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2004年10月26日
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カテゴリ: 沖縄関係
 引越しとは、村越・寄人とも呼ばれ、移民や移住の事。
土地は肥沃で、とても良い場所だったが、マラリヤの猛威に、人口が増える事が無く、繁栄しなかった。
 そこで「1686年」名蔵川口北方の高台に移転計画を建てた。
がしかし、そこでもマラリヤの猛威に遭い繁栄はしなかった。

 「引越(ヒック)し節」

1、名蔵(ナグラ)てぃる島(スィマ) ぬはしぬ ちぢ やたし いちやたが 昔(ンカシ) 知る人(ヒトゥ)や 居(ウ)らん エイ スリ マタン スリ

2、ゆかてぃしみ ぬはしぬ 生(ム)い頂(ちぢ)や島立(スィマダ)ちやならん 急(イス)ぎ 元村(ムトゥムラ)に

3、越(ク)しゆたいありば 御検使(グキンスィ)ぬ故(ユイ)に目差主(ミザスィシュ)みしょうち頭主(カシラシュ)ん拝(ウガ)でぃ

4、二十村(ハタハラ)ぬ 人夫(ニンブ)御雇(ウヤトゥイ)しまち 名蔵野(ナグラヌ)ぬ 広(ヒル)さ 空原(ンナハラ)どぅやたし



 訳意

 名蔵と言う村は、「ぬばしぬ」(毒性の有るクワズ芋)が一面に生い茂っていた原野でした。過ぎ去った昔の事を知る人は居ない。
 良き村を建て、住み良い所と思ったが、クワズ芋のはびこる所には、村建ては不適当だ。急いで元の村に戻る方が良い。
 移住したい希望があるが、「御検使(行政上の指導監査官)」の故に目差主も出頭して、頭主も実地調査に立ち合われた。
 20を数える村から、人夫の申請もして、王庁の御許可となり、名蔵の広い原野(荒野)であったが、「しどぅ垣(猪避けの垣根)」も積み終わり、原垣の棚も結い立てたので、各自の畑ごとに「かんだ芋(さつまいもの一種)」を植え込ませた。


 「くわず芋」は、観葉植物として、現在販売されているが、この根はとても強く、繁殖力も強く、大岩の隙間からでも、生える事が出来る。林野にびっしり生えていると、うんざりするくらい。
 茎を切ると、痒い汁を出し、根が少しでも残ると、そこからどんどん生えてくる。
 汁は、根にも有り、強い酸を出し、雑草の中でも、かなり手強い植物。
 そんな「くわず芋」を駆除しながらの、開拓はとても大変な事。
 マラリヤ・原野の開拓。今有る村の殆どがここから始まる。
泡盛Tシャツ【八重泉(やえせん)】 くわず芋(クワズイモ)M ガジュマル(8号)





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最終更新日  2004年10月26日 11時43分21秒
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