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って、……お前ら誰だよ? 白い服きて……、精神病院の者? バカ、離せ、いま、ブログ書いてるだろ! 失礼しました。 自分は不誠実な人間の癖に、他人の不誠実は絶対に許せないのである。自分の不誠実は可愛いのである。 ささいな不誠実ならば、いいんだが、事実上、社会的な巨悪は、たいがいにせい、と思う。 オカルティズムの知識の多少なりともある人間ならば、神秘主義的な側面は隠すものであり、上品な人間ならば、常日頃、貧乏しているのが、古くからの古今東西の習いである。昔から、聖なる人々はボロを纏っているもんだ。 神秘主義を金儲けの手段にするほどの罪はない。 それでも、そこいらの占い師の類いならば、まだ、許せるのである。 許せないのは、より上層の神秘主義者である。 世の中って、実は神秘主義で動いている。当たり前のことを露骨に書きたくないんだが、世界の政治経済、金融、……これらの背後には、神秘主義があり、上層を占めている彼等の拠り所は、エイリアンの思想やテクノロジーである。 ケーブルテレビの「古代の宇宙人」の類いの番組や科学チャンネルのディスカバリーを永らくみてきたが、これは、書いてしまっては自分に不利になるばかりだから、これまで触れないようにしてきたけれど、我々は、そろそろ、報じられた事実関係をしらねばならないと思う。 グラハムハンコックさんの「神々の指紋」を読む前から、実は知ってはいたんだ。しかし、グラハムハンコックさんのアプローチは科学的であり実証性がたかかった。 自分が古代シュメールやエジプトの粘土版の海外の真面目な研究書を複数読んだのは、グラハムハンコックさんの影響だった……。 そうして、四十歳くらいのころ、とんでもない事実をつかんでしまった……。これについて、あまり真剣にマジで書くと、ヤバいのである。既に自分はトンデモ的な人間で通っていると思う。ならばトンデモ的な論調で通すしかない気がするんだ……。 手元に資料を揃えて書いているわけでもないから、記憶だけで書いていく。もちろん、資料を揃えてかいたら、かなりヤバいし、ブログの影響力が高まると、自分は消されかねない。だからトンデモ的に書くのがいいのである……。胡散臭いし、眉唾ものだと思って、読み物として楽しんでいただきたい。 ナチスドイツでは、ヒトラーを筆頭に、神秘主義の研究が盛んであった。事実は事実だ。ヒトラーは、エイリアンと、交信していた。感度の 高い髪の毛の美人軍団に、エイリアンと交信させていたのは、事実。ロケットの父で有名なフォン・ブラウンは後にアメリカ時代の同僚の科学者に述べたそうだ。ロケット技術の急成長はエイリアンのテクノロジーに拠っている、と。その同僚科学者の証言を科学チャンネルで自分はみた。 第二次世界大戦、……日本側からみると大東亜戦争ということになるあの戦いは、実は経済学的な戦いであるまえに、呪術的な戦いであった。 神秘主義と神秘主義のぶつかり合いであり、エイリアンからの覚えの愛でたき方に軍配があがっただけなのである。 我々がどんな風にして、人間がどんな風にして創られたか? それはシュメールの粘土版には文字で綴られ、エジプトの粘土版ではヒトの創造風景までが、絵として残っている。誠に残念ながら。 学生時代に旧約聖書を読んだ。あれは、古代の粘土版の類いのダイジェストであり、面白いことに、神という場合、肉体を持ない神と肉体を持った神が登場する。時にはヒトの英雄が神と相撲をとって勝ってしまったりしている……。 旧約聖書の場合もそうだが、現代人が様々な古代の伝説に触れるならば、インドでも中国でも、中東でも、同じころに同じような出来事があった事実に驚いてきたんだ、俺は……。 有名なのは洪水伝説である。 学生時代にインドの昔話を読んでいたら、洪水の話が出てきていた。一組のカップルだけが高い山に逃げて助かったと。洪水伝説は、実は世界中にあって、いや、洪水伝説のない民族の方が珍しいくらいだ。確かアイヌ民族の昔話にも洪水伝説があったはず。日本の伝説では俺は洪水伝説は聞いたことがないが、日本列島にいまのロシアから北海道経由で目の色が青く金髪の人々が入ってきて定住し、縄文を形成したが、モンゴロイドの攻撃で神話は散逸したか。 あ、縄文人って、あの色の浅黒い、ヒゲの人々ではないからね。よくまあ、あんなインチキな絵を書いたものだ。最初の縄文人は、外見は確信に白人そのものでした。だから東北なんかに未だに目の色の青や緑の人々がいるわけでしょ? カラフトアイヌは、未だに金髪碧眼の人々がいるし……。 様々なことで、なぜ、情報が意図的に操作されているのか、怒りを覚える。一番の理由は、民衆に愚かでいてもらいたい、古くからのこの惑星の特権階級の利権の為であろう。 ●衆は愚かに保て 古くから、衆愚政治は統治の定石であり、大の大人までが、ものの本質が見えなくなり品格を失って金カネ金と騒いでいる現状……。 バフェットさんはまだ人品が卑しからず。ビルゲイツの目は既に死んでいるでしょう? なぜ、あれだけ財をなしている大慈善家の目が死んでいるのか? いったい、成功ってなんだろう? ●二十世紀最大の真実 落合信彦 学校で絶対に教えない二十世紀最大の真実は、実際にナチスドイツのヒトラーは、南米に逃げていたこと。 嘘だと思うならば、この辺の内容を落合信彦さんの本やネットで検証してみるとよろしい。ヒトラーって、仲良し(?)だったムッソリーニと並ぶ度に身長が違っていたし、顔も違っていたんだ。死んだのは影武者です。 古代の伝説に戻るが、共通しているのは、洪水伝説の他に、 ●賢い蛇 これです。旧約聖書では知恵の実を食べるようにイブをそそのかす蛇。 崇拝の対象である蛇のようなものと、ヒトの女が交配してヒトの女が身ごもるというパターンも世界中の伝説に共通していて、有名なのは中国の龍と龍の子を身ごもる女の話。 なぜか、世界中で古くから、蛇や爬虫類みたいな生物が崇拝の対象になっている。これが何を意味しているか、自分は高校時代から考えていた。もっと素直に考えたらわかったはずで、実際に蛇のような形のエイリアンが「神」として、きていたと、考えたら、答えは出だし、意表をついているが、論理的に合致したんです、他の方向から調べたことと。 元FBI捜査官でリモートビューイングで有名なジョンマクボニーグルさんを胡散臭いと思う方は多いと思う。サイコメトリーというのは、ある程度、検証したら古くからのヒトの当たり前の能力です。宮城音弥先生の「超能力の世界」(神秘の世界、が確か原題)を読んでいただきたい。宮城音弥先生って俺が尊敬してやまない日本一の心理学者です。 マクボニーグルさんのサイコメトリーによると古代に地球にきたエイリアンは、やっぱり、爬虫類のような生物だったと書いてありました。 問題は、その爬虫類のような生物の意識が、人間に比べて、……うーん、意識というか、生命エネルギーというか、品性というか、そういうのが、かなり、下劣であるらしい点です。 最近では、ダイアナ妃が殺されたし、ケネディも彼等に消された。 ダイアナ妃が彼等の正体について、親しいロンドンでは有名な占い師の女性に話した内容を、その占い師の女性にインタビューしたものを活字で読んだことがある。 ダイアナ妃によると、彼等はもちろん、人間じゃありません。エイリアンです。 この占い師へのインタビューだけでは、自分は勿論、信じなかった。ダイアナが占い師に述べた内容と全く合致する証言が、全く別の国の関係のない人々によっても本や公演やインタビューで述べられていたからです。 ダイアナ妃はなぜ殺されたか? この惑星の特権階級が未だにエイリアンやエイリアンから恩恵を受けている生物である点を世界に暴露しようとしたからです。 ……この辺の問題については、いつか触れなければならないと考えていた。 世の中には原理主義者が多く、自分たちだけの狭い教養で、原典を暗記するほどよんで、まさしく書いてあるままだと考える。 日本にも、右翼の原理主義者がいて、古事記や日本書紀に書いてある内容を、そのまんまだと解釈している方々の存在を最近しって、俺は驚いていたんだよ……。 ●天皇家の秘密 しかしながら、これはあまりにヤバい問題なので、触れない。触れてはいけない問題である。 松尾大生が狂ったと驚いている方々も多いと思う。 これまで書いた程度のことは、おそらくはGoogleしたらかなり世のバカ野郎により流布されていることで、攪乱されつくしており、結局、学校とマスコミのマスプロ教育を受けた我々には信用できなくできている。誠に残念だが……。 え? だからお前ら、誰なんだよ。精神病院に俺を入れるって? 馬鹿っ! 離せクラッ。い、痛いじゃないか。何だいまの注射は? つかむな、馬鹿野郎ッ、おれは正常だァ、そんな大勢で抑えこむなよ、苦しい、く、くるしいよ、あぶばびぶ……
2012.02.29
「あなたはいつも、同じ言葉ばかりくりかえして、とうてい信じられない男だわ」 ……不思議だ、君と逢う夜は、宇宙の中で君と二人きりなんだよ、いつも……。 「あなたの、その手は、見え透いているわ、今までだってそうだった、もうやめてちょうだいな」 愛する、二人が出逢ったのは今夜が初めてのはずだよ。今夜だって、ほら! 「お願いだから、黙っていて! おあいにく様ね、あなたの心の構造がわかったの。私の中の方程式がノーと叫んでいるのよ、その美し過ぎる言葉に!」 僕の方程式はずっと先までいっている、無限軸の連立方程式だよ。詩のように舞う、自由な考えのダンスだよ、そう、さっきの君のようにね……。 「お願いだから、やめてちょうだい。いったい私の何がわかっているか知らないけれど、大好きなフリなんて、もう私、絶対に、振り向きはしない」 君の素晴らしさに気がついてないのは君自身だよ。僕は君という美しい連立方程式の扉を叩く、ただの読者だよ。この本はながい夢物語さ。もう少し酔っていたいね。 「上手なことばかり言って、他の女に囁いてあげたならば、どんなに喜ぶかしれないけれど、もう私、わたし、あなたに振り向きはしない」 答え……はいつも夢の中、……意識では拒んだって、ほら、君の無意識が夢を見ようと話してくれているんだよ、人生もまた、夢さ。 「話す相手が違うでしょう? 誰がもっとロマンチストの女の子をダマすといいわ」 ほらっ、君はいつだってそうやって、僕を試す。試さなくても、いとし過ぎる夢なのに……。夢から覚めたら待っているのは、明日の朝日で、朝日の中、二人で歩こうね。 「答えは、いつも夢の中、……あなたそういっていたわね、……だけれど、夢は幻よ。けして真実ではないウタカタなのよ」 明日のために夢みる準備をしている二人じゃないか。けして明るい日差しの中では出逢えなかった二人がこうして、今、君とぼくが開く、真実への甘い準備……。 「出逢ってしまったのが間違いないだったんでしょう! あなたは嘘つきで、真心のないヒト。おかど違いもタイガイにしてほしい。お願いだからアッチへいってほしいの」 おかど違いは、恋のルールだよ。君は常に意外で、今ぼくは意外性の海を泳ぐ魚さ。魚を愛さない海などいないよ。君は海。 「美辞麗句もいい加減にして。わたし、心からあいしてくれる人が欲しいだけなのに、あなたに堕ちてしまって、……後悔しているのよ。もう抱きしめないで、お願い」 ……こころの中のつぼみの花が、枯れて、また咲き誇るときに、魂は蘇り、君はまた女神に帰るのさ。今夜の君はまるで女神そのものではないかい? 苦しいこともつらいこともあった。全部ぼくが今夜、受け止めてあげるからね、ほら……。 「受け止めきれない過去もあるでしょう? 誰にでも、過去がある。あなたの言葉は嘘ばかりだわ」 言葉が嘘ならば、ほら、こうして、形で証明するしかないだろう? 素晴らしい実験、真実を試すこの二人だけの実験でね……。 「もうやめて、ほら、あなたのささやきは、くすぐりすぎるのよこころを、……いつだって」 じゃあ、もっとこっちにおいで、二人で夜明けのアサイカをたべようね、明るい日の中で、光あるうちに光の中をあるくために……
2012.02.13
うーん、……というワケで、酔っている松尾大生、四十七歳です。ダイセイ、と読むのよ。タイセイでなくダイセイね。お粗末様です。 酔っている松尾ですから、いつもみたいに「電脳バーまとりっくす」も、やれません。あれ、けっこう、実はエネルギーいるんだよ。嘘だと思うなら、ああいうの書いてみるといい。だいたい書けないから! さて、と、……どっこらセックス、……と。 酒を飲むと自画自賛になる魁偉なこの性格を知っているから、飲酒した時のブログ書きは避けていたんだけんども、まあ、たまには、よかっしゃかい、……てぇな感じで書いてるワケだよ、峰不二子くん。 石川五右衛門くんに、次元大介くんはきているかな? 銭形のとっつぁんは? あなたが男だろうが女だろうが、オカマだろうが、まあ、変わっているのはお互い様なワケだよ、……おれの知ったこっちゃないべ? まあ、どうせ変人どうし、同類あい哀れむで一杯やりましょうや、旦那! 昔のお嬢様ァ! 美男美女くん。 さて、なにを語ろうか、友よ。 いろんな苦労があるのは、お互い様だべさ? そりゃおれだって毎日たいへんでやんの。そりゃそうよ。家庭は他人同士が暮らす巣だし、社会は家庭ほどじゃないが他人同士の大きな巣だかんね。 歌でも歌うかい? 今度いっしょにカラオケいこうよ! おれ? 歌はあんまり上手くないそうだけど、自分では上手いと思い込んでいる馬鹿なわけで、その手の馬鹿という点では、気が合うかもしれないね。ジャイアンくん。 だれでも心にジャイアンを持っているわな。そんなことはないと思いながら、みんな自分は可愛いからさ。自分ったら、愛されて当たり前だの缶コーヒーだと勘違いしてるもんね。おれも含めてね。 その自己愛が、セールスマンやキャバやクラブのねえちゃんや面接官に騙される弱点だから、ま、気をつけることだよ、明智くん。ホストクラブにも気をつけてね。 おれなんて、時々、クラブいくけんど、実際、モテモテなわけだよ。すっかり調子こいて、俺って凄い、か~わ~い~い、と舞い上がるわけだが、実際は遊んでいるのよ。誉められたら、舞い上がっておかないと、損だべさ? 誰がこんな下品で汚いだけの見かけ通りのオヤジを誉める? まあ、クラブは仲間のお金でたまに行く程度だよ。最近は路上のナンパもしていないよ、残念ながら。 よく、全国から、電話くるよ。Skypeとか。 いまはさ、みんな悩んでいるわけでしょう? 様々に悩んでいる……。恋人のできない悩みもまた、ある。 なぜ恋人ができないか? 自分の胸に手を当ててよく揉んでいただきたい。答えははっきりしている。男は胸もむなよ。 ●魅力を出せないから ……であるわけだよ、きっとね。 そりゃ、人間である限り、どんな人間にも魅力はあるべ? 俺みたいなこんな汚いオヤジにも確かに魅力あるんだべし、ベックにも、町内会のドラネコのポニョにも魅力はあるんさ。 よっこらセックス、……と。 かなり酔いが回ったね。ほろ酔いで長生きしたいね。 今日は母の見舞いに琴似の街に行ったついでに、琴似のマックスバリューで、「米だけのやさしい思いやり」という純米酒を買ってきたよ、ルパン三世くん、……。これがなかなか美味くてさ。安くて美味いんだよ。埼玉県のお酒さァ。 もてたい? そりゃ、だれだってもてたい。俺だってもてたい、愛されたい……。 そこを逆手に取ることが第一条件だよ。 だれだって、愛されたいし、認められたい、承認されたい、わかってほしい、一人にでも、心からわかってほしいのが人間ですわ、実際。 わかったフリならば誰だってできる。心からわかることが、わからなくても、その姿勢が大切です。 ヒトは自分を知るもののために命すら惜しまない生き物ですわな。 異性にならば、よく話しを聞いた上で、 「いろいろあったにしても、そんなあなたが大好きだよ」 ……こういう。好きでもないのに簡単に好きだと言えるのはボーダーラインですから、好きじゃない相手には言わないのよ、ふーじこちゃん。 好きだとアピールすることが大切です。アピールするにはドキドキするし、どうせふられるだろうと、恐怖も芽生えるだろが、アピールするんです。 ああ、本当に酔ってきた。続きはまたね。おまたがお待たせ、ね!
2012.02.13
午前中、ある助成金の書類を仕上げて、午後は外回り。札幌北職安と、札幌北社会保険事務所にいきました。 北職安での待ち時間、携帯に過去にきた友人からのメールを読んで笑っていました。特に面白いのは友人でもある俺と同年代の社労士からきたメール。 「世界はフリーメーソンに支配されている」だの「闇の勢力」だのにやたらと詳しい男です。最近、彼に誘われてススキノのクラブ(踊る方のクラブです)に連れていかれました。 ススキノのブーティーという店で、一階が踊るスペースで、二階が、談話できるスペースになっていて、ソファーなどが並んでいる。独身の彼がよく通う店らしく、「ここのピザはうまいぞ」と二階で、外国人の作ったピザを食べたら、これが本当に旨い! ピザを食べながら話す内容も、またいつもの、陰謀論だの日本民族の優秀さに関 することばかりで、クラブの雰囲気と合致いたしません。彼はピザを片手に語り始めました。 「松尾さんは知らないと思うけど、現代の世界は、フリーメーソンやイルミナティといった秘密結社に完全に支配統制されているんだよ」と真面目な顔。「金融から宗教に至るまで、完全に彼等に統制されている。彼等は悪魔教の信者で、薔薇十字などが悪魔教の代表的なものだ…」俺は、また始まったと思いながら、ピザを奢ってもらった手前、のんきに頷いて「そういった情報、どこで手に入れたの」と尋ねると、「Googleだよ。ただね、Googleも最近は闇の政府からの支配を受けている形跡があり信用できない面はある。書籍でも研究している」あくまで真顔です。 「松尾さん、現在の国際政治や国際金融、特にアメリカにおいて顕著なのだが、…これらは全て、悪魔崇拝をする者たちが完全に牛耳っているんだよ。太平洋戦争にしても、あれは、日本の自尊自衛の戦いだった。だまされて戦争に巻き込まれて、最後は原子爆弾だろ。過去においても未来においても、原子爆弾を使えるのは悪魔だけだよ」 「でも、日本は中国や朝鮮半島で、ひどいことしたし、…」などと俺が口ごもっていると、「朝鮮半島に関しても、中国に関しても、ロシアの脅威から日本を防衛するための進出だった。ロシアはすでにウラジオストクまで南下していた。日本が朝鮮半島を併合して守らなければ、今ごろ朝鮮半島はロシアのものになっているよ。アングロサクソンの植民地支配がどんなに酷いものか、松尾さんも知っているだろ?」 「話には聞くね。アフリカなどでは、現地人を人間扱いしなかったらしい。まともな家も与えず、ほとんど家畜扱いだったらしいな」と俺が調子を合わせると、彼の目は爛々と輝いて 「そうだろう? 聞いているだろう? 明治維新後、日本政府は、朝鮮の朝廷に近代化をはかって共に欧米人と戦おうと、お願いしたんだよ。それを朝鮮の朝廷は相手にしなかった。そうしてウラジオストクまでロシアが来て、日本はやむを得ず朝鮮を併合した。朝鮮半島を取られると今度はロシアが日本に進出してくるのは明確だった。 台湾もそうだが、朝鮮にしても、日本に併合されていなかったら、インフラや教育が整わず、現代の成長はなかったろう。彼等には統一された文字すら、なかった。朝鮮の一地方の文字を、工夫して、朝鮮半島の国語、つまりハングル文字にしたのは実は日本人なんだよ」 だからどうしたと思いながら、ピザを食べ続けていました。俺が「じゃあ、南京大虐殺は?」と聞くと「そもそも南京大虐殺など中国政府の捏造で、当時の南京においては一般庶民に姿を変えた一部の抵抗勢力との戦闘はあったが、三十万人などという数字は、でっち上げもいいところ。便衣兵と言われる中国の軍隊との戦いで死亡した中国人兵士は少数いたが死亡したのはせいぜい数千人だ。日本の兵士だって死んでいる」 それから、延々と、日本民族の優秀性や、現代日本はアメリカの植民地にされているから独立せねばならないだの、こっちに情報がないのをいいことに色々としつこく語るので、俺はウンザリしてきました。 だいたい右翼がクラブに通っているのはおかしい! そこで面白い案を思いつきました。去年の暮れ、大学の後輩に連れて行かれたホモバーを思い出したのです。南六条にあるのですが、一つのビルに入っている店が、ほとんど全部、女人禁制のホモバーという場所があります。 考えてみると、ここから近い! 早速、「安くて面白い店あるからいこう」と、ホモバーとは言わずに、その店に彼と赴きました。店の中は、ほぼ満員。カウンターを詰めてもらって、座りました。俺と彼以外、全員ホモ。外見はみんなまったくの男性です。友人の社労士は、まわりの客から親切にされたり色々とゲイ特有の気配りをされて上機嫌です。まわりの客や髭面の「ママ」相手に、相手がみんなゲイとも知らず、大いに日本と世界について語っておりました。 二時間ほどして、すっかり周囲と打ち解けて名刺交換などしている機嫌のいい彼に「俺、帰るから、ゆっくりしてって」と立ち上がりました。「おう!」と本当に楽しそうに周囲と話している彼に、俺は店を出がけに「どう? ホモバーっ て面白いだろ?」といって帰途につきました。その時の彼の驚いた顔! たまりません(^-^)ノ~~ あとからメールきて、「あんなに驚いたことは、十年ぶりだ。いつも使っていない脳が活性化された。ゲイの奴等なかなか知的で面白い! 気にいった。またいく」そのメールを今日、札幌北職安 で見て、思い出し笑いしていたのです。ゲイで右翼…。今度は新しく生まれ変わった彼と出会えるかもしれませんね
2012.02.03
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