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大阪で鉄骨造2階建て本堂を設計しています。2階に本堂、1階には会館・ラウンジ・寺務所・便所などが配置されます。本堂は間口6.5間、椅子席で約150人が座れます。気楽に入ることができる開かれたお寺が住職の希望です。外観模型を作り、お寺へお持ちしました。「わああ、かわいい」女性スタッフから歓声が上がりました。「屋根の軒をもう少し深くしてもらえませんか」は住職。「工事予算が限られているので・・・申し訳ありません」「ただ、1階より2階を持ち出して、お寺らしいバランスにデザインしています」「・・・・」「お寺は頭でっかちで、アンバランスな形をしていますよね」「工事費を抑えて、お寺らしいデザインをしているというわけですね」「それに、2階持ち出し部分の下は雨にぬれずに歩けます」「なるほど」【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Feb 26, 2016
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名古屋市の曹洞宗 久松寺の庫裡を造っています。木造2階建てで、1階に客殿、寺務室、配膳室、書院、2階に住職のお住まいが配置されます。この工事に先駆けて、既設本堂の耐震補強工事、開山堂の新築工事が完成しています。そして、現在、山門も新築工事中。ということは・・・境内の全伽藍の設計を手がけたことになります。本当にうれしい限りです。庫裡新築工事は、岐阜県郡上市の澤崎建設が施工を担当しています。現場に足を踏み入れると・・・「先生こんにちは」監督が歩み寄ってきました。「たくさん職人さんが入って、活気があるねえ」「大工が6人と・・・今日は設備屋が何人か入っています」「住職は現場をよく覗かれますか」「ええ毎日。夕方は一緒に現場をぐるっと回ります。建築に詳しいので、いろいろ質問されますよ」実は5年前、この監督に古民家再生を担当してもらいましたが、その時は、正直頼りなかった(笑)。でも、今では自信をもって現場を差配しています。私の周りで、木造や和風建築を愛する若い人材が育っています。とてもうれしく思います。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Feb 19, 2016
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昨年暮れ、東京都練馬区のお寺から全伽藍建て替えのご相談を受けました。早速、私が現地に飛び、住職ご夫婦とお会いしました。そして・・・今年の1月にマスタープラン作成をご依頼いただきました。「総代に伽藍建て替えの相談をしたら、どんな建物が造りたいのか?いくらかかるのか?を早く示してくださいと言われちゃって。そりゃそうだよね」は住職。最近は、住職のお考えをまとめ、工事費の概算を算出する「マスタープラン作成」の依頼を受けることが増えました。「将来、建設委員会が発足して、正式に設計監理契約を締結していただければ、マスタープラン作成費用は、設計料に充当します」「なるほど。設計料の前払いになるわけだ」マスタープランのご依頼を受けてから2回打ち合わせをしたところで・・・「建築基準法とインターネットで得られる情報だけでは不十分なので、川島を練馬区役所へ行かせて、事前相談を進めます」担当チームのリーダー、前嶋から報告を受けました。弊社では、9人のスタッフが3人づつの3チームに分かれて作業を進め、それを私が統括してチェックしています。設計事務所の仕事は、お客様との打ち合わせ、申請、コストコントロール、現場監理と仕事の幅が広いのが特徴です。しかも、最近はお客様の知識が増え、ご要望が多様化しています。法令や規制を受ける範囲がどんどん増え、申請は煩雑を極めます。さらに、建築コストは経済状況に応じて変動しますし、工事中は頻繁に現場を訪れチェックしないと心配です。そんな状況を考えると、ひとりやふたりの少人数で作業を進めていては、とてもお客様の求めるスピードや密度にお応えできないのが現実です。「いろいろあったようですが、今の配置計画で進められそうです」東京の川島から電話連絡を受けた前嶋から報告を受け、ホッと胸をなでおろしました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Feb 17, 2016
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静岡県のお寺から本堂客殿建て替えのご相談を受けました。「護持会の総会に参加してもらえませんか」は住職。「私は何をすればいいですか」「役員会では、10年来の話し合いの結果、新築で話を進めようということになったんです。ただ、まだ檀家の中には、本堂は耐震補強でいいと思っている人がいます。皆さん、多分わかっているとは思うんですが・・・。専門的な立場で本堂の構造について説明してほしいんですよ」このお寺の本堂は築300年以上経っていて、雨漏りや構造材の傷みが目につきます。もともと茅葺きだったこともあり、小屋裏の構造も脆弱です。そのため、耐震補強は難易度の高い工事になり、新築以上の工事費が必要になると思われます。本堂には70人以上の檀家が集まり、会議が始まりました。マイクを回されたので、本堂の構造と現況、耐震補強工事の難易度の高さなどを説明しました。この後、新築する場合、工事費はどのくらいかかるのか?一軒当たりの負担はいくらになるのか?などなど質疑が続きました。しかし・・・本堂は耐震補強で!という意見はついに出てきませんでした。「今日のところは一応、新築で進めるということだけは認めてもらえたということでしょう。菅野さん、計画案を作って概算を出してください」長い道のりになりそうですが、新しい一歩が踏み出されました。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Feb 15, 2016
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和歌山県有田市の西山浄土宗 心光寺で客殿・庫裡を造っています。現在現場では、本堂と客殿の建て方が進んでいます。「そろそろ銘木類を決めてください」は工事を請けている中村社寺の現場監督。銘木屋さんは岐阜の河合銘木を使います。早速、お店へ行きました。「玄関ホールの飾り棚の床柱は、赤松の皮つき丸太ですよね。これはいかがでしょう」「太さはいいけど・・・艶がないよ」「まだ仕上げしていない状態ですから。これからワックスをかけて艶を出しますから大丈夫です」「それなら結構」「客殿 床の間の框は欅の春慶ですよね。塗ってみましたが、こんな感じでいいですか」「いいねえ」お寺の現場監理では、銘木の選定が欠かせません。木は自然の賜物ですから、杢目の具合、色調など思い通りのものが手に入るとは限りません。そこで、銘木屋さんの提案の中から、デザインに一番マッチしたものを選んでいきます。もちろん、イメージとかけ離れている場合は取り替えてもらうこともありますが・・・。長いお付き合いの中で、銘木屋さんも私の好みを飲み込んでくれているようです。いろいろな造り手に恵まれていること、心より感謝しています。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Feb 12, 2016
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千葉県のお寺から全伽藍新築のご相談を受けました。「設計士を選びたいので、プロポーザルに参加してください」実は、プロポーザルには、あまり参加しないようにしています。先月も、愛知県のお寺からプロポーザル参加を依頼されましたが・・・工事予算や要望があまりにもあいまいなのでお断りしようと、お寺へ伺いました。しかし、住職を以前から知っていた上に、強く参加を望まれたので、お断りすることができませんでした。結果は的外れなプレゼンをしてしまい、落選。そもそも、前提条件が違っていたようです(笑)。こういうことになると後味が悪いし、資料づくりにかけた時間が実にもったいない。それに比べ今回は、参加依頼書に、必要な部屋や広さが明記されており、敷地の測量図と住職の案も添付されていました。また、お寺に伺い、より詳しく住職の要望をお聞きすることもできましたし、寺報をいただき、活動の内容、檀家とのつながりも把握することができました。そして何より、住職のお人柄に大変魅力を感じました。「是非参加させてもらおう」私に与えられたのは1時間。内45分が説明で、残り15分が質疑に充てられました。説明してほしい内容は依頼書に明記されていましたが、量が多かったため、少し早口での説明になってしまいました。それでも、参加された7名の方々は真剣に耳を傾けてくださいました。「なかなか魅力的な提案ですね」お褒めの言葉もいただきました。どんな結果になるのか?楽しみと不安が入り混じった気持ちです。【菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。≫≫ 菅野企画設計 HP≫≫ 寺院完成ギャラリー≫≫ Instagram(寺院)≫≫ Instagram(住宅)≫≫ Pinterest◆本社◆ 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3 TEL 0586-84-2003◇関東事務所◇ 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階 TEL 045-264-9160
Feb 10, 2016
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