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2007年01月05日
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カテゴリ: ウマく行く恋愛術
(06・5・10から連載中)

☆君は、真っ暗な闇の奥を手探り状態で進んでいました。

☆「■!!■!!」

すると、目の前に19歳で亡くなったはずの一つ上の兄が現れました。

☆「あっ!!☆和兄さん!!」

すると、☆君のお兄さんは悲しそうに彼を眺めると“あっちへ、行け”とのしぐさをしました。

よく見ると、向こうのグラウンドに■君の背中が見えます。

☆「あっ!!■!!」

☆和「☆哉。お前は、死にたかったんじゃなかったのか」

☆「うん」

☆和「■君とは、もう会えないよ。彼は、死んだのだから」

☆「し、死んだのは僕だよ!!自殺したんだ!!■じゃない!!変な事を、言わないで!!」

☆和「何故、自殺した」

☆「僕は、結婚の夢を何もかも失ったんだ。あの醜いお母さんの血が、この身体に流れているなんてどうしても許せない」

☆和「☆哉。お前は、死んではいない。死ぬって言うのは・・・こう言う事だよ」

光輝く位美しかった兄の顔と身体が、突然歪み膨張すると破裂しました。

☆「う、うわぁぁぁー!!」

しかも、その闇の中に散らばった☆和さんの肉片が“泣き”始めたのです。

☆和「・・・死にたくない・・・死にたくない・・・死にたくなかった・・・」

☆「う、うわぁぁぁー!!」

☆君は、グラウンドをゆっくり歩いて行く■君を何が何でも引き戻そうと闇雲に走りました。

☆君の意識が戻ったのは、彼が自殺を図った3日後でした。

彼の重い瞼が、ようやく開かれると黴臭い天井と☆婆ちゃんが見えました。

☆「・・・☆和兄さんが、僕におかしな言い方をするんだ。■が、死んだって・・・」

☆婆「うぅぅぅ」

☆「!!」

☆君は、俄かに“正気”に戻りました。

彼は、身体に捲き付いていた点滴の管を引き剥がすとお婆ちゃんの静止を振り切り狂った様に病院の廊下を駆け出しました。

☆「■!!■!!嘘だ!!■は、温泉で俺を待っているはずだ!!■!!」

その声は、空しく人気の無い病院内を木霊するのでした。





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最終更新日  2007年01月05日 23時42分48秒
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