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2007年01月17日
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カテゴリ: ウマく行く恋愛術
(06・5・10から連載中)

※今回は、●紀さんをモデルとして“不倫・W不倫妻”の典型的な経過の一例を綴ってみます。

●紀「どうよ?最近の“収穫高”は」

“不良主婦仲間”である☆子さんと●紀さんは、お気に入りのカフェでティー・タイムを過ごしていました。

※彼女達は、“似非フェミニズム”の一種である“分割恋愛”の信奉者です。
「オンナが、生涯1人のオトコに縛られるのは隷属であり損だ=オンナも、恋愛を大量にすべき」との考えです。

☆子「それがね!!昨夜は、もう天にそのまま昇っちゃうかと思ったのよ!!」

※これは、言わば彼女の自己を肯定する為の“決まり文句”です。

●紀「へぇ!!今度は、いったいどんなコなの?私にも、お味見させてよぉ」

☆子さんは、言葉に詰まりました。

本当は、“薬物依存”の為昨夜の相手の男性がどんな顔をしていたかさえ覚えていないのです。

☆子「あー。学生だったから、お小遣いをあげて別れてあげたわー」

●紀「ふぅん。随分、お優しいのねー。前は、飼い殺しにしてたのに。何か変ったわねー」

●紀さんの一言に、苛立ちを覚えた☆子さんは突然衆目の中で怒鳴り散らしました。

☆子「煩いわね!!あんた、私を馬鹿に出来る立場なの!!私に頼らなきゃ、お客も掴め無い癖に!!」

●紀さんは、そのあまりの剣幕にただ呆然としていました。

●紀「・・・そうよ。あんたが、上客を紹介するって言うからこっちはどんだけ我慢しているか」

彼女は、俯いて自らの怒りを隠しました。

●紀「まぁ、私も☆子の恋もいつまで観察していられるか判らないわ。夫の目が、厳しくなって」

その時、背後から突然聞き慣れた声が飛んできました。

●紀の夫「●紀、もう帰ろう」

●紀さんは、ぎょっとして振り向きました。

帰宅が早かったとしても、普段は職場と自宅の往復しかしない彼がこんな場所に立っている事が信じられません。

●紀「あなた、どうして此処にいるの!!」

●紀さんの夫は、無言でぐいと妻の腕を掴み引き摺って行こうとします。
それは、普段の温厚でやや鈍い位の彼とは“別人”でした。

●紀「ち、ちょっと痛い!!第一、☆子さんに失礼じゃないの」

通常は、妻の友人に丁寧な挨拶をする彼が白目を剥きました。

●紀の夫「この女とは、今後絶対に付き合うな!!君の為にならん!!」

●紀「・・・」

彼女は、薄ら笑いを浮かべながら黙ってスコーンを突付いている☆子さんを残して夫の車に押し込まれました。

車内で、夫を質問攻めにしても彼は何も答えません。
ミラーに移った、その青白い顔を見て彼女は“死人”を連想しました。

団地の部屋に入ると、彼は静かに用意してあったものをテーブルの上に置きました。

●紀「これは、離婚届じゃない!!」

●紀の夫「そうだよ。お前は、これが望みだったんだな」

●紀さんは、縁取りのある紙切れを見つめながら「夫は、何処まで私の“して来たこと”を知っているんだろう」と自問していました。

加齢や馴れ合いと共に、不倫・W不倫目当ての一部不良客からちやほやされなくなった彼女はお客の一人だった☆子さんと知り合いました。

有名な幼稚園経営者の後妻である☆子さんは、コースを回りながらいきなり初対面の●紀さんを捉まえて「ねぇねぇ!!私も、あんたと同じキャディをしながら夫を捕まえたのよ!!」と自慢話を始めました。

生活に疲れかかった彼女の目には、☆子さんが憧れの“セレブ妻”として華やかに映りました。

しかも、親しくなってみると彼女が“不倫・W不倫目的の出会い系サイト”で派手に遊んでいたのです。

彼女も、すぐに真似をしました。

ところが、逢うオトコ逢うオトコオタクっぽくて泥臭い“使えないオトコ”ばかりだったのです。

●紀「私、何をやっているのかしら」

彼女は、ラブホのベッドでろくすっぽ満足なエスコートさえ出来ない無表情・無感動なオトコ達を見下ろしながら空しさを感じました。

その時、颯爽とした若い実業家の●聖さん(←○浪さんの架空名)と“回り逢った”のです。

彼とのデートは、毎回細やかな心遣いに充ちたものでした。

しかも、久しぶりに男性から“愛の囁き”を何度も受けた彼女は有頂天になりました。

●聖「君の様な美しいヒトと逢えるなんて、仕事も忘れてしまう」

彼とのSEXは、1度だけでしたが「大切にするよ」「君は、何て奇麗なんだ」「今までのどんなオンナよりも身体が合うね」と溜息を浴び続けて夢見心地でした。

ところが、彼は「俺、心因性のインポになっちゃったんだー」と“友人達”を紹介しました。

彼女は、この事態にショックを受け“オンナとしての自信”を失いかけました。

“友人達”は、口々に●聖さんの世界を股に懸けた仕事ぶりを褒めこう言いました。

友人達「●聖が、●紀さんにだけは“本物の恋をした”って言ってたなー。でも、●紀さんは“人妻”だから身を引かなきゃって悲しそうだった」

●紀さんは、家に帰ると遅くまで残業をこなしている夫の背中に唾を吐き掛けたい気分でした。

●紀「あんたのせいよ!!あんたのせいで、私は●聖さんから“誤解”されて・・・」

彼女は、離婚を熱望しました。

彼女は、●聖さんの“友人達”に毎日相談に乗って貰いながら彼等ともベッドを共にしました。

※彼女も、若い頃はSEXをさほど重要視していませんでした。

しかし、彼女はマスコミが垂れ流し続ける“似非フェミニズム”のこんな情報に感化されました。

「SEXでは、オトコ達ばっかりが“良い気持ち”になっているんだわ」「私は、本ものの快感を味わっていない。夫しか、知らなかったからよ」「何処かに、私に合うオトコがいるらしい。彼とは、最高のSEXが出来るものなのね」

彼女は「これは、●聖さんに抱いて貰うまでの繋ぎよ」「SEXがウマくなったら、●聖さんからよりいっそう愛される」等と考えたのです。

“友人達”から代わる代わるアプローチされると誰とでもホテルに行きました。

そして、一方では「●聖さんから、“浮気オンナ”なんてレッテルを貼られたらマズイわ」と心に弱みを抱きました。

彼等から強請られるままに、口止め料を兼ねたお小遣いを渡し続けました。

かなりあった彼女の貯金は、いつしか底を尽きました。

●紀「これは、夫の貯金だから・・・」

ところが、“友人達”は「離婚専門の、素晴らしい弁護士がいるから」と教えてくれたのです。

その“相談料”は、1回の“メール相談”だけでも数万円単位でした。

しかし、“相場”が判らない(調べようともしない)彼女はその真偽すら確認しないまま遂に夫のお金を引き出したのです。

その頃の●紀さんは、夫と別れて実業家の●聖さんの妻になれると本気で考えていました。

しかし、ローンが組まれるといつの間にか●聖さんやその友人達とは連絡が取れなくなりました。
自称“離婚弁護士”の携帯電話も、繋がりません。

●紀「失恋なんか、誰だってするわー。ドンマイドンマイ!!私は、“恋多き”オンナなのよー」

彼女は、現在は独身美容師の◎屋さんに猛アタックをして不倫中です。

椅子にだらりと腰掛けた●紀さんに、夫は言いました。

●紀さんの夫「いつか、子供が欲しいからって産婦人科に2人で受診して検査しただろ」

●紀「・・・」(←耳に、入っていない)

●紀さんの夫「あの時、医師に言われたんだ。君の身体では、無闇にSEXしたりもしかしたら妊娠・出産すら母子共に“危険性が高い”って」

※●紀さんは、不倫男性の子供を何回か中絶していました。

●紀「俺は、子供は好きだ。でも、結婚した以上生まれるかどうか判らん子供より君に対する“責任”の方が大事だったんだ」

※“似非フェミニズム”が、「オンナをオトコ化」「オトコをオンナ化」させた後で最終的に破壊しようとしているのは★ちゃんのお父さんや■君やこの夫が抱いている“妻(家庭)への責任感”なのです。

●紀「・・・」

夫は、その頃から妻とは「疲れているから」と“手を繋いで”寝ていました。

●紀さんの夫「さっきは、済まなかった。ただ、俺に電話をかけて来たのは間違い無くあの声だ!!あの女の声を、俺は忘れない」

●紀「う・・・う・・・うふぇーん」

彼女は、小さな子供の様に手足をばたばたさせながら号泣しました。

●紀の夫「俺は、今日から暫くはカプセル・ホテルに泊まるよ。君も、落ち着いて自分自身の“これから”を深く考えてほしい。俺は、お前の答え次第だ」

彼は、そう告げると簡単な荷物を持ってとぼとぼと出て行きました。

暫くすると、携帯電話が鳴りました。

●紀さんが出ると、☆子さんのさも楽しそうな笑い声が耳朶を打ちました。

☆子「あーあ!!あはははー。あんた達夫婦漫才が面白くって、あれからお腹が痛くなっちゃった!!●紀、大丈夫だったー?」

●紀「うん。ちょっとした、夫婦喧嘩よ。☆ちゃんに、みっともないとこ見られちゃったわね」

☆子「さっさと、離婚しちゃえば!!大体さぁ、オンナが“生涯、一人の夫に仕える”だなんてオカシイと思うわー。あんたには、若くってピチピチの◎屋さんがいるじゃなぁい!!」

団地の小部屋を見渡した●紀さんは、思いました。

建物に散らばる無数の窓の向こうには、薄給の夫を支えながら生活費や養育費を稼ぐ為に時給数百円単位のパートや内職に勤しむ妻達が大勢います。

●紀「そうよね!!私だって、ここまで来て面白くも無い“社宅妻”なんかやってられないわ。これから、◎屋さんにメールしてみようっと」

☆子「あははー。借金を背負ったまんまバツイチだなんて◎屋さんのあんたへの愛が見ものだわ」

※azareaは、オンナの方がオトコより余程“後に引けない・意地っ張り”だと思います。

●紀さんの様に、オンナ同士の“見栄”に縋って堕ちて行くオンナも大勢います。

ある40~60代の“不良主婦仲間”達は、ヤクザまがいのDVオトコから「いかに多く殴られるか」を競争していました。

傷口が多いオンナが、“より愛されている”と思い込んだからです。

●紀さんは、◎屋さんに14頁分もの長々したメールを送りました。

自分の事・夫の事・これまでの“恋愛遍歴”・☆子さんの暴言に傷付いた愚痴・これからの事・・・。

◎屋「何だよ、これは。面倒臭いオンナだなー」

忙しい彼は、その甘ったるい文章を速攻で“ゴミ箱”に削除しました。






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最終更新日  2007年01月17日 22時08分42秒
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