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2005年01月03日
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カテゴリ: 沖縄関係
 昔は旧暦の正月であったが、明治中期頃から公務員の家庭で新暦正月が始まる。
 次第に普通民家に及び、大正末期には石垣市では沖縄本島の寄留民の一部を除く殆ど全体的に新正月をするようになる。
 昭和10年頃から、各地方離島も一般寄留民も、新正月に改善される様になる。

 現在の一般家庭での正月飾りと変わらなくなる。

〔門松〕
 旧正月では、
 三つ盛砂の松飾り(高さ40センチの砂盛を三つ作り、40センチの若松の枝を一本づつさして門松飾りにする)
 聯(れん)門柱に貼る紙の札(文字は、「五雲迎暁日」と「万福集新春」)


 門口日の丸・松竹を門の両側に立てる

〔床の間〕
 旧正月では、
 花米(ハナングミ)餐立(コーダテ)28個で囲み、七回洗った米の上に、大きな黄色煎餅を二枚立てその間に橙(だいだい)・昆布・木炭をのせる(昆布は筒状にし、木炭は丸い物を選び紅白の紙をまく)
 〔黄色の煎餅は、太陽と月の象徴
  餐立(コーダテ)28光は、28星座の象徴
  花米(白米)は、白砂で(島・陸)を象徴
  橙は、代々末永く栄えるようにと祈る意
  昆布は、筒状に丸め紅白の紙で帯の様に飾りつけ、「よろこぶ」が幾重にも重なりますようにの意(海の幸)
  木炭は、紅白の紙で飾りつけ、食物を煮る大事な火種用で「たん」と幸福が来ますようにの意(山の幸)〕

 餅飾り(カザリムチ)三方に黄・赤・白の紙を敷き三つ重ねの餅をのせる

  赤色紙は、長襦袢(赤スディナ)の意
  白色紙は、肌着の意
  と言う説と昔の冠位の順位の象徴とも言う〕

 新正月では、
 二段重ねの鏡餅を白紙にのせ、昆布・ウラジロ・みかんをあしらた飾り餅(花米飾りは廃止)

   裏白(ウラジロ)は、葉が繁るので豊穣を表し、シダ類は齢(よわい)を重ねるを示し、縁起を意味する
   ゆずり葉は、新芽が出てから、古葉が落ちるので相続人が成長するようにの意
   海老は、ヒゲ長く腰が曲がるまで長寿の意〕

 つまり、天地自然を表し、山海の幸を揃えて祝う





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最終更新日  2005年01月03日 14時27分36秒
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