山田維史の遊卵画廊

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Tadami Yamada's Painting


Tadami Yamada's Painting


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■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


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■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


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■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


■(13)英語訳論文「ムンクの『叫び』の設計と無意識」


■(14)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(14-2)英語訳論文『狐信仰とそのイコノグラフィー』


■(15)英語訳論文『卵形の象徴と図像について』


■(16)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(1)


■(16-2)英語訳論文『夢幻能の劇構造と白山信仰との関係考』(2)


■(17)英語訳論文『モンドリアンの自画像について』


■(18)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(1)


■(18-2)英語訳論文『霧に対する感性の考察』(2)


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■(19-1)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(1)


■(19-2)英語訳論文『エドヴァルド・ムンクの去勢不安』(2)


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■(21)英語訳論文『C.G.ユングの風景画をめぐって』


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Feb 27, 2016
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カテゴリ: 博物学・歴史
 テレビ東京の番組『美の巨人たち』が、会津若松市飯盛山山腹にある奇想の建築、円通三匝堂(さんそうどう)、通称栄螺堂(さざえどう)をとりあげていた。番組自体はつまらないものだったが、私は中学・高校時代にこの地に住んでこの栄螺堂に親しんだ。TV映像で見ると昔とは周囲の環境が変わっていて、個人の所有物件なのでいたしかたないとしても、残念なことではある。
 このブログを始めてすぐの2005年8月24日に、私は栄螺堂について書いている。その記事を以下に再掲することにする。
 また私の別ブログ「山田維史の青空日記・遊卵画廊」の2025年7月4日に英文 ”About the Japanese Meaning of the Double Helix (二重螺旋の日本的意味)" を掲載している。
 ​ 「山田維史の青空日記・遊卵画廊」
 会津若松市の北東に小高い岡のような飯盛山がある。戊辰戦争のとき白虎隊の少年達が悲惨な自刃をした場所である。御存知のかたもあるだろう。
 この山の中腹に正宗禅寺円通三匝堂(さんそうどう)、通称栄螺堂(さざえどう)という大変めずらしい建築がある。寛政8年(1796)の建立である。ある種の建築空間に敏感に反応し、あまつさえ性的昂揚感さえおぼえる私だ。この栄螺堂こそ私の眷恋(けんれん)の建築のひとつなのである。
 外観は六角堂なのであるが、内部はまるでDNAのように二重螺旋のスロープが4層を貫いている。高さは約16m。唐破風の正面から入ると、右回りにスロープが螺旋状にのぼり、頂上で橋を渡ると、下りのスロープがこんどは左回りに螺旋を描きつつ正面とは正反対にある背面出口に通じている。
 まさにDNA遺伝子の二重螺旋構造そっくり。のぼる人と降りる人が顔を会わせることはない。本来、このスロープにそって計33体の観音像がまつられていて、上下一巡すると西国観音札所を巡礼したことになるという、江戸時代の庶民のための簡易巡礼道だった。
 このような〈栄螺堂〉は葛飾北斎の「富嶽三十六景五百らかん寺さざゐどう」や、江戸名所図絵「五百羅漢寺三匝堂」にも描かれ、頂上の見晴らし台から遠く富士山を望み見る江戸の人々のすがたをしのぶことができる。現存するこの形式の仏堂は関東に3棟、そしてこの会津飯盛山の1棟だけである。しかし塔の形は飯盛山のものだけで、仏堂建築としてはきわめて特異なものである。
 私としては、この特異な建築構造の発想の源を知ることに関心が向う。建築学的研究の嚆矢は日本大学理工学部建築史研究室の小林文次教授であろう。私の収集した資料のなかにこの御堂の実測図があるが、それは小林研究室が1965年8月に制作したものである。
 はたして日本人のオリジナルな発想であるか、それともヨーロッパあたりの渡来であるか。
 秋田藩主で画家でもあった佐竹曙山が残したスケッチ帳に二重螺旋の図があり、日本における初期西洋画についての研究者はこのスケッチを洋書からの写しと考えて来た。小林教授はこのもとの書物を1670年にロンドンで出版されたジョゼフ・モクソン(1627―1700)の著書『実用透視画法』の第35図であることを発見した。そして佐竹曙山が1785年に没していることをふまえて、飯盛山の栄螺堂が建立された1796年以前に、二重螺旋構造の建築図は日本の一部の人には知られていたと発表した。しかし小林教授は慎重に、曙山のスケッチと栄螺堂を結ぶ直接的史料は発見されていないと述べている。
 二重螺旋階段といえば、私は、レオナルド・ダ・ヴィンチの発想になるというフランソワ1世のためのシャンボール城の中央階段を思い出す。つい最近(註;この記事を書いた2005年)、NHK・TVがレオナルドをめぐる番組でこの中央階段の映像を見せていた。残念ながらその天才的発想と同じ発想になる建築が、会津若松市に現存することまでは気が回らなかったようだ。  何もかもぶっこわしてしまった会津若松だが、どうかこの建築は建築史上重要なものであることを忘れないでほしいものだ。世界に誇れる建築でありますぞ。そしてもとはと言えば実用に発するものながら、なんと幻想味にあふれていることか。なんだかそのあたりに、実用と非実用とのうまい組み合わせの哲学が発見できるのではないだろうか。私はいまそんな思いに深くとらわれているのだ。
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Last updated  Sep 30, 2025 07:42:31 AM
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Comments

AZURE702 @ Re[1]:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) shiwashiwa1978さんへ  拙作をご覧くださ…
shiwashiwa1978@ Re:山田維史の「蝶」が出てくる作品(07/03) 素敵です。 作品集は無いのでしょうか。
AZURE702 @ Re:「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに)(08/21) 三角野郎(絵本「マンマルさん」)さんへ …
三角野郎(絵本「マンマルさん」)@ 「比叡おろし」(汚れちっまた悲しみに) ≪…【ヴィークル】…≫の用語が、[ 実務と…
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