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2007年06月03日
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小松政夫さんの特集を、視聴しました。


さらには、大人に差し掛かった時に弟子入りされた植木等さんの言葉。
azareaも、同じ“母子家庭”の子供として思い当たる場面が数多くありました。

当時、時代を動かしていると行っても過言では無かった植木さんが無名の青年に申し出ます。

「君は、お父さんがいないんだね。僕を、親父だと思いなさい」

回想してなお、小松さんの目には涙が滲んでいる様に見えました。

azareaも、実の父はいないけれど“男達の背中”に教わるものがありました。
私自身、まだ赤ちゃんだったので父親の記憶はありません。

でも、その分社会の中で大勢の“父親”達を見て来ました。

私は、不倫もW不倫もしませんでした。
“恋多き”女の子達からは、「どうして、不倫しないのよ!!」と詰め寄られた経験さえあります。

でも、世の中恋愛ばっかりだと心が雲って“見えない世界”もある様な気がします。

最近、ちょっとでも“好意”を感じたら何が何でも恋愛と結び付けたがる傾向があります。
でも、人間の感情って味覚と同じでもっと多彩で繊細なものだと実感しています。

ある程度生きて来たら見えるもの、ある程度生きないと見えないものがあると考えます。

働き盛りの営業マン達が、飲めない酒を飲まされてトイレで戻す姿もよくありました。

ところが、そこから出るとすぐに取引先の男性に「俺は、まだ大丈夫ですよ!!もう1件行きましょう!!」と叫んでいます。

そうやって、顧客を喜ばせとにかく話題を繋いで後1件また後1件と売り上げを増やそうとしていました。

あのご主人達は、全員自分達が「どんなに大変か=それは、家族の為=どんなに妻を愛しているか」なんて“説明”しませんでした。

恐らく、あのままご家庭に「あー!!酔った酔った」と笑いながら帰宅されるのでしょう。
その本当の思いが伝わるのは、妻だけだと信じているから。

「バンビーノ」の主人公も、母子家庭の息子さんなんですね。

この伴君のご家庭は“死別”ですが、社会で沢山の父親的な存在と出逢います。

彼等の言葉や後姿から、"伝わったもの"が受け継がれるのでしょう。

azareaが周囲から「両親の離婚の真相」を知らされた時、一つだけ真実として残ったものがありました。

母は、気性が激しい性格です。
祖母も兄も私も、日々些細な事で怒鳴り散らされて生きて来ました(爆)

でも、母はこれまで誰にも 浮気した父(夫)や自分に平然と嘘を吐いて追い出した愛人のワルクチを唯の一度も言いませんでした。(それは、現在も変わりません)

その母の“無言”が、10000の言葉以上に説得力を持っている気がします。


azareaも、生涯実際には対面しないであろう異母姉妹の幸せを心から願っています。

兄も私も、二言目には「あんた達(私達兄妹)は、“母子家庭”なんだからしっかりしなさい」と叱られ続けました。

でも、母から「“母子家庭”にしちゃって、ごめんなさいね」とか「“母子家庭”だから、私は惨めだわ。惨めな子供達だわ」とは全く聞いた事がありません。

親の都合は、親の都合。
子供としてそれを背負える(受け継ぐ)のは、ある意味家族ゆえの特権であり幸福なのです。

azareaは、最近の形式にばかり拘る狭い思想が“家族”にまで及ぶ有り様が悲しいです。
国家から「あなたの生き方は、問題ありませんよ」と“証明”されれば、問題は消え去るのでしょうか。

私は、自分の人生を 自らの判断力で選択したのなら、マイナスの結果も引き取るべきだと思います。と言うか、親御さんとしてマイナスにならない位の信念が大切だと思います。

どんな境遇だって、誇りを持って暮らしていればそのうちに自信が沸いて来ます。

大人になって、一番のきらきらした光景として思い出すのは「摘み食いをして、お母さんから叱られたなー」なんて何気無い思い出ばかりです。

そんな、それぞれのご家庭の風景こそ稀有な宝ものであり素晴らしいものだと思います。





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最終更新日  2007年06月03日 14時43分25秒
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