰りぃ~」大きな門扉が内側から開けられ、車を降りた客はゆっくり入っていく。お代を頂戴して帰りの道で車屋は「へぇ~、あのお客さまはあそこの旦那様だったのか。」そう思いながら、後ろを振り返ると、座席に一つの鞄があった「あれ、まあ、あの旦那様の忘れ物だな」「忘れてしまってお困りだろう、早くお返ししないと」車屋は、今来た道を足早に戻るのであった。さて、この車屋、屋敷に戻ると。そこでの出来事は、お時間故、次回のお楽しみとさせていただきます。お昼食べよう(笑)
2009.01.21
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疲れと眠気。昨日は午前中は仕事したものの、午後は来月初旬の「法人会青年部婦人部合同新春講演会」つまりは「新年会」の会場設営打ち合わせのために結婚式場である会場に伺う。第一部の「演芸会」部分を任されている。その演芸会に出演の「美人女流講釈師」にも同行を願った。やはりプロが居ると違う、高座の高さ、高座と客席との距離、控え室からの動線。素人では分からない部分をテキパキと指示してくれた。この時、私も「美人女流講釈師」も着物姿。それは、この打ち合わせの後に「組合新年会」があり、昨年に続いて「講談」と「落語」を行う。私はその司会役というわけである。打ち合わせは短時間で終わり、「組合新年会」までは2時間ほど間がある。どこかでお茶でも、と思っていたら会場の方が「2階のティールームでお飲物でもどうぞ」とクーポンを渡された。ラッキー!そそくさと二階に上がって、席に着く。私は飲物だけ、カフェラテ。目の前の「美人女流講釈師」は開口一番「私、朝から何も食べていないんです、腹にたまるもの食べても良いですか?」あんたは欠食児童か!(古)結局、グラタンをオーダー。途中まで食べて「やっぱり軽いものにしておけば良かったかなぁ、帯を締めているからキツイ。」あの~、お着物は着慣れていらっしゃるのではないですか?仕事柄。「でも、全部食べちゃった。」はいはい(笑)そうこうしていますと時間も程よい頃となり、私は新年会会場の「鰻屋」へ。「美人女流講釈師」は、駅に到着する噺家さんを出迎えに。三々五々、メンバーも集まり開演。落語一席、講談一席。「美人女流講釈師」と「若手噺家」その後の宴席にも混ざり、ポチ袋のご祝儀などをいただいたからか、二人して「夫婦漫才」の如くやりとりを始める。これが、とても面白い。お~い、高座を降りてからの方が面白いってのは問題だぞ~(笑)宴席の後半は「講談なんでも相談室」の様相で、メンバーからの質問に答える答える。司会の私が「宴もたけなわではございますが」では無く「もうご質問はありませんね、これで質疑応答は終了いたします」って割って入る必要があったほど。めでたく手打ちで締めて、一次会終了。行きつけのお店で二次会。あれ?、20代と30代しかいないぞ?(私は40代だが)お年寄りの方々は皆お帰りになる。まあ、理事長のわがままで月曜日の設定になったので致し方なし。でも、その理事長も帰るって?ヲイヲイ。若い者だけでやりました。おかげで色々話ができて、かえって良かった。終電利用の方のシンデレラタイムでお開き。駆け足でお帰りになった。私と「美人女流講釈師」は居残り三次会(反省会ともいう)他のお客さんも居らず、店のスタッフも会わせて男女比率1:6。ハーレム(笑)若いスタッフたちは、ちょっと早めに仕事上がりで、ママが残り、それでも1:3。この構成で、話が変な展開になり異様に盛り上がってしまって、閉店時間オーバー。帰りましょう。繁華街の道を歩く着物姿男女二人連れ。二人とも大きな荷物を持っている。特に私は、キャリアに、分解した「めくりの台」が顔をのぞかせている大きな袋と黒いラジカセをのせて引っ張っている。「どこから見ても、売れない流しの夫婦(めおと)芸人だよね」「だよね」タクシー乗り場で各々別の車に乗る。私の乗った車の運転手さんは「お荷物トランクですね、あーちょうど入りますねぇ」と、ちょっとウキウキ気分気味。月曜日の終電終了後で、客待ちのタクシーがたくさん並んでいた。そこに、着物姿で大きな荷物を抱えた客だ、色めき立つのも分からないではない。羽織の裾をはねて、腰から乗り込み、着物の裾をさばいて「はい、ドア閉めますね」「どちらまで?」私が、行き先を告げると。「えっ、それは、すぐそこの?」素直すぎるよ、運転手さん。(笑)下車時、220円のお釣りは遠慮いたしました。500円玉発見してしまったのでごめんなさいね。無ければ720円がチップだったのに。いえいえ、720円ならお釣りもらってました。500円玉が見つかってラッキーだったんだよ、素直な運転手さん。う~ん、車100台って訳にはいかないだよ。「正直」じゃなくて「素直」だからね。「車夫」じゃなく、運転手だし。(笑)(講談のネタを知らないと分からないよね、これ。)
2009.01.20
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今日、大学入試センター試験の二日目だったらしい。私は「共通一次試験」世代。7教科11科目も有った時代に受験している。時は過ぎて、同世代の同業者や、同級生の子供たちが高校受験、大学受験の年頃になっている。大学受験だよ。まあ、自分の年齢から18歳を引けば、あり得る年齢なので不思議は無いのだけど。受験だけではないが、将来の進路を選択するべき時というのが必ずやってくる。15歳の高校受験、18歳の大学受験と就職試験。大学生は21歳の三年生で就職活動。昨秋からの信じられない「急激な不況感」で、就職戦線再び異常ありの様相だが。今、手もとに「東京かわら版」という、あまり一般的ではない書籍がある。一部の人には必要不可欠な本であるが、大多数の人には無関係なモノ。月刊である。見ているのは1月号。「新春インタビュー」として、五代目三遊亭圓楽師匠の記事が載っている。この記事で、「東京かわら版」がどう言う類いの本か分かると思う。インタビューの中で、噺家になりたいと言った時に家族はどうだったか?との問いに、「即座に、うちを出ていけ、と言われましたね」と答えている。また、年齢がひと回りも違う(若い)大学の後輩のブログに美大に進むって事は、「駄目人間になる」って事と等しいなんて言った人もいました。というくだりもある。私も大学受験の際、美術系大学への予備校ともいえる「美術研究所(美研)」に入ろうとしたらそこの先生から「ご家族の方は、美術の道に進むことを許しているのですか?」と質問された。やはり、普通(?)の学部、学科に進むのが良しとされ、芸術の世界は異端とされていたのだろう。いや、音楽はハイソサエティの雰囲気があるので許容されるが、とかく美術(画学生のイメージ)は、前出の後輩が言うように「駄目人間」だったのかもしれない。実際、私も美術系で行くと決めながら、受験は都内の有名私大のW大学と、品川駅そばのM治G院大学も受験し、どちらも「受かった!」って思ってた。現実は、どちらも不合格だったが、もしいずれかが受かっていたら、美術系の母校は受けないか、受けて受かっても入学しなかったかもしれない。しかし、今、「アート」と呼ばれて美術の世界は華やかさが目立つ。噺家さんも、大学卒業で入門する人が多く、高学歴化しているそうだ。仲間内に、今年高校受験の息子を持つ人がいて「うちのやつは勉強嫌いだから入れる高校が無いよ」「本当にやる気が無いやつなんだ」と、会うたびにぼやくので、いっそこう提案しようかと思っていた。「本当に入れる高校がないなら、どうだ、いっそのこと講釈師か噺家の弟子にしないかい?」「紹介しても良いよ」「相撲部屋も知っているところがあるが、息子さん体小さいから無理だ」「噺家なら、体が細くて小さいけど上手で真打ちになった人もいるからさ」って。もし、そう提案したら、絶対に断るだろうと思う。でも、勉強が嫌いなら「学校」ではないところの方が良いのでは?今、「その道は駄目人間になる」なんて事は無いし、「駄目人間になる」所でも、その駄目さが世間に評価されることもあり得る世の中だから。実はこの私、節目節目で「進路」について真剣に考えることが無かった。なんとなく進学校を選び、大学に入りたいとだけ願って「実技」だけで二次試験が受けられる所を選び、大学1年生の時はバイク事故で半年欠席していたのに、他人のノートでほとんどの単位を得て。卒業制作の前に専門科目で「不可」になるところを、先生を煙に巻いて「優」を勝ち取り。10か月もある卒業制作の期間をほとんど無駄に過ごして、発表の2か月前から突貫作業で仕上げて。そんな状態で卒業したのに、世の中でちゃんと生きて、周りから「遊び過ぎだ」と言われるほど遊んでいる。つまり、「進路」で悩むのはアホらしい。どの道を通っても自分は自分。あまり大差はないはず。無理せず、落胆せず、目の前にある道で良いじゃない。進める道で良いじゃない。好きな道でも、好きじゃない道でも、途中であきらめちゃう道でも、駄目になっちゃう道でも最終的に行き着く先は同じらしい。かえって、好きじゃない苦しい道を辿った方が、行き着くところに行った時に充実感があるらしい。いわゆる「エスカレーター」では無い方が、厚みを持った人になるらしい。私も悩まない。歩んできた道、これから歩む道。どんな道でも、私専用の道であることに間違いはないから。
2009.01.18
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毎年買っていて、今年は買いそびれているものがある。「日めくり」いつもは地元の氷川神社に初詣の際、参道に並ぶ出店の中に、何件か「暦屋」があるのでそこで買い求める。今年の初詣は、隣街浦和の「調神社」だった。境内には「暦屋」もあったが、時間が遅く店じまい後。松の内に氷川神社には行くだろうと思っていたのだが、なんやかんやで先週の三連休。行きそびれ、買いそびれ。いつも有るものが無いというのは変な感じで、今からでも手に入るのなら買い求めたいが。完璧な季節商品なので、売っているところがあるのか無いのか。有ったとしても、ネット通販では買いたくない。なんかね、ケチつきそうで。「めくり」といえば、寄席で使われる「出演者名表示」でもある。高座下手側に置かれていて、前座さんが座布団を返した後、次の名前に変えていく。明日は、組合の新年会。とてもこじんまりとした組合なので、新年会も鰻屋の座敷で行う。あまり大きくない部屋なので、第一部は高座を組み、客は平場に座布団のみ。その昔の「寄席」の形式、座椅子すら置かない。そんな設えなので「めくり」も用意する。私が書く。ただ、寄席文字とか勘亭流を習っているのではないので、普通の「書」で太めに書く。書道は小学2年生から18歳の高校3年生まで、近所の書道塾で指導を受けた。高校生になってからは時折書いたものを持っていって見ていただく程度だったけど。この「書」、何が難しいかというと「ひらがな」。基本的に縦横の構成で、四角形の中に収まる「漢字」は比較的安易。形を整えやすい。しかし、柔らかな曲線の多い「ひらがな」は難しい。平仮名も「かな」といわれる細い線で書く方が優しい。太くどっしりとした線で「ひらがな」を書くのは大変だ。だからかどうかは分からないが、勘亭流の「ひらがな」は漢字的にデフォルメされている気がする。橘流の寄席文字も同様。なぜそんな事を言うかというと、明日、あがっていただく二人、講釈師と噺家。この二人がそろって「ひらがな」のみの名前。しかも、なかでも形の取りにくい「つ」や「き」が多く含まれる(噺家さんの方)。それに「あ」も難しい。去年は「や」と「め」なんて厄介な文字もあったが、今年は昇進改名で「お」「い」なので助かった。話芸に詳しい方なら明日の二人の名前が分かりますね。「あ」「い」「お」「き」「つ」の五文字(五十音順)しか使わない、二人なのに。(笑)同じ字が繰り返されるのも書く立場としてはイヤ。まあ、師匠からいただいた名前でしょうから仕方がないけど。4文字ってのも・・・・・・・・。噺家さんは二文字が多くて、三文字もいるけど、四文字は少ない。「めくり」のサイズは同じなので(4文字だからって長くできないじゃん)ま、そうそう何枚も書けないので仕上げちゃいましたけど。来月の法人会の新年会には4人(4組)があがる。明日、会場と打ち合わせるから、その結果でどなたか寄席文字を習っている方に書いていただこうかな?練習台としてね(笑)え~と、漢字二文字が御一人、漢字仮名まじり三文字が御一人、ひらがな三文字が御一人、そして二人組なので漢字四文字が一組。そうすれば、本格的になるなぁ。
2009.01.18
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私の携帯電話はF703i。今朝、この携帯電話様が入水自殺。未遂に終わる。汗っかきな私は、夏場、シャツのポケットに入れている携帯電話が、その汗で「溺れて」しまうほど。「あ~、これは水濡れですね、水に落とされましたね」とショップの人に言われること数度。毎回、水に落とした事はなし。犯人は「汗」と判断。なので、2年前の機種変更(それも水濡れでの不具合)では、機能とかデザインは関係なく「防水下さい」。そしてやってきたF703i。なのに入水自殺とは。すでに二世代も前のモデル故、気が滅入ってしまったのだろうか。つい一か月前にバッテリーを交換したが、新しいバッテリーとうまくやっていけなかったのか?何を悲観しての入水自殺なのか。でも、己の能力を知らなかったのだろうか、このF703i。君は「防水仕様」なんだよ。入水したって死ねるわけないじゃないか。かといって、君を無理矢理水に入れて、その防水能力を試すことも恐くてできなかったが。立派に防水能力を持っていたんだね。君の自殺願望で、その能力が証明できたよ。なんともなかったな。ただ、強い水流の中、ストラップがついていなかったら引き上げられなかったかも。その点は九死に一生だった。もし、流されていたら、水では死なないけど、その先の「ポンプ」で木っ端微塵にされていたかもしれない。ああ、そうすれば君の願望通り、死ぬことができたかもしれないね。でも、助けちゃった。君との間には強い絆ができているんだよ。その絆が、君を救ったんだ。そう、今、君の中には、私が出会った人との大事な「糸」がたくさん入っている。今、君を失ったら、その糸の多くが切れてしまって、二度と繋げなくなる。よかったよ、君が無事で。なんで、僕のポケットからダイビングしてしまったんだい。僕が悪かった。もう離さないよ、君のこと。あぶねぇ、あぶねぇ、トイレで前傾姿勢しちまった。ナイロンのブルゾンだったからなぁ、つるっと滑っちまった。防水で良かったよ、それにストラップも付けてて。あやうく下水管に流れるとこだった。防水だからなぁ、下水管の中でメール着信してたってなぁ。あ、メール来た。良かったよぉ、防水携帯で。さ、メール見よう。誰からかなぁ?
2009.01.17
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ぼやぼやしていると、次の週末になってしまうので(笑)ヘリコプターでの遊覧飛行を終えた我々は、その興奮冷めやらぬうちに「道の駅 たまつくり」のレストランへ。「ご注文がお決まりになりましたら呼び鈴を押して下さい」はいはいはい、決まるも何も「鯉のぽたぽた焼丼」ですがな。と思いつつも、ひと呼吸おいて、ちょっと連れと話をしたりして。さて注文するかと「ピンぽ~ん」元日とは異なり、また連休中でもあり、レストランの席もほとんど埋まっている状態。あちこちのテーブルで仕事があるらしく、なかなか来てくれない。それでも大人しく待つ、大人の私でしたが。待ちくたびれたので、隣のテーブルを下げにきた人に「注文、お願いします」と声をかけて「鯉のぽたぽた焼丼を二つ!」また、少々待っておりますと、やってきました「鯉のぽたぽた焼丼」ぶつ切りの身が照焼き状になってます。ポスターの写真に偽り無し、そのまんまの姿。口に運ぶと、甘辛いタレの味が幸せな感じ。中国料理に、鯉を一尾、そのまま揚げて甘酢あんをかけるメニューがあるでしょ(名前を忘れた)、あの雰囲気に似ているけど、これはタレの甘さが控えめで程よい。土浦名産の「レンコン」も丼の隅に居ます、紅白のおめでたい姿で(笑)連れの「初鯉の人」の口にも合ったようで、よかったよかった。食後は、すぐ帰るのではなく、同じ敷地内の「水の博物館」へ。霞ヶ浦が綺麗で泳げた頃のことから、汚染が進んだ時代、そして現在への変遷や、純粋に水素の化合物である「水」についての科学的な展示など、私の「理系」の血が呼び起こされました。連れも理系な方なので、子供向けのクイズに興じたり、展示方法や実験展示への「ダメ出し」をしたり、周りの子供たちよりはしゃぐ始末。展示の中に大きな水槽があり、中には大きな大きな鯉が居りましたとさ。「あれを食ったのか」(違うけど)その後、なんとかと煙は高いところが好き(既にヘリコプター乗ってるが:笑)でして、展望タワーにも入館。このタワー、四方が見渡せるんですが展望窓の上の案内プレートに笑いがあり。まあ、行ってみてみて下さい、私ははじめは気付かず、連れに教えられたら笑っちまいました。公的な施設に、あんな笑いのセンスがあるとは。さて、霞ヶ浦を離れて帰路に。でも、「鯉話」は終わりません。なんてったって鯉を初めて食す人が連れですから、もう少し鯉にしようと。私の地元に戻り、来週組合の新年会を開く「川魚料理」の店に。店主との打ち合わせもかねて。ちょいとつまむのは鯉の洗いと鯉こくどちらも店のメニューですから上品に綺麗に盛り付けされてます。これらも、お口に召したようで、よかった。私は物心付いた頃から鯉を食べてます。父方の故郷が新潟の山奥。日本一の豪雪地帯です。家の周りには、屋根からおろした雪を溶かす深い堀が巡らされてます。山からの清水で常に満たされていて、底まで見えるきれいな水。その中には大きな大きな鯉が悠然と泳いでいます。稚魚を買い求めて「肥育」して売り、現金収入を得る目的もありますが、我々のような客人が行くと「御馳走」として太った一尾がすくいあげられます。そして、まさに「まな板の鯉」となる田舎料理ですから、あまり上品さはありません。それに夏休みに行くことが多かったので、「鯉の洗い」は、桶の中にぶっかき氷を盛り上げて、その上に身を並べます。その分量は、壮観。お店で言えば20人前くらい。鯉こくも、身は乱切り、ぐつぐつと煮込むので身はバラバラで骨がゴツゴツ口に当たります。脂もギラギラだし。でも、それが当時の山奥の「大御馳走」だったのです。こうして、私の三連休は着物で歌舞伎鉄&講談&落語ヘリコプター&鯉充実した三日間でした。ご一緒していただいた皆様、ありがとうございました。さて、今週末は。仕事して色々取りかえします(笑)あ~、楽しかった。
2009.01.16
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三連休最終日12日。まずは浅草橋。紙製品で仕入れたいものがあり、浅草橋駅近くの店に。午前11時。買い物を済ませたら、ちょうど待ち合わせていた人も到着。「初恋の人」もとい「初鯉の人」1月1日の日記で、霞ヶ浦の道の駅で食べ損ねた「鯉のぽたぽた焼き丼」のリベンジにお付き合いいただける方を募集したら、手を挙げていただいて。ちょうどスケジュールが合ったので、速攻リベンジ。駒形橋を渡って、首都高速向島線、三郷線と乗り継ぎ、常磐自動車道で土浦北インターチェンジまで。一般道で霞ヶ浦大橋を渡ったら、目的地「道の駅 たまつくり」。浅草から1時間半かからなかった。駐車場に車を止めたら、上空にヘリコプターの影。「霞ヶ浦の周りにはヘリポートが有るからねぇ」とのんびり眺めていると。湖上を飛んでいたヘリコプターが、どんどん接近してくる。しかも高度をぐんぐん下げて。我々の頭の上に爆音とともにやってくる。異常なほど高度が低い。あっ、電柱にぶつかるぅ~~~~~~。電柱は辛うじてかわして、ヘリの機体は。我々のいる駐車場の隣の駐車場へ着陸。?????????駐車場にヘリコプター?何々?緊急事態発生?その割には周りが静かだ。緊迫感がない。連れと二人でヘリコプターに近寄る。「もしかして、乗れるのかもよ」案の定、遊覧体験飛行のイベント実施中!顔を見合わす我々。「乗りたい!、乗ろう!」受付に行くと、2名様から搭乗可能。よし!いくぞ。料金を払って、ヘリコプターへ。ものすごい爆音と、ものすごい風。テレビドラマの刑事物で、こんなシーンが有ったよな。ヘリコプターの後部座席におさまる。4人がけシートの中央に二人だけ乗る。ドアが閉まる。すると、あの爆音がだいぶ軽減される。ローターの回転が速くなってくる。テイクオフ!静かに機体が浮かぶ。幸い、風が弱かったので安定したホバリング状態。湖に向かう形で少々前傾したら、機体がスウッと前進する。徐々に高度を上げていく。霞ヶ浦大橋の上空を越えて、湖畔伝いに南下する。高度は2000フィート、約670メートル。パイロットに質問してみた。「今、対地速度はどのくらいですか?」「時速140キロくらいですね」対地速度って専門用語みたいでしょ(笑)本当に専門用語。実は、私、以前パラグライダーで遊んでいたことあり。約20年前に。非常に厳しい(安全対策や飛行技術に)スクールに通っていたので、ソロフライトできるライセンスを取得する前に挫折してしまいましたけど。なので、初歩の航空力学、航空工学、航空法規などを学んでいた。眼下の風景は、その頃を思い出させる懐かしい感じ。また飛びたいなぁ~、なんて。(機体一式物置きで眠ってる)機体は旋回をして、今度は北上する。天気が最高に良い日だったので、視界も広くどこまでも見えるよう。そうして、再び霞ヶ浦大橋上空を過ぎて、高度を下げつつターン。「サイドアプローチ」という方法のランディングアプローチでした。先ほど見たぶつかりそうだった電柱を回って、自分の車の上を渡り、元の「駐車場」上空で、ふっと機首上げをしてホバリング。スッと高度を下げてタッチダウン。またもや、爆音と爆風の中、名残惜しいけど、ヘリコプターを後にする。でも、飛行中も、ランディングも、終始安定した操縦で。このパイロットさん上手と違いますか。ランディングエリアも決して広くない、というか狭すぎるくらい。よくここに降りられますね、って感じ、隅には車が駐車しているし。ヘリコプターの事は何の下調べもせずに来た我々。もし、タイミングがずれて、ヘリコプターが湖の南の方に行っているときなら、このことに気付かずにレストランに入って「鯉」を食べていたはず。犬も歩けば棒に当たる、私が歩けばヘリコプターに当たった、しかも乗った飛んだ。あ、「恋話」もとい「鯉話」するんだったっけ。それらは、話せば長くなってしまうので、ここは「後編(その1)」とさせていただき「はじめての恋、いや鯉」の事は、これまた次回という事で、今日はこれまでとさせていただきます。またのお運び、お待ち申し上げておりまする。
2009.01.15
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前後編の二部作のつもりでしたが、中日11日が濃かったので「中編」を設けました。東京駅午前10時35分。到着後、機関車が機回しを行って、回送としてホームを離れた時刻。この後は、tododaさんにお出まし願っての「月島もんじゃ」この「もんじゃ食い」は、もともと「☆サニーさん」独自のプラン。そこに私が「押し掛け」をした形でした。東京駅から月島は、有楽町に移動して地下鉄有楽町線利用。この地下鉄ホームで事件発生!!しかし、私は語りませぬ(笑)。まあ、小さなアクシデントは有ったものの、月島駅でtododaさんと合流。ボリューム満点なお店の席に落ち着きました。まだ、時間は11時半頃。早速、もんじゃ開始。手には生ビール。普段、日本酒党な私も、もんじゃとかお好み焼きにはビールです。きれいに「おせんべい」も作っていただいて。気が付けば、ジョッキ三つ目。話にも花が咲き、気が付くと13時30分。私のシンデレラタイムです。お名残惜しくも、tododaさんとお別れ。また地下鉄有楽町線に乗り、永田町で丸の内線に乗り換え。乗り換えが遠い遠い。丸ノ内線の下車駅は新宿御苑。御苑の大木戸門近くの会場で、女流講談の二人会「あおいちりん」です。「☆サニーさん」にもおつきあい頂いてしまって、二人で会場へ。既に遅刻です(笑)もう、「まくら」が語られていて。中を覗くと、良い客入り。空いている席が、ぽつんぽつんと一つずつあるだけ。そんなものだから、襖を少し開けながら居たら、高座の「田辺一凛さん」が。「前にお席が空いていますよ、どうぞ前に、みなさんご遠慮か後ろばかりお入りなので、さあ前に、前にぃ~」並びで空いているのが、その高座の真ん前のみなので、仕方がないじゃないですか。真ん前に座りました。辛い。非常に辛かった。何が?って、普段ビールは350ミリ缶1本で十分に酔う私ですよ。つい30分前まで中ジョッキ3杯空けていたんですから。ご想像どおりです、上と下のまぶたが、とても仲良くなりたがるのです。(笑)でも、真ん前ですからそうもいかず。しかし、半ばにもなると復活してきて、粗相をせずにトリまで大丈夫でした。でも、この講談の会が問題でして。普段では午後4時半から遅くとも5時には終わるのですが、新春だからでしょうか、高座にあがられた皆さん、力が入っていた様子で午後5時半になろうとしている。所は新宿御苑。下りの「はやぶさ」は、午後6時3分には発車です。でも、まあ、丸の内線で乗り換えなしなので問題ない。ってことで、5時40分くらいだったでしょうか、東京駅の改札を抜けて8番線横のお弁当屋さん。車内販売が翌朝まで無い「はやぶさ」ですから買い出しをしなければならないのです。まあ、発車までは20分程度あるし、と思っていたら。私では必要のないものが、どうしても必要ということで。そう、KIOSKでは売っていないもの。構内コンビニの場所をインフォメーションで聞いて、手分けして調達。間に合いましたがな。それで無事、昨日の日記のように、下り「はやぶさ」の出発を見送ったのです。さて、それからが私のしくじり。「お江戸日本橋亭」は、地下鉄銀座線「三越前」が最寄り駅。では、東京駅からどう行くのか?私の乗車ルートは、というか思考した経過を述べると。「え~と三越前だよな」「三越前は日比谷線だ(ここで第一の間違いを犯す、三越前は銀座線)」「日比谷線だと有楽町に行って乗り換えか」~山手線で有楽町へ~「日比谷線日比谷線と、ここか(マリオンの中の入り口から入る)」「え~と日比谷線はと、よしここか」~三越前はどこだと駅名が書かれた柱の表示を見る~「三越前が無いぞ?、う~ん、ん?、銀座線か?、そうか銀座線か」~幸い、銀座駅では銀座線に乗れる(当たり前だが)~「銀座線、銀座線と、なんか遠いなぁ」「よし、銀座線」~銀座線に乗る、三越前で降りて地上に出て、日本橋亭へ~「あ~、遅刻かぁ、でも最初にあがるってことはないだろうからまあ良しとして」~お目当ての噺家さんは後ろの方で登場すると思っていた~「ん?あの声は?、え~、最初だったの~」「えっ?席が無い?満員ですって、大丈夫大丈夫、お膝送りってやるじゃない、はいはい良いですよ、入りますよ」~受付で言われたこと本当、席がない、ようやく壁際の仮席を見つけて座る~「はい、座りましたよ、どれどれ、え?もうオチ?、あ~終わっちゃった」まあ、お目当ての方の噺は、おしまいのしっぽしか聴けませんでしたが、その後の方々か予想外に(失礼)面白く、結果オーライ。終演後、講談の会にも来ていた知り合いの方と一緒に歩く。「あれ?三越前じゃないの?」「神田駅に行くんですよ、そんなに遠くないもん」「え~、神田駅から来られるんだ」多少遠いものの神田駅でも大丈夫な距離。そう、東京駅から神田駅はお隣。つまり、私は逆ルートだったのです。最初に銀座線と日比谷線を取り違えたのが原因。銀座線だったら神田乗り換えも考えられたのに。それで、神田駅まで歩いて、乗る路線が違うのでそこでお別れ。私は山手線に乗って上野まで行き、東北線で帰りましたが、その東北線車中で路線図を見ていると。「地下鉄銀座線三越前駅=JR総武線(快速)新日本橋駅」と知る。なんだ、東京駅から総武線に乗れば乗り換えなしの隣駅だった。それなら、おそらく開演には十分間に合ったはず。なんで舞い上がってたんだ、オレ。この冷静さが持ち味の私が。これにて「中編」の読み終わり。中入りでございます~。中入り明けは、後編でお楽しみ下さい。
2009.01.14
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1月10日~12日の三連休。去年までは、仕事も本調子になっておらず、何となく正月気分も抜けきらずの時期でした。しかし、今年はとても充実した三日間でした。ちょっとだけお披露目。1月10日この日は、発売日にカウントダウンで入手したチケットの当日。「新春浅草歌舞伎」の「着物で歌舞伎」当初は、歌舞伎見物だけのつもりだったが、所属している浅草の異業種交流会の関係で「ふろしき王子」と会う約束が最初。これは、既に書いているので、ここでは割愛。その後、開演の前にもう一人の方と会う約束をしていて。某SNSで知り合った女性の方。携帯のメールと電話でやり取りをして無事にご対面。ネットでの知り合いなので当然ながら「はじめまして」とご挨拶。しかし、お互いに顔を見て「えっ?」そうなんです、お顔を知っているんです。去年の10月から11月に浅草寺境内で行われた「奥山風景」そこで、店番を何回かやったのだけど、ご注文をいただいていた品を、店主が留守で私が店番の時にお渡しした「お客様」しかも、お約束の時間に出来上がっていなくて、お詫びの上、改めて来ていただいてお渡ししたので印象も深い方。そのご本人だったのです。なんという御縁。ビックリというか、驚きというか、不思議な感じでございました。歌舞伎の芝居本体はどうだったか?そちらも、是非書きたい事なので、時を改めて、単独の日記として書きましょう。で、「着物で歌舞伎」の日には、着物姿で行くとお土産がもらえると聞いていたのですけど、そのお土産は正直、拍子抜けでした。もう少し「和物」な予想をしていたので。しかも、文字が問題あり。歌舞伎なのに、歌舞伎なのに、どこにも「勘亭流」の文字が無いんです。製作は、歌舞伎を一手に引き受けている「松竹さん」なのに、、、、、、、。一所懸命稽古をしている「勘亭流」の書家のみなさんに失礼じゃありません?こういう物こそ、若い書家の「仕事」で作るべきなのに。ちょっと幻滅でした。というか、「勘亭流」を生業としている人、もっと努力とアピールも必要かと。自分だったら、悔しく思うけど。さて、芝居もはねて、この日は大人しく家路につきました。そう、酒場にも寄らず(笑)なぜなら、翌日が目白押しなスケジュールだったからです。それは。3月で廃止される九州ブルートレイン「富士/はやぶさ」その「はやぶさ」の、上下全線を一気に乗る熊本の「☆サニーさん」お出迎えが最初でした。午前9時58分。車中からの情報で、7分ほど遅れを出していた「はやぶさ」は、その遅れを回復して定刻で東京駅10番線に無事到着。どの車両に乗っているのかを聞き忘れていたので、編成真ん中辺りで待機。降りてくる乗客を探すも見当たらず。しかし、迎えに来ていることは知っているので、あまり動かずに待っていたが一向に現れず。ふと編成の前の方を見ると、黒山の人だかり。そうか、機関車の切り離しがあるんだ。機関車を先頭に入ってきた列車だけど、車庫がある品川は後ろ側。電車なら運転士が後ろに行けば良いだけだけど、機関車牽引では、機関車の付け替えを行わなければならない。そのために、まず切り離しを行って、機関車だけ編成から離れる作業がある。おそらく、それを見ているんだろう。機関車に近寄ると案の定、居ました鉄子の「☆サニーさん」挨拶もそこそこに、汽笛一声。機関車が上野方に離れて行きます。それが済んで、改めてご挨拶。でも我々、まだホームから移動はしないんです。「機回し」といって、離れた機関車が別の線を使って編成の後ろに回り込み、再度連結して車庫への回送として走るんです。ほどなく、隣の9番線をさっきまで先頭に居た機関車が「単機(機関車だけの状態)」で走って行って、品川方の待機線に入って停止。その姿を見るために、今度は品川方の端に人々が集まります。この中に「☆サニーさん」が居ます。さあ、恒例?「サニーを探せ」(笑)皆さん、機関車と客車の連結シーンを見たいし、カメラに納めたいのです。しかし、なかなかやってこない機関車理由は、待機線から10番線に入る際に、9番線へのレールを跨ぎます。この間も、電車たちが短い間隔のダイヤで走ってますから、その間隙を縫って機関車を移動しなければならないので、なかなかチャンスが無いのです。到着から20分経過した時、遠くで汽笛一声。機関車が近付きます、そして連結。到着時には先頭だった「ヘッドマーク」のついている側で、客車と連結しています。連結完了後、また15分程度経過して、線路が空いてからゆっくり発車して、夕方の下りの出発まで車庫での休息に向かいます。隣の9番線では、特急「踊り子」を始め、何本もの電車が到着しては出発していきました。往年は、朝の東京駅は、九州や関西からのブルートレインがひっきりなしに到着。機回しの余裕もなかっただろうから、回送引き上げ用の「入れ替え機関車」が編成後部に連結して引き出していたんじゃなかったかな?そんな記憶があります。この後、「☆サニーさん」は、月島でもんじゃを食べたりして、わずかな東京滞在時間を過ごしたのですが、そのことは御本人の日記にゆだねましょう。そして、午後6時少し前。予定より相当遅れてしまって東京駅着。なぜ遅れたのかは、御本人の日記を待ち、不足があったらその際に補足いたしましょう。で、つまり、遅れてしまったので、改札を入ってからがドタバタドタバタ。乗車が遅れてしまっては駄目なんです。でも、どうしても必要なものも買い込まないと駄目なんです。この葛藤の中、なんとか任務を成し遂げて、無事に車中の人となっていただけました。この顛末も、まずは御本人からと思います。(不足があれば補足致しましょう)定刻、午後6時3分。下りの「はやぶさ/富士」は、静かに東京駅10番線を離れていきます。う~ん、「シンデレラエキスプレス」ぅ~。夜汽車の出発シーンは感傷に浸ってしまいますねぇ。なんていっている暇はなく。次は、地下鉄三越前の界隈、「お江戸日本橋亭」での落語会へ。ここでしくじってしまった。「鉄」な私なのに、急に路線が分からなくなり。結局、最悪のルート選択で、開演に間に合わず。冷静に考えれば、余裕は無いものの間に合う状況だったのに。非常に悔やまれる。ちくしょう、ちくしょう。まあ、「お江戸日本橋亭」では、落語で笑わせていただき、また、お馴染みさんとも落ち合えて(というか、日中も同じ場所にいて、東京駅に戻る前に地下鉄内で別れたんですけど)最寄り駅までご一緒し。その際に、ルート選択の誤りに気が付いてしまって。ほんの少し自己嫌悪してました。落語会のお開きは午後9時過ぎ。12時間で目一杯の動きをした1月11日でした。鏡開きだったんだね、この日。続きは、次回かな?「三連休総括~後編~」たぶん、サブタイトルが付くと思う。乞うご期待。人様の期待を乞うなんて、10年早いわ自分(爆)
2009.01.13
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真ん丸太った58円イワシを求めて、前日と同じスーパーマーケットへ。鮮魚売り場に一目散。通路にトロ箱が、無い。冷蔵ケースをのぞいても無い。無い無い無い無い。うるめいわしが、無い。いや、有った。が、尾頭付きではなく、三枚に下ろされてパック詰め。二尾分乗っていて298円。お~高っ。当然買わずに他の魚を物色。「アジ」発見!しかし、真アジを三枚に下ろしてあるもの、398円。買わず。再度、アジ発見!今度は尾頭付き298円、姿よ~し、価格よ~し。でも、ちょっと変。「尾赤アジ」と表示されている和歌山県産。文字どおり、尾びれが真っ赤。刺身に最適、との表示を信じて刺身に引くことを決定。頭を落として三枚におろす。皮を剥いで、どうでしょう。刺身に引きます。中骨は塩焼きにしていただきます(人間が)頭をはじめとする「アラ」は、ゆでます。これは、同居生物が一部を食し、残りはコンポスターに投入、路地菜園の肥料になります。刺身は、脂が乗っていて、超美味。あっという間に消え去りました。行き先は胃の中。これで声が大きくなるぞ。「アジを食ったから「アジ(宣伝)」が上手になります。」全共闘世代じゃないと理解できないオチだな(爆)
2009.01.12
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私は、大の魚好き。刺身でも、焼き魚でも、煮魚でさえも。なぜ、煮魚で「さえも」か。私の母方の故郷は、愛知県渥美半島の先端。目の前には漁港ある。その土地で言われること「煮るくらいなら猫にやれ」母の実家は、海には近いが漁業は行っておらず。従って、「煮てやるくらいなら」級の雑魚を、安く漁師から買っていたようで。そのために、幼少の頃から「煮魚」が食卓にのぼること多し。先日、いつものように(そう、日常的に)近くのスーパーマーケットで買い物。鮮魚コーナーで物色していると、通路に置かれた台にトロ箱が乗っている。こういう場合、サンマが多い。昔は、サンマの漁期である秋に「生サンマ」として大量に、しかも安く売られていた。最近は、旬の秋でさえ「解凍生サンマ」として、冷凍保存されているサンマが売られる。出荷量を調整できるから、秋だといってべらぼうに安くなることも無い反面、真冬や真夏でも同じような価格で売られている。なので、ここ数年はサンマに食指が動かず。でも、覗いてみたら。「うるめいわし 一尾 58円」まるまると太ったイワシが58円。即刻、ビニール袋に詰めてお買い上げ。尾頭付きです。帰宅し、頭を落として腹を裂く。鮮度が高いらしく、簡単にさばけた。鍋に酒と醤油で煮汁を作り、臭み抜きにショウガのスライス。さばいたイワシをきれいに並べる。ほんの少しの酢を加えて、落としぶたをして火にかける。放置することしばしの間。「うるめいわしの煮付け」完成。
2009.01.11
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さわやかな青年でした。8日の夜に「はじめまして」のメールをして、即オファー。翌日9日にオファー受諾の返事が来て。そして、今日10日、直接お会いしました。ちょうど、私が「新春浅草歌舞伎」を観るために浅草公会堂まで行くので、時間が会えば直接会って打ち合わせたいと申し出たら、快諾してくれて。開演前に公会堂前で待ち合わせ。ホームページに写真があるので、私の方が先方を見つけて声掛け。写真そのままなのですぐに分かりました。姿がそのまま。「ふろしき王子」のサイトあらかじめメールで定例会の内容は伝えてあったので、短時間で済むだろうとのことで公会堂のロービーで立ち話。そうしたら、地元の知り合いの方が声をかけてきて。結構、顔が売れているようです。打ち合わせはメールの内容をなぞるだけだったので、10分ほどで完了。でも、待ち合わせ時間きっかりに来てくれたこと。それが何より嬉しい。普段、待ち合わせには5~10分早く到着して先方を待つタイプの私。あまりにも待たされるのは、その人の人柄にも疑問を感じてしまうこともあり。でも、ちゃんと来てくれた。こちらも「着物で歌舞伎」だったので、「和」の話も少々したりして。そんなこんなで、公会堂のロビーも「着物で歌舞伎」に来た方々で賑わいはじめたので、「ふろしき王子」は去っていきました(もちろん白馬には乗っていません)ということで、次回の「異業種交流会」2月定例会は「ふろしきあれこれ」のワークショップです。実際にふろしきを使って色々な包み方を実体験します。ご興味の有る方、ビジター参加も可能だと思います。(当番幹事権限で可能にします:笑)ただ、お一人1000円の「講師料」はご負担下さいね。日時は、2月12日木曜日 18時~19時場所は、東武浅草駅そばの「損保ジャパン浅草支社4階会議室」です。参加ご希望の方は、私までメールかメッセージで意思表示して下さい。詳細をお伝えします。(クローズな会合なのでビジターは、いきなり来ても入れません)「新春浅草歌舞伎」の芝居そのもののことは、気が向いたら書きます(笑)新たな出会いに乾杯!!
2009.01.10
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昨夜は、所属する浅草の異業種交流会の新年会。浅草が本拠なのに、新宿初台。オペラシティーの最上階、中国料理店にて。その際、今年の抱負を各々が述べるシーンがあり。私は「マインドを冷やさず過ごしたい」と。本当に、マインドで世界がひっくり返ってますから。日夜「寒い寒い、冷えた冷えた」の洪水のような報道。せめて自分は冷やさぬよう、常に外部からの燃料補給を欠かさずに、との一念。で、来月の定例会の幹事が私だと判明(今さらと言われるが気にしていなかった)。でも動じず。なぜなら、昨年秋口にネットサーフィン(←死語?)で、こんなサイトを発見。「ふろしき王子」もともと、ふろしきで何でも包んでしまう技は、すごく興味がありテレビなどでも度々見るがなかなか習うまでには至らず。このサイトを発見した時、いつか何かの機会にワークショップをお願いしたいと思っていたので、新年会の会場から即メール。一応、スケジュールは空いているとの返事をいただきました。当たって碎けろ、ですね。また一つ、人との繋がりが広がりそうです。そして、仕事もプライベートも、昨年を超えてますます楽しく面白く、やりがいのある内容で今年は過ごせそうです。決して「大風呂敷」ではございません。
2009.01.09
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もとい(笑)松明け初日。近所で、今年最初の現場打ち合わせ。某有名菓子舗(浅草名物)の工場。年度末までに「倉庫」一棟。施工業者さん一同で採寸や打ち合わせ。うちとしては「大物物件」です。本当に、春から縁起が良い。クライアントの商品も、これまた縁起が良い。前の日記の「起業」にも通ずるお菓子。分かったかな(笑)。分かっても黙ってってね。来月初めから工事開始。「早い」「安い」「広い」の三拍子揃った我が商品。来月半ば過ぎには完成予定。クライアントさんにとって、決して安い買い物じゃないです。でも、オファーをいただいたのは12月。既に「百年に一度の世界的な金融不安」は起こっていて、「百年に一度の不況」に陥ってました。そういうことなんです。目先のコスト削減だけに目を奪われていては駄目。一歩先の展開のための「先行投資」です。今夜は、浅草の異業種交流会の新年会が、なぜか新宿で開かれる。昨年は欠席したので今年は出ようと思い。新年会だから、普段着じゃなくと思えば、今の私はスーツじゃ無く。和装ですがな(笑)この「お着物」。「先行投資」なんだと、自分に言い聞かせている今日この頃。寒そうだから、下に暖かい肌着を着ていこう。昨日買ったんだ、あったか肌着。スタイルは、いまいち格好悪いけど。長襦袢脱がなきゃ見えないし。あ、でも裾が乱れたら下は見えちゃうな。内股で、しゃなりしゃなりと歩こう(爆)
2009.01.08
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昨今、結婚適齢期なんて言葉は限りなく死語に近く。絶滅危惧種の指定を受けるような状況。その昔、クリスマスケーキになぞらえて「25まで、それを過ぎたらもう売れない」なんて表現も。あくまでも過去の話ですよ、過去の話。その表現と同じく考えると「30まで」と言えるものがあり。それは、昨今の「結婚適齢期」ぢゃなくて。「お供え餅(鏡餅)」大晦日前日の30日までに正月の準備は済ますもの。しめ飾りや、お供え餅は「一夜飾り」を嫌って、30日までに準備する。なので、「30を超えると」無用の長物。今日、ディスカウントショップに寄ったらば、レジ前に山のように積まれた「お供え餅(鏡餅)」プラスチックの容器に充填されて密封されているタイプ。それが、なんと、一個10円なり。形が「お供え餅(鏡餅)」だから無用の長物なだけで、中身はちゃんとした餅とりあえず5個購入で50円なり。帰宅して、容器から出して小鉢に入れて電子レンジ加熱。堅い餅は、つきたての餅に変身。醤油をちょっとたらしたら、それはもう美味。明日、再度店にいって買い占めましょうか。100個買っても1000円なり。賞味期限は2月28日だったし、賞味期限過ぎたってなんら問題無いし。煮れば雑煮としても美味しく食べられそうだし。「適齢期」を過ぎたって、中身がしっかりしていればなんの問題も無し。自信を持て、自分。(爆)このディスカウントショップは生鮮品まで扱っている。しかも総じて安い。全く同じものが、普通のスーパーの半値レベルってのも多い。コンビニと同じような「おにぎり」が、通常価格69円。それが、午後5時頃になると見切り価格で半値。つまり34円で売られる。弁当類も、通常298円~498円なのに、それも見切り価格で半値。先日、その34円おにぎりを買って食してみた。う~ん、決して美味しくはない、が、不味くもない。腹を膨らますには充分。まあ、そればっかり食べていては栄養のバランスを失ってしまうが、一食に二個として68円。(少数以下切り捨てなので、元値の69円より安くなる)それを三食なら204円。一か月30日間続けると、6120円。水分は公園の水飲み場を利用すれば、6120円で一か月過ごせる。いざという時に、こういう事を知っていると役立つ(?)2万円あれば3か月食い繋げる。その間に、次の職を探せば良い。総務政務官は「おばかさん」だったけど、この御時世でも、なんとかできる道もあるんじゃなかろうか?私は期間契約社員ではないし派遣労働者でもない。更に言うと正社員でもない。常に、いつ何時仕事が切れてしまうかもしれない恐怖の中、設備のランニングコストなど固定費は絶対にかかる、そんな弱い経営者です。。もし、今の事業が駄目になったら?その時には、また何か探して稼ぎますよ。人生のやり直しには「適齢期」は有りませんから。そこのところを勘違いしてる人が多くないですか?「もうこの歳だから職は無いよ」なんて。全く無いとは思えないし、もし無いなら自分で作ればいいじゃん。「起業」に適齢期は無いのだから。
2009.01.07
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おぎょう、はこべら、ほとけのざすずな、すずしろこれぞ七草。いつ覚えたのかな?この歌。知らぬ間に口ずさんでました。1月7日です。七日正月です。松も今日まで。毎年、この日は「粥」をすすります。しかし、今まで七草を揃えたことはない。「はっぱならなんでもええやろ。」ってな感じ。しかし、昨日、近くのスーパーで買い物したとき、ふと目にとまり。愛媛県産 西条の七草を買い求めました、350円なり。一応、七草入っているようです。そして今朝。午前5時にアラームをセットし、覚醒。しかし寒く、起床は午前5時25分(笑)米を洗い、七草を下茹でし。鍋を用意して、米、水を投入。コトコト、コトコト、最初からだと50分くらい?米が煮えたら、刻んだ七草を投入して。「七草がゆ」できあがり。風味付けに、昆布を一切れ入れてますので香りも良い。正月の「昆布巻き」の残りと共にいただきました。今年も健康でありますように。あ~~~~~、主婦してるなぁ(笑)って、主婦ちゃいますよ、私。
2009.01.07
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昨日が仕事始めな私。まずは「年始回り」。年賀の品を携えて、お得意さま回り。5日からの会社は良いけど、2割の会社は休みでした。8割の方も、社長とか、うちの担当の人とか、そんな幹部連中は、私同様「年始回り」でお留守。いつものことですけど。昨年までは、年賀は「タオル」のみ。でも、今年は、別の箱物も用意。「のし」も普通じゃない。他の業者さんの品の横に置いても、ちょっと特異に見える。開けてみたら、少しは喜ばれるんじゃないだろうか。特に、呑むのがお好きな方は。最後に寄ったのが、地元の「街のゼネコン」。社長も居て、社長室で久しぶりの懇談。もう、15年来の友人。先方の方がちょっと年上だけど。ここでは、年賀の品を「開けても良い?」と言われたので、開けてみてもらった。「これ良いねぇ、呑みたくなっちまう。」シメシメ、効果あり。年始回りは一通り済んだけど、まだ在庫がある。「年賀」に限らず、いわゆるノベルティーとして使おう。ただ、限定生産品なんだよね。おそらく追加生産はできない。良い品なんだけどなぁ~。一夜明けて、今日。初現場仕事。普通、松の内には現場には入らないのだけど。今年は特別。年内に納めてくれと言われた物件だが、12月が忙しくて、後から決まったものは年明けにさせてもらった。その第一号。小さい現場だったけど、今年の現場初め。怪我もなく、トラブルもなく、クライアントさんには満足してもらい。こいつは春から縁起が良いわい。と見得の一つも切りたいところ。そうそう、見得と言えば、10日に観に行く予定の「新春浅草歌舞伎」出演中の「中村勘太郎さん」交際&ゴールイン報道がされましたね。今日の浅草公会堂は、その話題で持ち切りだったのでは?7年の交際とか。お相手は、なんか聞いた気がする名前と思ってたら、そうでした。へぇ~7年か。「梨園の妻」は、これまた世間とは違った苦労もあるでしょうけど、7年間醸した愛なら大丈夫かな?「新春浅草歌舞伎」の楽しみが一つ増えました。って不謹慎?良いじゃないですが、おめでたいことですもの。さ、夜は「内職」です(笑)。今日の話、前段と後段が乖離している気がします?実はリンクしてるんです、しっかりと。でも、それは秘密。知っている人しか分からない(笑)。
2009.01.06
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昨年12月29日。午前5時に起床。午前5時30分を時報を聞きながらのジャストタイムで行った先行予約。本日午前10時が一般発売の開始時間。先行予約は、この10時にデータが入ることになっているので、買えたのか買えないのかは、この午前10時以降でないと判明しない。案内では、午前11時頃に結果を電話で連絡するとのこと。今日は午前中は外出せず、この連絡を待つことにした。午前10時10分過ぎ。電話が鳴る。ちょっと早くないか?と思いながら、胸の高鳴りを抑えて出る。仕事の電話でした。以前に見積もっていた物件の成約のお電話でしたが、嬉しいですよ仕事が入ったんですから。でもね、待っていた電話じゃないんで(笑)さて、この仕事の電話が終了。午後に出かける「年始回り」用の年賀の品を整えながら電話待ち。午前10時30分を少し過ぎた頃。電話が鳴る。でも、まだ早いよ、11時頃って言ってたから。と、どうせ仕事の電話(どうせ、とは申し訳ないが)だと思い、胸を高鳴らせることなく出る。「naruchan777さんですね」「はい」(個人名を言われたぞ)「ビューカード とれテル です」「はい」(来た来た来たぁ~)「お申し込み頂いていた、はやぶさ、の切符ですが」「はい」(どっちどっち、ねぇどっち?)「第一希望のソロでお取りできました」「はい」(やった、やった、やった~)「予約番号は、、、、、、、、です」「はい、、、、、、、、、ですね」(しっかりメモ)「切符のお引き取り方法はご存じでしょうか?」「はい、承知しています」「それでは、早めにお引き取り頂きますようお願いいたします」これにて決定!後輩の旅行社にも申し込んでいるけど、こっちが取れれば問題ない。(と思っていたが、さっき確認したら個室は駄目だったとのこと、先行予約しといて良かった)往路が確定していなかったので、復路の「サンライズ」は先行予約していないけど。これは、最悪、翌日の新幹線初電でも良いわけで(帰りが日曜日なので)。めでたく、「はやぶさ記念乗車 熊本&大阪&京都&名古屋 の旅」が日程確定です。木曜日の午後6時に東京出発。金曜日の夕方に熊本に着いて、呑み。呑み明かして(本当か?)土曜日の午前5時前に熊本発。名古屋から京都と逆行して、同じ土曜日夕方に大阪入り。日付け変わった日曜日、午前0時34分に大阪発の「サンライズ」で東京へ。すげっ(笑)熊本から博多の「特急 有明」車中では爆睡だなきっと、真っ暗だろうし。博多で朝ご飯を仕入れて、新幹線でも爆睡か?久しぶりの西日本行きなんだから寝てちゃもったいないけど。今から仕事の調整に入ろう(笑)。各地での関係者の方々には個別に日程をご連絡いたします。(ちなみに2月5日(木)東京発、7日(土)熊本発、同日名古屋、京都、大阪訪問です)よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
2009.01.05
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正月の定番、雑煮。この時期に旅行などをあまりしないので、地方の雑煮を目の当たりにしたことは少ないのですが、色々聞くところによると以下の分類になるのかと。餅の形状による違い関東=四角い切り持ち関西=丸い餅讃岐=餡入り丸餅餅の下ごしらえによる違い焼き餅にしてから鍋に入れて煮る焼きもちにして、椀に入れた後に具入りの汁を張る焼かずに鍋に入れて煮る汁の味付けによる違いしょうゆ味白みそ味それぞれの条件を組み合わせると何通りの仕上がりになるのか。(数学の順列組み合わせの問題です:笑)入れる具の違いまで含めると膨大な数になりそう。今年、作ろうとして作らなかった雑煮は。だしは昆布だし新巻シャケをぶつ切りにして、皮がこんがりするくらい強めに焼く昆布だしで、大根とニンジンを煮ておく。味付けは塩と醤油。青みとして小松菜をゆでておく。昆布だしで野菜を煮て味付けしたものに、焼いた新巻シャケを入れて一煮立ちさせる。餅を焼き、椀に入れる。新巻シャケの身を含めて汁を張る。餅を鍋に入れて煮てしまうと、餅が溶け出して汁が濁るんです。それがいやなので、餅は直接椀に入れます。昆布の香りと香ばしいシャケの匂い。白く柔らかい餅とからんで、あ~~~~旨そう。シャケが無かったのでできませんでした。買ってきて作ろうかなっと。豆乳雑煮ってのもできるらしい。食べたことある人居ますか?豆乳雑煮。
2009.01.04
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正月三日目の雑煮です。我が家では、三が日それぞれ雑煮が異なります。制作担当は私ですけど。今年は、元日、関東風しょうゆ味澄まし汁仕立て2日、京都風?味噌仕立てそして3日の今日は、前日から「海鮮雑煮」にしようと決めていて。イメージでは「潮汁」に焼き餅を入れる品。だったのですが。今朝、冷蔵庫を見て愕然。「生の魚介類が無い」そういえば、暮れの買い出しでは魚介類はほとんど買わず(タラバガニの片肩のみ購入)。ゆえに、正月に魚介類なし。あちゃー。でも、「海鮮雑煮」が作りたく。冷凍庫を見ると、冷凍食品の「シーフードミックス」を発見。「ええやないかぁ~い」海鮮そのものやん。エビイカホタテアサリの混合素材を使って調理開始。中華鍋にほんの少し油をまわして、上記シーフードミックスを炒める。火が通ったら、中華スープの素を溶いたインスタント中華スープを投入。そこに、野菜類を投入。少々煮込む。味付けは塩と、少々の胡椒、あとで餅が入ることを考えて少し強めの味付け。別のフライパンに少しの油をまわして熱した後、餅を並べて焼く。この時、火は細火、ふたをしてゆっくり焼く。片面が焼けたら、返して両面にこんがりと狐色の焼き色をつける。さて、中華鍋の方、水溶き片栗粉を用意して、スープにとろみをつける。焼き上がった餅を椀に入れ、片栗粉でとじた海鮮甘煮をかけ入れる。そう、塩味仕立ての海鮮中華丼の「お餅バージョン」です。網焼きじゃなく、油焼きの餅が合います。お試し下され。って、もう明日は4日。「雑煮しばり」な三が日は明けてしまいます。でも、雑煮好きです。もっと他のバージョンも知りたいです。地方によって違うんでしょ、雑煮って。さあ、これから「初着物」で、「初詣」。天気が良いから一張羅の袷を着て行こう。風が寒いからコートは必須だな。
2009.01.03
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世に「書き初め」なる言葉はあるが、はたして「料理初め」なぞと言うのだろうか。昨日元日も、多少の調理はしましたが、午前中から銚子行き。帰ってきたのは陽も落ちた後だったので、切ったり盛り付けたりすれば済む「おせち」を肴に燗酒を飲んだら眠気が襲ってきて。年賀状の残りも書かずに、夢心地でした。明けて正月2日今日の雑煮は私が作りました。関東ですから餅は四角い切り餅。しょうゆ仕立ての「澄まし汁」が型ですが、私は味噌仕立て。でも、だしは「鶏」。鶏もも肉を刻み、皮目をフライパンで強めに焼きます。程よく脂が出たら鍋に投入。少し鰹だし(粉末)も加えてスープ完了。具は大根、ニンジン、青菜です。要は、鶏入り味噌汁。そこに焼いた餅を入れ、いや、椀に焼いた餅を入れて鶏入り味噌汁を張る。さあ、昼食は(って午前中何してまんねん、って突っ込みは無し)非常に盛りだくさんです。うちの食卓が賑やかになるのは、そう、妹の里帰りです。実は、昨夜既に帰ってきていたのですが、高速バスの道中、ひどい渋滞だったらしく到着後そそくさと別宅へ退散。今日、昼前に再度来ました。その「おもてなし」です。
2009.01.02
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改めましてあけましておめでとうございます。旧年中のご贔屓に篤く御礼申し上げ、本年も相変わらずのおつきあいよろしくお願い申し上げます。さあ、これでブログを御覧の方々への「年賀状」は書かずに済んだぞ(笑)明日、1月2日の予定が変わったため、急きょ、仕事での銚子行きを元日に変更。来月下旬に工事の現場の下見でした。休み明けすぐに見積もりが欲しいとのことなので、色々とスケジュールを考えると、元日か2日しか無くて。銚子市内での、仕事自体はさっさと終了。そのまま帰っても構わないが、せっかくなのでと、まずは灯台へ。それが一つ前に書いたこと。以前は、何でもない平日だったからか駐車場が無料だったが、今日は1000円也。ちょいと寄るだけなので1000円は高く、路上駐車で灯台元まで徒歩。灯台に登っている人も多く、やはり正月、みなさんお出かけ。私は、「イカ焼き」を一本買って、とりあえずの昼食。車に戻り、出発。目的地は銚子電鉄 外川駅。カーナビを頼りに走ったけど、最初は通り過ぎてしまって。外川の街は、完璧な漁師町。海から急な坂があり、そこに漁師の家が所狭しと建っている。道も狭い。カーナビの示す道を進むと、確かに道はあるが車幅より狭い「路地」切り返して後戻りをすること二回。なんとかたどり着く。時刻表を見ると、15分くらいで電車が到着。1時間に一本あるかないかのダイヤなのでラッキー。この後は「鉄写真」が続きます(笑)思ったより乗客が多くてビックリ。やはり正月休みだからだろうが、観光客が多くて。でも、外川でどこに行くのだろう?なにか、観光の対象があるのだろうか。この外川駅は、ず~~~~と前の「朝ドラ」「澪つくし」で登場した駅。沢口靖子がヒロインで、相手役が川野太郎。その説明の看板が駅前には有ったけど。そして、銚子電鉄は、これまただいぶ前に「乾電池だけで電車は動くのか」の実験をした鉄道。その後、資金難から保安設備の更新ができなくて、廃止の危機にも晒されたけど。沿線の人たちや、鉄道好きな人々の支援もあり、なんとか廃止は避けられて今に至る。運営資金を捻出するために、「ぬれせんべい」を販売したのも当たり、隣の「犬吠駅」は、犬吠埼の最寄り駅でもあるが、駅自体が観光対象になっているほど。寄りたかったけど、車の駐車スペースが無くて断念。帰路につく。往路は、都内を通り、京葉道路から東関東自動車道を使い、潮来で降りて利根川ぞいを下るコース。カーナビでもこのルートだし、空いていれば時間的には早いコース。確かに元日の今日は渋滞もなく順調。しかし、実際の施工時には普通の平日となるので、都内を通らないコースも下見。でも、銚子から潮来までは同じコース。銚子市内を走って、銚子大橋へ向かう途中で、漁港の方で鮮やかなものを発見。寄り道(笑)それは、漁船に掲げられた「大漁旗」真っ青な空に、鮮やかな色が映えて、美しい。港に停泊中の漁船全部に掲げられている。たぶん、正月用の「飾り」。中には「高知県」と書かれた船もあり、洗濯物も「掲げられ」。どんな魚を追って来たのだろうか。潮来で、左折すれば来た道の東関東自動車道。しかし直進。茨城県の霞ヶ浦を通るルート。地図で見ると、都内ルートと比べて道のりに大きな差がない。さすれば渋滞が避けられそうなのは霞ヶ浦ルート。霞ヶ浦の東岸を通って土浦に出る道。その途中に霞ヶ浦大橋があり、その手前に「道の駅 たまつくり」。ここで、休憩と中途半端だった昼食の追加。時は既に16時近くだったけど。食べたのは天ぷらそば。しかし、こんなポスターが行方名物となっているが、この地はもともとは「玉造町」だから「道の駅 たまつくり」だと思うが、おそらく合併で「行方市」になったのだろう。「行方」は「なめがた」と読む。地名表示は「行方市玉造」だった。さてさて、このメニュー「鯉のぽたぽた焼き丼」。旨そう。「私、鯉ダメなの」「え~~~鯉って食べられるの?」と、言われたことあるけど、この調理法なら大丈夫なんじゃない?しかし、残念ながら、正月はレストラン部門が休みで食べられず。なので、軽食部門の「そば」でした。しかし、気になるメニューなので、近い将来リベンジします。どなたかご一緒していただける方いらっしゃいませんか?特に「私、鯉ダメなの」な方を募集します(笑)でも、「私、鯉大好き」って方でもかまいません。本当に、募集します。腹も満ちて、出発。土浦市内も無事通過、土浦北インターから常磐自動車道、外郭環状道路、首都高速大宮線を渡り帰宅。ひとりドライブな、平成21年の元日であった。初詣に行けないな。明日は明日で用事あるし。夜中に詣でる気もしないし。ま、いいか。
2009.01.01
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おめでとうございます。 房総半島東の端っこ。 犬吠埼です。 銚子での仕事を1日繰り上げました。 元日に仕事で動いたのは初めてです。 今年が良い年になる前兆だと受け取ります。 さて、帰路につきます。
2009.01.01
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